選挙も佳境に入ってきた。何度も書いたので繰り返しの部分もあるが、今回は現役自衛隊員からの声を載せる。7月1日付け共○党 機関紙日刊あ○○はた には3人の元自衛隊員、1人の現役自衛隊員合計4人の声が載せられている。(元の内1人実名、元1人「ひえい」乗員)そのうち1人の現役航空自衛隊幹部の声は以下の通りである。以下引用
“安倍首相は昨年強行した安保関連法で集団的自衛権を行使するつもりでいますが、自衛隊員の中で、海外で武力行使する危険な任務を希望する隊員などいません。多くの隊員がそれを覚悟していると安倍首相は言うがウソです。
確かに私たちは入隊時に危険をいとわず任務に就くと宣誓しました。それはアメリカのために遠く中東やアフリカまででかけて「危険を顧みずにたたかう」ことを誓ったわけではありません。あくまでも家族のいる町、国を守る為に命をかける専守防衛を誓ったのです。米国の都合で命を落とすのは「犬死に」です。
安保関連法成立で入隊者が減り、退職希望者が増えています。だから今、自衛隊が準備しているのが隊員を監視し取り締まる憲兵隊、自衛隊の統制に逆らう隊員を処罰する軍法会議(軍事裁判所)の復活です。
一般隊員ばかりか、同期の幹部でさえ「子どもの時代には徴兵制が間違いなくしかれる」と公然と口にしています。
石破茂・元防衛相が「海外派遣を拒否し敵前逃亡や任務放棄するやつは極刑にする」と発言しましたが、彼らは本気で考えています。安倍首相、自民党が掲げる「普通の国」「国防軍」の完成です。こうした事実を国民に知ってほしい。憲法9条は絶対になくしてはなりません。“
読んで分かるとおり、現職自衛官の危機意識が読み取れます。自民党の今回スローガンは「経済で結果を出す」、しかし、何度も言うが安倍首相がやりたいのは“高度国防国家“であり、“一億総兵士“であり、アベノミクスなど頭の何処にもありません。(エンジンをもう一度ふかすとか言ってますが具体的に何をやるか、8割近い国民の不況感を是正する手段は述べない まさかマイナス金利を更に広げる とでも言うのでしょうか 既に“マイナス金利“で多くの地方銀行は経営に困難が生まれているとも言われています。(“安全資産“とされた国債がマイナス金利-元本割-の中で資金運用に危惧が出ているからと思われますが)
選挙になると“経済“-それもまともなものではない-を話題にし、終われば憲法改正、軍事強国に向かってまっしぐらと言うのがこの間の二回の国政選挙での結果です。今回選挙で自公+お維新で2/3をとるような事態になれば全く表題の様な事を覚悟しなければならないでありましょう。