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能登支援 抜本強化を

2024年12月29日 16時34分38秒 | 一言

地震と水害被害 仁比議員が迫る

参院災害特委

写真

写真)質問する仁比聡平議員=23日、参院災害特委

 日本共産党の仁比聡平議員は23日の参院災害対策特別委員会で、今年1月以来の能登地震と水害について、これまでの支援の延長線上ではない抜本的な強化を求めました。

 仁比氏は、この間の輪島市長の住民懇談会で、被災住民から「仮設住宅が狭くて大変」「裏山が崩れたが仮設に入れない」「被災前の小中学校に通える見通しが立たない」「田畑の被害への補助も受けられていない」などの声があふれていると指摘し、「これまでの延長線上でない抜本的な支援の強化を」と迫りました。

 坂井学防災担当相は「十分先が見えない実態は事実だ。住まいや生業(なりわい)の再建、福祉など生活に関わるところに(予算を)しっかり使うことが“見捨てていない”というメッセージになるかと思う」と答弁しました。

 さらに仁比氏は、輪島市で25%(11月末現在)にとどまっている被災家屋の公費解体について、「元日に壊れたまま、風雨にさらされ、大切なアルバムや使える家財もそのまま埋まっていることは本当につらいことだ」と述べ、実施計画の前倒しを求めました。

 勝目康環境政務官は「仮置き場の拡充、海上輸送も含めた運搬先の確保など、物理的な制約もあるが、3月以降公費解体が進むように、県と緊密な連絡をして一日も早い解体完了に向けて最大限の支援を行いたい」と答弁しました。


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