外は雨。
突然降り出した雨は非常に激しくて・・・
まるでサンバのリズムの様に激しいテンポで
しな垂れる木々の梢の下にじっと佇んで月を見上げれば、
理由もなく涙ぐんでしまいそうで
怖いのは、あなたの冷たさではなくて・・・・優しさだった
あなたと最後にサンバの流れるパリの郊外のレストランに
入ったのは何時?
ずっと時が経って、自然に不安な気持ちが外せる様になっても、
あなたは依然あなたであって、理屈抜きに唯只管に好きだった
もう何年も会ってないわ
未だきっと追いかけているわ
自分の中で走ってるのは、何の気持ちか位分かるもの
でも、あの時のほんの些細な過ち、夏の日の午後
やっぱりサンバのリズムだったわ
もう取り戻せない、過去は一生取り戻せない
あなたを傷つけた罪は一生背負ってくべきだもの
他の人なんか愛せないわよ
自棄になって、お酒に頼ったこともあるわ
でも、最近、サンバを覚えたの
何て皮肉かしら、大人しい日本の古典美に育ったわたしの唯一の趣味を
奪うなんて
夏の午後が恨めしい
だから、踊るわ
あなたを忘れる為じゃないわ
あの日のあなたを私の中に取り戻したいから・・・
・・・・
火曜、「えっ***さんで」って地元出身のお慕い申し上げる歌手が歌ってらした。
何年降りかに見ました、その枠で歌ってらっしゃるの。
今年はお練の年ですね。
夏13・14・15の盆踊り。
中央公園で歌ってらしたのはもう何年前でしょうか?
10年はひと昔、というのは本当でしょう。
ボサノバ・ジャズっぽい歌(済みません不詳で、センス無くて)を歌ってらしゃいました。
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「変な感傷に捉われました」っていうのは、「エル・スール」!
・・・・
これって違法ですか?
映画に自分の感情を託して芸能人へのセンチ作りあげ、その上一方的に載せるのって。
しかも主人公って私と同じ頭の薄い中年の・・・。
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冗談抜きで雨が激しくなってきました・・・
・・・・
でも、ブラジル映画「南東から来た男」は素晴らしい映画、
ヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ」も隠れた名曲です。
・・・
「悲しき南回帰線」(室淳介氏訳・講談社文庫)より
p.20
「2 船で
われわれ小人数のグループだけで四・五年というもの、南米向け<海上運輸会社>の
貨客船の一等船室を占めるようになろうとは、まれには例外もあったが、ともかく思いも
かけぬことであった。・・・ 」
「予告された殺人の記録」(野谷文昭氏訳・新潮文庫)より
p.31
「 妻を実家に返した男、パヤルド・サン・ロマンが初めて姿を見せたのは、前の年の八月、
つまり婚礼の六ヶ月前のことである。週に一度の定期便で着いたとき、彼は鞍袋を担いで
いた。・・・ 」
From Holy Bible
Jesus learned that the Pharisees had heard, " Jesus is baptizing and making
more disciples than John" ( though Jesus himself didn't baptize them - his disciples
did). So he left Judea to return of Galilee.
文語聖書
主、おのれの弟子を造り、之にバプテスマを施すこと、ヨハネよりも多しと、パリサイ人に
聞えたるを知り給ひし時、(その実イエス自らバプテスマを施ししにあらず、その弟子たち
なり) ユダヤを去りて復ガリラヤに往き給ふ。