柳楯神事の神事巡行最後に阿波須神社に運んで参拝する
そしてこの市原台地を降り古代道を通り五所町民館で翌日、
飯香岡八幡宮の氏子に迎えられ神社に入り祭りは始まる。
この場所阿波須神社は歴史的にすごい。
飛鳥時代に生まれた上総の国の国府は市原郡市原台地にあって
平安時代には大国になり、そして『更級日記』の作者菅原孝標女
が京への旅立ちの地として有名でここらあたりを市原台地という。
又この阿須波神社には万葉歌碑があって、碑には「庭中の阿須波の神に・・・」
上総の和歌続部諸人が防人として九州へ旅立つときの歌。とある。
阿須波の神は旅の安全を守る神だそうだ。
万葉集には三首もの歌が市原から入っているとのこと。
本当に古代ロマンが満ちている。阿須波神社の下から西の東京湾方向に
古代道路の跡が延びており、ここから『更級日記』の菅原孝標女が
『万葉集』の防人が歩を始めた道だ。
想像しながら祭りの用意をしている通りを駅へ歩いた。
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