この日だったからというわけでなく、
昨日(時間的にはおとといか)みたネットの記事でしり買ってました。(今日ほぼおやすみだったんですよ! 何日ぶりかもうわかんないけど)
作者の竜田一人さんが福島第一原発(1F)で働いた経験をもとにした漫画です。
作業や建家の様子はもちろん、
作業員さんたちの日常やどういう労働条件なのかなど、そのへんのメディアよりわかりやすく描かれてました。
怖い、危険と散々いわれてるところがどんなとこか。
自分の目で確かめてやる、という気持ちで原発の仕事をさがす主人公。
そのために玉かけ免許やゆんぼの免許をとったり、
被爆線量についても色々調べた上でハローワークに申し込むなど、とても意欲的でした。
作中でも大野さんというベテランさんが、本当に怖かいなら本気で勉強しろ、と若い作業員に忠告するとこがあります。
作者もインタビューをうけて、メディアによってはこっちの話をきかず、そちらの期待する答えを言わせようとしてくるのもあったみたいです。
危険な原発といえども、中で働いてるのは機械ではなく人。
特別視されるヒーローではなく、普通のおじさんたちが「この職場を福島の大地から消し去るその日まで」地道に働いているんです。
その人たちの苦労を労うような報道をもっとしてほしいなと思います。
書き込みも緻密で、説明も多いので、時間はかかりますがぜひページのすみずみまでじっくり読んでほしい漫画でした。
メヒカリの唐揚げと柑橘アイスたべてみたい。
教えて欲しいですよね(゜-゜)(。_。)
東電から何次下請け、何次下請け
そして末端の危険な作業をする人には
大したお金が回らないと聞きます
イヤな話ですよね
入ってもすぐ仕事がなく数か月待機なんて普通だったようですよ。
いざ仕事が決まると明日からとなるそうです。
そんな下の下の下の請けだから給料も少ないんですが
そこをくよくよしないで転機にかえる行動力が素晴らしいですよ。
原発の話だけでなく他にも通ずる姿勢が描かれてます。
こんなことを知れるのも、実際働いた人が描いた漫画だからですよ。お暇なときに是非。
ちょっとづつですが回復に向かってます。
それが何年かかるかわかりませんが。
これ読んでてむやみに怖がってたらこの方たちにもうしわけないなあと思うところもあります。
考え変わるかもしれませんよ。
2巻の帯には「このマンガがすごい!2015」のオトコ編で4位獲得って書いてありました。
結構注目されていたようですが、私は購入する前日までしらなかったです。
なかなか普通の人が知ることのできない、ブラックボックスみたいな福島第一の様子を知れて、注目されるのもわかります。