特別支援をカガクしたがるカワムラのブログ

応用行動分析学(ABA)、障害福祉、特別支援教育など、個人の考えとして書きます。ブログは極めて気楽な執筆態度です。

1分でカナ指導講座⑨そもそも取り組めない場合

2025年01月29日 | 日記

ひらがな指導プログラム

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カタカナ指導プログラム

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ここまでの筆記学習について、「書きたがらない」「投げ出してしまう」という子が生じないように、学習の直後に望ましい結果が生じるよう指導することを本書では推奨しています。

例えば「プリントが終わったら絵本を読める」「紙芝居を読んでもらえる」「スタンプが押せる」等です。何かを糧にして学習を頑張り、その結果として嬉しい思いをする、という経験を積むことは、達成感の基礎を形作ります。

 

【注:以下、マニアック】

 いわゆる提示型強化によるマネジメントです。応用行動分析学に基づく学習態勢への介入では基本中の基本で、「逸脱を叱って止める」のではなく、「きちんとしている時に嬉しいと思えるようにする」という指導をして、学習態勢を形成していきます。

 

☆マニアックなことを勉強する余力がない方もご心配無用。拙著では誰でもできるようにセッティングされていますので、第1章を読んでください!

仮名指導プログラムはこちら

 

 

 

バックナンバー

その1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

その8

その9

では、次回はこれに続く指導法を解説します。

 

 

 

 


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