St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

父の記憶・英語・想い出・東京と甲府の写真・・・

2010-03-26 01:58:57 | Weblog









実は以前、ペンタゴンさんだったと思うんだけど、ファインマン氏のことで質問した。
Auto Answering で返って来て、意のユーモアをとってくれなかった気がした
それ以前に”規格外”の英語だったかも・・・
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今、アブラムソンの「情報理論入門」(宮川洋氏訳:好学社さん刊)を読んでいる。
情報科学の黎明期(’60~80頃)の本は皆そうだが、中々含蓄のある本と感動する。
というのは、その中で、英語の近似がある。
第0次~第5次。
第0次とは、無記憶。
第1次は、生起確率の無記憶。
第2次は、シャノン。無作為に取り出すuとする。その次の文字をピック・アップでなく、
      次のuの次の文字をピック・アップ。その繰り返し。
第3次。先行2文字のシャノン。
第4次。単語のシャノン。
第5次。単純マルコフ。
例文は、本に当って欲しい。ここでは、E.A.Poe(Vintage Booksの1冊本)を引く。
”But、There being no division, my first step was to ascertain the predominant
letters, as well as the least frequent. Counting all, I constructed a table thus:
*** table *** " Now, in English, the letter which most frequently occurs is e.
Afterward, the succession runs thus: aoidhnrstuycfglmwbkpqxz. ・・・”
”Finegan’s Wake” タイプか認証spellを思い出してしまう。
ポーの不幸は、理系に進むべきを文学に行ったことという気もする。ルイス・キャロルの
時代に、シャノンの成果を考えていた。
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序でに、ルイス・キャロルからも。
"" And how do you know that you're mad ?""
"To begin with," said the Cat, " a dog's not mad. You grant that ?"
" I suppose so," said Alice.
" Well, then," the Cat went on, " you see a dog growls when it's
angry, and wags its tail when it's pleased. Now I growl when I'm
pleased, and wag my tail when I'm angry. Therefore I'm mad."
" I call it purring, not growling," said Alice. ・・・           ”
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どうせだから、ロートレアモン「マルドロールの歌」は角川さん。文庫。栗田勇氏訳。
「おお、厳格なる数学よ、あなたの蜜よりも甘い、精緻な授業が、さわやかなさざ波のように
ぼくの心にしみ透った日いらい、あなたを忘れたことはなかった。揺籃の日いらい、太陽よ
りもなお古いあなたの泉に、喉をうるおいしたいものだと、本能的に熱望していた。 ・・・」
「わたしたちはまだ論理の支配下に生きている、ここへ、むろん、わたしは話をもってきた
かったのだ。けれど、論理的手法は、今日では、もはや二次的な問題の解決にしか適用
されない。・・・ 」
は、「シュルレアリスム宣言」(アンドレ・ブルトン集成第5巻・生田耕作氏訳:人文書院さん刊)
より。
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ポーの「詩の原理」とブルトンの自動書記の下りの掲載は今度。
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earth/music/ecology のCMが何故そんなに気になったのか?
暫らく前に朝日さんにカラーで載ってた、川上未映子さんの写真とダブらせてた、に気付く。
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今、ワンちゃんが隣に寝ています。
2F玄関に連れて来た。
父が改造した時に、深夜カラオケから帰って来て、家族に迷惑が掛からないよう、
2Fに玄関もトイレ・キッチンも造った。
2世帯住宅の走り。
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父の仕事は、朝9時から夕方3時まで食肉後の骨・羽・脂を集荷。5時までに積み込む。
5トン・トラック(だった気がする)に。
そこからが驚異。岐阜や静岡・山梨・愛知。時代によって変遷したが、それらの地に”飛んだ”。
家族言葉での運ぶこと。5時に出ても、帰宅は大概、午前1時。
中央道の未だ無い時代。清内路など一般道を越える。
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逸話がある。
吹雪。峠の頂上近くに、雪男みたいに人が立っていた。その形相や鬼。
恐怖ながらも急停止する。転げ込んだ人は、谷にトラックごと転落、必死に登って来たという。
また、運転しててやけに対抗車が少ないと思っていた。気が付いたら道路脇に車止めて寝てた。
僅か50センチ程先崖という位置に悪寒が走る。
来る対抗車、来る対抗車がライトをパッシングさせる。何も異常は無い。
鏡を見て卒倒しそこなう。酷い怪我をしている。
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暫らく荒れていた時期もあったという。十二指腸潰瘍にもなった。
運転の度毎、ヒヤッヒヤッとする瞬間があるらしい。大型の所為。
幸いなことに、優良ドライバーで30年間無事故無違反だった。決して無理はしなかった。
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そんな父の解消法がカラオケだったらしい。
カー・ステレオ(!)の時代。ビデオくらいの大きさの演歌が何本もある。
当然何回か、助手席に居て父の歌うのを聞いて(子守唄かも?)育った。
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そんな中、ガソリン・スタンドで買って貰ったのが、S&Gの「best part 2」だった。
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人により勿論様々だが、思うに人生で好む時代の曲の傾向って、そんなに汎くない気がする。
一番輝いていた若い時の歌が、その人の”持ち歌”だと思う。
それは、その人に与えられたもの。
ただ、よりレベル上のジャンルに好みが移って行くし、また、そうあるべきと思う。
それも与えられたもの。
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カー・ステに曲流しながらオフロード・ドライブすることはもう無いと思うし、自己に厳しく課すと思う。
”身を弁えぬ不遜な奢侈”と。
山口百恵さんの「part2」は、わたしの中の永遠の記憶だし、わたしの若き日の思い出。
「振り返るのは、あなたでは無く、雀斑だらけの日の私」(定かでないです)は、もう1つの記憶。
大貫妙子さんのグリーグ曲。
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大貫妙子さんか、ジャニス・イアンさんが、わたしの”持ち歌”。
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記憶の糸を辿って、その道に来た
緑なす山並み、禿げた道
高原の風に当って、暫し休む

