トドママのあるがままに

難病指定を受けている母親です。
笑顔を忘れないように、そんな思いだけでつらつら書きます♪

オリンピックにかける想い

2021-07-20 11:54:09 | 日記

私の中での理解は、オリンピックは平和の祭典でした。

そして私の今目の前で起こっている現象は、戦争の上に成り立つ平和です。

一体、何が起こっているのか、頭の整理がつかない状況です。

 

でも、選手たちがこのためにがんばってきたということはわかっているつもりです。

そして、我が友人が、オリンピックに向けて、今まで頑張ってきたことをこのように形にしました。

東京五輪を人権改善の契機に

 

人権問題について、というテーマは、一体何のことやらと最初思いました。

そもそも人権って何だろう、と。

人が人たらしめる権利。。。

えーと。。

複雑なことを言い出せば、そもそも私がこうなりたいと希望すること、その概念を洗脳によって導き出されていたら、それは人権侵害に近いわけでして、だから、人がしたいことをする権利というわけでもないんですよね。

 

「人が人として、尊重されながら生きる。」

 

当たり前のようで、全然当たり前でないこの事実を、ぜひ知っていただきたいなと思います。

なんで人権とオリンピック?

そうそう。それは、世界の人権に関する常識は日本の非常識だったりするので、国際試合の時に如実にその非常識さが露呈したりするんだそうです。

こうした世界とのズレを認識することで、日本の人権問題に明るい兆しが見られることになるとか。

 

ちなみに、私は日本の常識の中に生きていたので、日本が遅れていることに気づいていませんでした。

自分が正しいと信じていたことが、違うと言われる衝撃です。

頭をガーンと殴られたみたいな感じでした。

でもおかげで、人らしく生きるということについて、たくさん考えるきっかけをもらいました。

たくさんたくさん考えました。そしてなぜか、今清々しい気持ちです。

 

選手だけが、スポーツ関係者だけではない、オリンピックを舞台にした闘いを、ご覧くださいませ!

記事はこちら


きたー。

2021-07-19 14:18:11 | 病気

先日、病院で血液検査のデータを見て先生がこうおっしゃいました。

「大変喜ばしいことに、かなり数値はよくなっています。」

自覚症状に比例するように血液検査のデータも良くなっているので、私も「わー」と感嘆の声をあげてしまいました。

しかし、面白いことに、先生は次のように続けるのです。

「理由がよくわかっていません。何か特別なことはされましたか?」

 

私の病気は、原因も治療法も手探りの中で行われてきました。

だから、病気じゃないと言われることもあったし、先生の治療も奇抜なことをやってると評価されてしまうこともありました。

 

だけれども、手探りを続けてくれるうちに、私は確かによくなったのです。

そして、よくなった理由もまたわからない、これが吉報でもあります。

病気が教科書的でなければ、治療法も教科書的でない。

この世の中には、まだわからない病気や治療がいっぱいあるのだということが証明できたかな、と嬉しく思っています。

 

先生と、私が試してきたことをお話ししたり、先生の処方のうちどれが効いたとかそんなお話を重ねて、データと照らし合わせて、よくなった理由を探してくださっているようでした。私も今一度データとにらめっこしたいと思います。

 

実に8年ぶりの体調です。

信じられません。

浦島太郎ですよね。なんかこの間ソチオリンピックが見られなかったと泣いていた気がするのに。

つらい時間もありますし、まだ関節の痛みは残っていますが、希望を胸に、これからも挑み続けたいと思います。

 

私はかなり精神的に強靭な人間なのだろうと思います。

周りの皆さんにもとにかく助けていただきましたが、それでもこんな状況で生き延びたのは、ほんとすごいよって自分で褒めてあげています。

中でも娘の力はものすごかったです。娘の存在は生きる意味であり、希望です。

 

何とか社会の穀潰しでありながらも、生き続けたことで間違いなく得られたことがあります。

患者がもがき続けたために、得られた治療法がここに提示されるのです!

息をし続けてきて、よかったです。

同じような憂き目にあっている方に、何かお伝えできるような日が来るように、さらなる努力をして参りたいと思います。


風船バレー係

2021-07-16 08:38:00 | 育児

ある日、娘が「私、風船バレー係になったの。」と、帰宅するなり私に教えてくれました。

 

え。

ふうせんばれーかかりって何だろう。

 

私の学生時代にはなかった係というのが、娘の学校に存在していて、非常に合理的だなと思うのですが、

黒板係、黒板消し係、並び係に配り係。

知らない係もいっぱいあるので、報告がある度にそれぞれの役割を聞いては「ほおー。」となっていました。

 

で、今回は風船バレー係。

内容は、お楽しみ会を学級で行う、その際に行ういくつかのレクリエーションごとに何人かで指南役を担うのだそうです。

へえー、面白い取り組みだなあと思いました。

 

で、なんで風船バレーなの?

母の疑問はつきません。

誰が決めたの?

何をするの?

風船バレーって知ってるの?

 

先生が複数のレクリエーションを決めて、子どもたちは好きなレクリエーションの係になり、その後はルールなど自分たちで決めてみんなを誘導するのだそうです。

ということで、使うものは風船、ということ以外決まっていないとか。

風船バレーなんてもちろん知らないけど、楽しそうだから、そこに決めた!とのこと。

話はここまでで、楽しそうにおやつを頬張っていました。

 

なるほど。

 

なんだかんだで娘が大好きな母である私は、頼まれたわけでもないのに、ある日の買い物のついでに、おもちゃコーナーに行きました。

風船って、特に今は夏だからか、山ほどあるんですね。

水風船にも何種類かあったり、風船にも形や色やキャラクターが印刷されたものから、ピーピー風船まで。

 

我が子は肌が弱いので、ちょっと奮発して、アレルギー対策風船というものを買いました。

そんなものあるんですね!すごい!

