みそ汁はたまご入り

群馬の山奥・通称ムーミン谷に住んでいる プライベーターラリーストのライブログ

熱対策

2009-06-12 14:57:06 | 製作・メンテナンス

夏場に向けて定番の熱対策を実施します。

と言っても昨日の話ですが・・・

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定番のサーモスタットとラジエーターキャップです!

何故宮崎の前に交換しなかったのか・・・

理由は有りません。そこまで頭が回らなかっただけです

それでも、宮崎は水温は安定していましたよ!

きつい低速の上りでも拍子抜けする位に水温は

安定していました!

後でログデータを見てもほとんど水温の上昇は見られませんでした!

やっぱり、後方排気になったのでラジエーターがよく冷えるんですかね!

その代わり車内は異常に暑くなりますけど・・・

それでも、東京ラリーのコースは毎年オーバーヒート気味

になるので交換しておきます。

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エボ10からサーモの位置がアッパーからロアホース側に

変更になりました。

つまりエンジンから出た直後からラジエーターで冷やして戻る

側に付いたと言うことですね!

理由はわかりませんが、その方が冷却効率が良いのですかね

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ですのでCT9Aよりは交換が面倒になりましたが、

エアクリーナーを外せば割と簡単に外せます。

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これですね!

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ノーマルとラリーアート製です。

両方とも開弁温度が76,5℃と同じです

温度が低いのはリターン側に付いたので判りますが、

同じ開弁温度とは???

間違えてノーマルが入っていたのかと良く見比べましたら、

違いが有りました!

写真を撮ったと思ったら撮っていなかったのですが

全長が違いました。全長が違うと言うことはどういう事かと

言うとサーモが開いたときのリフト量が違うと言うことです。

ラリーアート製の方が大きく開くのでその分流れる水量が

増えると言うことですね!

ハイカムならぬハイリフトカムと同じ原理です。

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メーカーですから色々テストした結果、ハイリフトサーモに

なったのでしょう

理由は想像ですが、水温が低くなりすぎるとマイベック(VVT)の

作動レスポンスが悪くなる為だと思います。

エボⅨからはサーモの開弁温度が上がりましたからね!

VVTは油圧で動いているので水温&油温の管理が

重要なはずです

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とりあえず水を足して(本番前にレーシングクーラントに入れ替えます)

エア抜きをして強化ラジエーターキャップを付ければ完成です。

話が前後しましたが、交換してからセッティングに言ったのですが

水温は下がりすぎることもなく安定していました!

マイベック(VVT)もきちんと作動していたので問題無いと

思います