九月十三日朝、起床して二階の寝室から居間に下りると、女房が、オンコの剪定にかかり切りの私の気分転換に「ヤマメ釣りに行こうか」と言う。雨天が続き作業がはかばしく進まないので、オンコ⑦の剪定をしたい気持ちもあったが、誘いを受け入れヤマメ釣りに決定。「川は?」「大雨の後だからまだ濁りがある。庶路川と別保川は無理だろう」「徹別川は熊が心配」「じゃぁ、茶路川に決まり」
国道392号(白糠国道)を北上、二股からは左股を進み、いつものルウクシチャロ川に入る。この川は両岸が岩石で増水時でも濁りが少ない。難点は流れが平坦でポイントが少ないことである。左岸には崖が多く、崩落により大量の砂利を川に放出している。崩壊が進めば山の形状が大きく変わる恐れがある。
この時季のヤマメは浅いザラ瀬に出て盛んに採餌するので、ポイントは足元の浅瀬となる。深いよどみは避けるのがよい。アメマスが元気よく食いついてくるが、ほとんどリリース。思いがけないザラ瀬で20㌢のヤマメを釣り上げた。餌は、我が家では女房手づくりのイクラに決まっている。釣具店で売っているゴム鞠のように皮が固いイクラは使用しない。
この日のヤマメの釣果は、18~20㌢6匹を含め、10~14㌢を中心に二人で70匹だった。アメマスはいくらでも釣れるのですべてリリースしたが、最後に18~20㌢を12匹だけ魚籠に入れた。体調のすぐれない私にとってよい気分転換にはなったが、強い疲れが残る一日だった。
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