四月九日、北海道東方に弱い低気圧があるが、日本列島は東西に帯状に伸びる高気圧に覆われ、釧路地方は、晴天で最高気温10℃という予報なので、四月二日と同じ、二番橋二の沢に女房とギョウジャニンニク採りに出かけた。
急斜面を登るうち身体が汗ばんできたため、防寒ヤッケを脱いでザックに入れ、軽装となって二の沢本沢を詰め、まだ丈はあまり伸びていないが、この時季としては生育良好なギョウジャニンニクを採取。 次いで、左側の枝沢上部に移動し、女房はかなりの急斜面を登って要所要所でしゃんがんでいるが、私は、右膝関節に痛みが出て、登るのを諦め、中程のガレ場や、フッキソウの間に隠れているギョウジャニンニクを目当てに、もっぱら緩斜面を受け持った。日当たりのよい場所なので、結構な上物を見つけ、「おっ、こんな所に」と思わず独り言が出る。
岩盤の急斜面では、栄養分が流され土壌が痩せているため、ある程度まで登ると葉は青々としているが細い小さなギョウジャニンニクになるので、女房(写真下段<右>)は岩石が露出する手前で採取を止め、斜面を注意深く下る。
昼食まで少し時間があり、さらに左手の小さな枝沢に移動すると、露出する岩石帯下部の斜面に緑の葉が見えたので、女房に頑張ってもらった。昼食後、久し振りに三の沢に入ったが、土壌の崩落跡はまだ回復していない。本日の収量は二人で1.8㌔だった。
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