自著の小説・詩の紹介(巨人戦)

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新年のご挨拶と32作目の詩

2009-01-01 16:21:50 | 小説

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 新年明けまして、お目出度うございます。

 平成二十一年の初日の出が、関東の上空から葛飾の片田舎を照らし、穏やかな元旦を過ごしております。日本海側では、大雪だそうで、足元にご注意下さい。

 昨年からの世界大不況により、節約、倹約の時となり、今年からメール年賀を導入致しました。オバマ米国新大統領に期待し、経済、世界平和などに力量を発揮して頂きたいですね。日本の政治家も負けずに、国家、世界戦略を議論し、実践して欲しいです。それにはねじれ国会からいち早く脱却できるように衆院解散をして、国民に現政権の信を問うべきです。

国民としては、自己、家族、地域社会、国家、世界に思いを巡らし、出来ることから実践することです。安心・安全を第一として、健康、経済、生き甲斐の要素をしっかりと確立しましょう。

 私は小説と詩の創作を通して、どなたかの心に明かりが点ればと考えています。今年こそは新人賞を取りたいですね。現在、無料ブログを検索し、宣伝のため10社に加えて更に10社位を加えようとしている為、小説の執筆は中断中です。

 自治会活動では、地域社会の安心・安全のために地区副部長として隔月の会議やイベントに参加しているのです。17日の新年会のカラオケでは、『北国の春』の替え歌にして地域の題材を歌いたいので、これから作詞します。

ご多幸とご健康をお祈り申し上げます。

 恒例となりました、『旅愁散文詩』の32作目をお年玉としてプレゼントします。

芦原温泉を訪れたのは、昭和53年の第50回春の選抜高校野球で樽井投手を擁する浜松商業が福井商業を破り優勝し、福井商業が準優勝を飾った年です。

  三十二.福井県芦原温泉、永平寺 (女と宗教)

                昭和五十六年四月

   (一) 湯煙に 見え隠れする 女身

       雪国の白いもち肌 ピンクに染まり

       緑葉が 酸素を放つ

       リズミックな雨音が 心地よい音楽を奏で

       我、浴槽に浸かり 安寧を貪る(むさぼる)

   (二) 曹洞宗大本山 永平寺

         七百年にも渡り 道元禅師の教義を継承し

       老杉も数多(あまた)の修行僧を見守り

       ひんやりとした冷気が杉木立ちに 立ち込め

       心の芯まで伝わり来る

       七堂伽藍が回廊で結ばれし

       無念無想の境地とは如何に

       職業柄 その時の脳波は如何に

   (三) 風呂上り 地酒で乾杯 海の幸に舌鼓

       御陣乗太鼓 の音がする

       来し旅の楽しきことの多かりき

       明日からの旅路にも幸あれと語り合う

       民宿の襖の先は誰人ぞ

       日本海の 波のうねりの子守唄

       朝市に 顔出し 声掛け 通り過ぎ

       鴨が浦遊歩道で 暫し遊ばん

   (四)  輪島に別れを告げし 穴水へ

       キラキラと水面が輝く 七尾湾

       新緑の木々も飛び去り

       車窓から手を振る

       いつか立ち寄る 待ってておくれ

       列車は一路 東京へ          

   


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