 

帰宅した娘にプレゼントしたら、それはそれは喜びまして!

しかし、実際にバレーボール的な風船バレーをリビングで立って行いますと危険しか伴いません!

テーブルに落ちる!どすどすうるさい!転ばないように!

ということで、仕方なく親子でベットに寝転んで、手と脚でバレーボールすることになりました。

それでも落ちるので、パパの出番です。

パパは、ベッドの脇に立って、失敗風船をこちらに戻してくれる役割です。

 

なんていい両親なのでしょう!

娘の学校のレクリエーションのために、全身でお付き合いするなんて!

と言いたいのですが、これが私の運動にもってこいであることに気づきました。

足も動かせるのに、関節には体重がかからないので負担がかなり少ないです。

結構腹筋とかも使うので、体幹も鍛えられます!

一石二鳥とはまさにこのこと!

 

これがまた、毎日せがまれるのでやっていたら、微妙に上達してるんですね 笑

娘の四肢の使い方は、アグレッシブですがいい感じで上にポーンと上がるようになりました。

私もいい感じで足を使えるようになりました。

パパのアシストもいい感じです。

時々打ち損なったが故のスマッシュ風船が、ぼーっとしたパパに直撃するので、私と娘は大爆笑。


お楽しみ会では、結局バレーボールを知らない子どもたちだったので、投げっこして遊んだそうです。

娘の特訓は無駄な努力に終わりましたが、楽しいからまだまだやりたいそうです! 

娘のお楽しみ会のおかげで、私のリハビリも楽しく行うことができています。


ミスをするとしまして

2021-07-14 08:45:19 | 日記

私は病気になる前からずいぶんとおっちょこちょいでしたけれども、今は病気も加齢も加わり、ミス連発の毎日です。

もちろん情けないことなので、何とかしなければいけないという思いは消せませんが

「ミスをしないようにしよう」ではなく、

「ミスをしたらどうするか」を考えるようになりました。

 

先日、事務作業をしている時に、スタッフさんに、

「ところで、このミスをした場合、どうやって訂正するんですか?」

と聞いたところ

「あら!そう言われてみると、考えたことないわ!」と。

なぜなら、そういうミスをしないんだそうです 笑

 

でも

「ありうるわね!それは知っておいた方がいい!」

となって、みんなでワイワイと調べることになりました。

 

「ほんとすみません。私が気をつければいいのに。」

本末転倒だよな、だからそういうミスをしないように気をつければいいんだよなあと思いつつ。

「でも、ミスしない自信がないので。」

とボソボソ言っていたら

「それは思いつかなかっただけよ!絶対知っておいて損はない!」

と激励されました。

 

精神科クリニックって、なんかしめっぽくって、陰気くさくって、静かにしていないといけないところってイメージもあると思うのですが。

夫のクリニックはみなさん元気で楽しいです 笑

普通に患者さんと待合室で話したりして、笑い声とか雑談が飛び交っていることも結構ありましたし。

今はコロナなんで、そういう意味で気をつけてはいますけど。

で、私は励まされてるし、なんかそっちでわいわい調べてくれて

「わかったわ!あ、なんかちょっと安心ね!」

みたいになってました。

見事な、発想の転換。。

 

ということで、

「ミスすることを前提に生きる」ということを自信をもって続けていくことにしようと思います!


ありのままを見せないこと

2021-07-07 15:51:55 | 日記

最近考えたことは、私のありのままの姿をあまり見せたくないと思うのは、どうなんだろう、ということです。

 

ブログのタイトルにもある通り、ありのままを見せることをしたいなと思いつつも、やっぱり自分の容姿はどうも好きになれないのです。

私の姿を見たいと思う人も多くはないでしょうけれど、でも隠しておくのは正直じゃないよなあ、と思うのです。

 

一方で、実際に心配をかけたくないという思いもあります。

私を一目見ただけで心配する人はもういないと思いますが、例えば足を見せたら驚き、何と反応したらいいのかわからなくなると思います。

しげしげと見つめるわけにもいかず、問いただすこともできず。

そんな申し訳ない思いをさせたくないので、肌色のストッキングは履くわけにはいきません。

 

自分が大したことないと思って履いた薄い黒のストッキングでも、

「この足どうしたの?」

となってしまったことがありました。

「え?けが?かな?」みたいに笑いながら言ったところ、それを聞いてきた人よりも、周りの人が

(なんてこと聞くの、かわいそうに。)

というような空気を出していて、ひどく申し訳ない気持ちになりました。

 

こんな余計な気遣いをさせたくない、その場の雰囲気をこんなことで壊したくない、そういう気持ちからきているのかもしれません。

 

どちらも合っていることなのだろうから、あまり気に病むんでないよ、と自分に言ったところです。

理由はひとつじゃない、なんてことは五万とありますしね。

 

今日は七夕ですね。

相変わらず私の願いは、娘と思いっきりかけっこできるようになることです。

そう言ってるそばから、今日は3回も足首をぐにゃりとして転びそうになりました。

仕方ないので、散歩は一度中断しました。

 

でも諦めません!

私が自分の姿を好きになれる日がくるまで、努力を惜しまず頑張りたいと思います!