明日は大阪12区 衆議院補欠選挙の投票日です。候補としては野党統一候補の宮本たけし候補 其の他に自民、維新の候補がいます。ここでこの選挙の重要性について前回投稿でも書きましたが万一にも憲法9条改悪勢力 自民及び改悪という点では轡を並べる維新候補がいる。彼の候補がなにやら福祉関係に理解ありそうな点があると思われている皆さんはよくよく注意が必要である。筆者が思うには宮本たけし候補こそが国政の場所にふさわしい候補であると考える。理由はなにかと言えば
①あの問題になった森友問題を国会で初めて取り上げたのが宮本たけし氏である。当時の維新が国会で殆ど腰の引けた追求しか出来なかった(なにやら後ろめたい?)のとは比較にならない。
②現今にあってあの安倍暴走内閣に対抗するには立憲的野党が統一しなければ勝てないわけでそれをいち早く自覚し自らの衆議院議員のバッジを投げ捨て″無所属″で立候補の決意を示し野党の接着剤に成ろうという覚悟を示した。それによって元々に所属していた共産党(宮本氏は当選しても無所属を貫く決意を示している)の他にも社民党、自由党の支持を受け更に立憲民主党の枝野代表が宮本候補の事務所に駆けつける、又市民への広がりとしては佐高信氏や香山リカ氏、公明党元副委員長の二見氏等々が駆け付ける等、この選挙の重要性を認識した諸氏が応援に立ち上がっている。
所でその維新候補の実態を示すアンケート結果がある。この間の毎日新聞アンケートが出ているがそれによると
ア)憲法9条改正について「無回答」となっておりこの重要問題にボカシで誤魔化そうとしている。
イ)アベノミクスについては「賛成」←物価が上がれば景気が良くなる等理論的には殆ど???を無批判に賛成している。国民の多く八割以上は景気回復を実感していない。景気の真の回復には国民の懐を温める政策、個人消費応援の政策こそが必要で消費税値上はその真逆政策であり、安倍首相の経済オンチぶりをよく表している。
ウ)核兵器の「非核三原則」「持たず、つくらず、持ち込ませず」に対し「持ち込ませず」の見直しについて反対では無く「議論すべきだ」としている。つまりは賛成としか読みようがないが。
エ)今後の年金について給付水準が下がるのは「やむをえない」としている。これは安倍内閣がここ6年間で社会保障費を3兆8千億減らしているがそれと並行して年金給付額をカットしており、以前から政府が言っている消費税は社会保障の為というのが嘘であることに無批判に追随している。知られているように消費税導入後の税収額の7~8割は法人3税(法人税、法人事業税、法人住民税)の減額に回されており、従ってこの間財政再建も出来なければ、社会保障も良くなっていないのは殆どインチキとしか言いようがないわけでそれに無批判な候補が国民生活を守れるわけはない。
等々色々あるが最も重要なのは憲法九条改正問題である。安倍首相という人間は全く恐ろしい人間でこの間、森友関連で財務省職員が命を絶ったがそれについても政府の誰も責任を取らず、又戦闘が行われていた南スーダンへ自衛隊を「戦闘はない」という事で事実上「騙して」出動させた。これについても弾が飛んでくる中、少なくない隊員がPTSDになった模様であるがそれも何の責任も取らない。こういった中で九条改正に「無回答」とした維新候補を当選させるわけにはいかない。何としても明日の投票では無所属、野党統一候補であり国民目線の宮本たけし候補を当選させようではないか。大阪の皆さんに訴えるものです。