さて、タイ科学技術博覧会の続きです。
会場一番奥のゾーンについてみて驚いた。
何に驚いたかと言うと、次々と来る子供達の大群である。
小学生から中学生の団体が制服姿で会場に入っていく。
横2列にきちんと?並び行進している。そうですよね、
せっかくの科学博なんですから見に行きたいですよね。
今から29年前の1985年に「世界科学技術博覧会」が茨城県
の筑波で行われましたが、そのときの光景を思い出しましたね。
世界とタイの違いはありますが、このタイの博覧会も貴重なもので
それを家から15分という近距離の場所で開催してくれるなんて
実に嬉しいことです。
さて、子供達の団体と共に各種ブースを見学して回ります。
各種団体や会社のブースの中には、子供達参加のゲーム
をしながら科学の仕組みなどを学ぶコーナーが設けてあり
息子も大喜びでゲームに参加です。
石油会社のブースには、エネルギーを発生させるメカニズムを
子供自身が体を使って体験できるコーナーがあった。
自転車をこいでその回転で電気を点けたり、ハンドルを手で回し
それを電気に変えてレーシングカーを動かしたり、ハンドルを空気入れ
みたいに上下に動かし風を起こし風車をまわしたりと、実に楽しく
電気を起こすメカニズムを説明してくれる。
6個あるアトラクションをクリアーするたびにスタンプが押され
すべてのスタンプが押されるとプレゼントが貰える仕組みだ。
息子も楽しみながらスタンプを貰い、なおかつプレゼントまで
もらって大喜びだった。
次のコーナーには大学生のお姉さん達が座って、津波のメカニズム
を説明してくれた。お姉さんの目の前には小さな箱庭が置いてあり、そこには
砂と水が入れてある。
息子がお姉さんの前に座ると、箱庭の中に家、石、木などのミニチアを
好きな場所に置いてと言う。左側に陸、そして反対側が海で、お姉さんが
片手で水を陸に向けて押し出すと津波が起こる仕組みだ。
津波を防ぐために、浜辺に防波堤に見立てた石を置いて、少しでも
波の力を弱めようとしている。そして、家は浜辺ではなく砂山の上に
置いた。津波が来たら高い場所へ避難して・・・というわけですね。
他にも、化学実験室みたいなセットがあり、子供用の白衣が置いてある。
その白衣をきて、実験室のビーカーの前に立ちスタッフが写真を撮って
くれる。お父ちゃんも一緒にと言われ撮ってくれた。
そのあとにゲームが待っていた。
6人の子供が台の上に上がりスタッフのお姉さんがクイズを出す。
それを順番に答えていく、息子は3番目だった。
1回目、お姉さんが6人に向かって質問を出した。1番目は12歳くらいの
女の子でなんなく答える。2番目は4歳くらいの男の子で黙っている。
すると前にいた男の子のお母さんが答えを大きな声で子供に教えた。
みんな大笑い、男の子は無事クリアー。次は息子の番で何か答えた。
その回答は正解のようで次のチャレンジャーに行く。これを繰り返し
答えられずにひとりづつ脱落していく。息子は2回目で脱落した。
しかし、プレゼントに大きなバックをくれた。手には貰ったプレゼント
がたくさんあり、持ちきれなかったので息子とふたりで、クイズに
はずれてよかったな!と喜んだ。
最後まで残った人には、先ほど写した写真と白衣が貰えるとの事。
これは息子の説明で、クイズの質問も答えもお父ちゃんには
全然わからないタイ語であった。
このように実に楽しい博覧会で、息子と3時間あまりを会場内
で過ごさせていただいた。
チェンマイで暮らしてるとこのような大きなイベントに行ける
チャンスがたくさんある。
実にありがたいチェンマイ暮らしであります。
息子に言われました「また、来週の日曜日に来ようぜ」って。
でも「来週の日曜日にはもうやってないんだよ」と言うと
ちょっとがっかりしていた息子でした。
実に楽しいタイ科学技術博覧会でした。
今日はここまで・・・・・。
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ありがとうございました