遠く鷹が舞っている
洞穴の近く、缶を埋めた記憶が
ここは蛇は出ない 
桑畑に紫の風が過ぎる
ごこ平凡に ごく当たり前に

夕日が当る斜面には、透明なセミが鳴き
どこからともなくこうもりが大量に来たる

もう夜だ

そしてまた、人生も過ぎ去った
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今、配達ルートをずっと辿って行きます。懐かしい想い出です。
大きなマンション脇、小道を登ります。土が見えます。桜が今満開。
スタートで勇気づけられます。
登り切って工場が。
右に曲がってからは、幹線ですが、車は未だいません。
左に1纏まり、右に幾つか。
右の集合住宅、バイクを止め、出たり入ったりです。
終えると、踏み切りを越え、隘路へ。
店に届けて、夜も交通量のある繁華な通り。
先ず手前をこちらから西に向かう。配りきったところ、横断し向かいへ。
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どういう訳か飲食店は蕎麦屋しか覚えてません。
アパートの通りに2軒。未だに店内の内装を覚えています。
飯田や諏訪の比ではありませんが、何処か郷愁からだったのかな?
と思います。
市役所屋上の食堂も想い出です。
展望が素晴らしく。安価な食事でした。
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あとビデオ屋さん。
トーコさん・広末さんなどダビングしました。
最後の晩、コンビニでアイスを買いました。
自分への寂しさを紛らわす餞別として。
再び訪れると店員さん。「さっきのアイス、美味しかったです~?」って聞かれる。
びっくりした。
暖かい言葉掛けられることなど滅多なかった。
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部屋で泣いてました。
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バスで5つ先のカトリック教会に行きました。
ちょうど、復活の徹夜祭の夜です。
受洗前。前の地に続き2回目。
近くのアパートは、同僚の住所で、傍らボクシングを目指してました。
練習もハ-ドで起しに行った記憶が・・・
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今回、バイブルなど休み・・・
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