兵庫・芦屋 読書会「小田実を読む」が集い
山下氏参加
阪神・淡路大震災30年によせて被災の経験や被災者生活再建支援法をつくった運動を若い世代に語りつぐ集いが18日、兵庫県芦屋市で開かれました。読書会「小田実を読む」が主催しました。
元朝日新聞記者の白石憲二さんが当時の状況を報告。画家の玄順恵さんが、夫で作家の小田実さんが被災者の生活再建には公的援助金が不可欠だと「市民=議員立法運動」を始め、1998年に支援法が制定された経過を振り返りました。
集いに参加した日本共産党の山下芳生副委員長は、何度も現場を訪ね小田さんとも率直な議論を交わし、国会でも超党派の議員で勉強会を開くなどしたことを紹介。その後の改正にもふれ「議員と市民がスクラムを組めばどんな分厚い壁もうち破ることはできる」との実感を語りました。
小田さんと運動を進めた山村雅治さんが「この国には『自助努力』できない、あえぐ被災者が数あまたいる。今こそ公的援助金の飛躍的な増額を」と訴え拍手が起こりました。社民党の大椿裕子参院議員、新社会党県本部委員長の粟原富夫神戸市議も発言しました。
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