病気になってよかったことのひとつに、最悪の事態というのを想定しやすくなったことが挙げられる、と思っています。
今、地震がおきました、さてどうしますか?となった時、どんなことを想像しますか。
私ね、多分想像できないんじゃないかと思うんです。
とりあえず逃げるでしょ、みたいな漠然とした発想が思い浮かぶだけみたいな。
こんな風に呑気に生きていますけれども、元々そういうことをシュミレーションするのが好きなタイプでした。
でも、産後こんなことになるとは全く予想もつきませんでした。
というよりも、実は予想していたんです。
もし私が病気になっちゃったらどうしようと。
主人に、自己血輸血をしておいた方がいいんじゃないか、なんて相談したこともあったんです。
もちろん健康優良妊婦だった私にそんなことはできなかったんですけど。
その後本当に病気になってしまって、私はとまどうだけでした。
そして手助けをしてもらっても、まるで想像していなかった世界が広がり続けました。
良い意味でも悪い意味でも、これを想定しておけという方が無理です。
だって知らない世界なんですもん。
だから、もし地震が起きたらどうするか、などは過去の経験者の方のお話とか、どうすべきなどの指南本を読んだりして、知識を仕入れています。そして自分達に置き換えてアウトプットするのです。
今度、職場から自宅まで歩いてみたいと思っています。
実際に歩くと見えてくるものもあると思うし、何より安心しますからね。
何本の水を持って出てくればいいのか、とか。
靴はこれでいいのかな、とか。
最悪を想定するって、なんか不吉で後ろ向きでダメな人がすることみたいに思うかもしれませんが。
備えあればうれいなし、です。
毎日の生活に安心を持ち込めるという意味で、めっちゃ前向きなつもりなんですけど。違うのかな。
何か良い情報があったら、教えていただきたいと思っています!!