特別支援をカガクしたがるカワムラのブログ

応用行動分析学(ABA)、障害福祉、特別支援教育など、個人の考えとして書きます。ブログは極めて気楽な執筆態度です。

仮名指導プログラムへの質問:家庭での使用

2025年01月30日 | 研究

仮名指導について質問が来ているのでお答えします。

仮名指導プログラムはこちら

ひらがな指導プログラム

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カタカナ指導プログラム

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質問:河村式の仮名プリント、家で使えますか?

回答:親子の関係性が安定していて、前向きに取り組めそうなら使えます!

 

※ある程度お家の人の指示に従うことができ、日常生活上のスキルが大体獲得されていることが前提です。もしこれらの前提に問題が生じている場合、本書を開始する前にお住いの「自治体名」+「ペアレントトレーニング」で検索し、トレーニングを受講してみましょう。

 

その子の特徴やお家の中の環境によって上手く行きやすいやり方は異なりますが、以下のような点を意識してみると良いと思いましょう。

・習慣化:既に習慣化していることとセットで実施しましょう。例えば毎日おやつを食べる習慣があるなら、おやつを細かい物2つにします。例えば「メインのおやつ:煎餅」と「サブのおやつ:小さいチョコ」というような感じです。そして先にサブのおやつを食べ、その後お勉強をし、できたらご褒美でメインのおやつをあげる、という流れです。お勉強を一生懸命やったら煎餅が2枚になる!なんてのも良いですね!

・環境設定:学習する時に気が散る物はなるべく遠ざけておきましょう。タブレット、絵本、おもちゃ、テレビのリモコンは見えないところに置いておきましょう。

・最初は短時間:いきなり長い時間学習すると続かなくなります。最初はフラッシュカード1枚からスタートでOKです。1日30秒ずつ時間を延ばしていきましょう。

 

 

 

 

バックナンバー

その1

その2

その3

その4

その5

その6

その7

その8

その9

では、次回はこれに続く指導法を解説します。

 


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