17日になりましたが、まだバンコクのデモは解決していですね。
昨日のニュースもこの話題が集中していました。
【タイ】タクシン元首相派のインラク政権は反タクシン派の野党民主党が
主導する反政府デモ隊に今月13日からバンコクの主要交差点を占拠され、
窮地に陥っている。
タイ警察は大規模なデモを排除する能力に欠ける上、排除を強行すれば、
王党派・反タクシン派の影響が強い軍がクーデターで政権を打倒する可能性があり、
デモ隊を野放しにしている状態だ。
インラク首相は昨年12月、バンコクでの大規模な反政府デモを受け、
下院解散総選挙に踏み切った。タクシン派与党プアタイは2月2日投票予定の
下院選で勝利し、事態の収拾を図る方針だが、見通しは暗い。
民主党が選挙をボイコットした上、反タクシン派デモ隊が選挙阻止を掲げ、
立候補届け出を妨害。反タクシン派寄りとみられる選挙委員会は選挙の延期を
繰り返し主張している。
こうした状況の中、何とか選挙までこぎ着けても、当選者の数が下院開会に必要な
定足数に届かない公算が大きい。
デモ隊の排除も出来ず、選挙も解決策にならないとなると、政権側の打つ手は
ほとんど残されていない。
2006年から続く反タクシン派とタクシン派の抗争で、大規模デモが話し合いで
終了したケースはなく、今回も、デモ隊を率いるステープ元副首相(元民主党幹事長)は
政府との話し合いに一切応じていない。
インラク首相がデモ隊の要求に屈して辞任した場合は、選挙管理内閣の辞職は
法的根拠がないとして、反タクシン派が首相を職務放棄で訴える可能性がある。
反タクシン派は2006年に軍事クーデター、2008年に「司法クーデター」と呼ばれる
憲法裁判所によるタクシン派与党解党で、タクシン派政権を倒した。
今回も政権打倒はこの2つがカギを握ることになりそうだ。
ただ、軍事クーデターは対外イメージが悪く、時間はかかるものの、
司法を使った政権潰しにたどり着く可能性がある。
こうしたシナリオに沿ってか、反タクシン派寄りの汚職取締委員会はここに来て動きを
活発化している。今月7日には、憲法裁に違憲判決を受けた改憲案を支持したタクシン派
を中心とする国会議員308人を刑事告発した。
違憲とされた改憲案は、現行憲法の規定で約半数が任命制となっている上院を
全議席公選制に変更する内容だが、憲法裁はこれを違憲と判断。憲法裁は今月8日、
外国政府、国際機関との協定に国会の事前承認を義務付けた条項の改正・緩和に
関する改憲案も違憲として葬り去った。
汚職取締委は違憲とされた改憲案を支持した国会議員を次々と告発する一方、
コメ担保融資制度、総合治水事業といったインラク政権の政策についても、
汚職の疑いで捜査を急いでいる。
チェンマイは昨日もこれといった大きなデモなどの動きはなかったようです。
昨日は、先生の日 ということで大学をのぞくほとんどの学校が休みでした。
また、チェンマイ大学の卒業式を来週に控え、チェンマイコンベンションセンター
では、そのリハーサルが行われています。
いつものような生活に戻るように、バンコクの騒ぎが終わってくれると
いいですが。
今日はここまで・・・・・。
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ありがとうございました