自著の小説・詩の紹介(巨人戦)

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高木徳一の小説執筆状況と詩8作目

2007-12-16 15:54:04 | 小説

こんにちは。

後2週間もすればお正月ですね。天気の良い日を選んで中掃除をしております。

今朝の東京は快晴ですが、風が強く寒いですよ。

 野球の方はストーブリーグで、巨人はお金に物を言わせ、大物を獲得のようですが、生え抜きの選手をしっかり育ててと声を大にして言いたいです。午後3時過ぎからクラブサッカーワールドカップの3位決定戦がありますが、浦和レッズに頑張って貰いたいですね。私は学生時代に授業でサッカーをして、短距離には自信があるのですが、長い距離を走っても1点をとるのが大変で、興味を持てませんでした。最近テレビで世界の個人技の凄さに圧倒され、彼らの日々の鍛錬を考え、面白いスポーツと思い始めました。

 今月6日には、アステラス製薬社友会『カルチャー雅会』主催の『横浜の名園・紅葉の三渓園』の散策としゃれこみました。広大な敷地(約5.3万坪)に古建築、三重塔、池が配置され、紅葉が夕陽を浴び、煌いていました。この大庭園がかつて個人の所有と聞き、驚きました。ここは、生糸貿易で財をなした横浜の実業家原三渓(本名:富太郎)の元邸宅で、彼は若き芸術家の支援や関東大震災後の横浜復興に貢献しました。場所は京浜東北線根岸線の根岸駅からバス10分の本牧下車または横浜駅東口の2番乗り場から35分本牧三渓園前下車(横浜、三渓園の検索を利用)。隣の県の所在なのに知りませんでした。財産を庶民に還元する心意気をご家族や、彼、彼女とじっくりと味わって下さい。

 さて、小説執筆状況ですが、実は来年の北京オリンピックに向けて数年前から日中戦争から現代までの戦争に狩り出された庶民の悲恋や子供、孫の中国人との恋愛模様をシリーズで執筆し4巻まで書き、未完のままにして、ある事情から『ホンニナル出版』サイト(http://www.honninaru.com/web_order/publish/に紹介掲載した7作品を先に完成させました。そこで、社会派小説を書く前に、現在それを完成すべく執筆中です。

 

 最後に、恒例の詩の8作目をご覧下さい。学生時代のクラス旅行中の軽事件です。

東北地方

八.福島県、猪苗代湖 (親切な新婚さん)

         昭和四十三年八月

 (一) 猪苗代湖を後にして         ヤッホー

     右に安達太良             左に磐梯

     キャラバンシューズの音がする   音がする

     秋川、桧原湖              静かな水面

 (二) 夕闇迫りしバスは来ず        ヤッホー

     右に磐梯                左に安達太良

     自動車エンジンの音がする     音がする

     ヒッチハイクで             帰ろうぜ

 (三)新婚さんの車中にて          ヤッホー

     右に山々                左に畑

     せせらぎの音がする         音がする

     何時の間にやら            河原の砂に

 (四) エンスト起こして            ヤッホー

     右に新郎                左に新婦

     蒸気破壊の音がする         音がする

     闇夜の農家だ             バケツリレー

 (五) やっと着いたぜ我らが宿       ヤッホー

     右になきべそ              左に安堵顔

     無事、祝杯の音がする        音がする

     新婚さんよ                幸多かれ

     


高木徳一の小説8作目、詩7作目

2007-12-01 12:40:51 | 小説

 皆さん、こんにちは。

 いよいよ今日から師走ですね。何かとお忙しいでしょうが、病気と事故には一段の注意が必要です。

 星野ジャパンも今日からフィリピン、台湾、韓国と北京オリンピック野球出場を賭けた一枠を狙います。出場権獲得を確信しております。近年アジア勢も力を付けてきたので、油断は禁物ですね。

 さて、小説8作目の『希望の確率』(癌シリーズ③)は、脱稿しましたが、『ホンニナル出版』への掲載ではなく、或る文学賞に11月29日に投稿致しました。待ち望んでいた方には申し訳御座いません。何故、文学賞投稿かと申しますと、毎日新聞で第137回芥川賞を受賞された諏訪哲史さん(アサッテの人、群像新人賞とのW受賞)の記事、『数年前に或る文学賞に投稿し、落選したが、高校の恩師に励まされ、再度少しばかり手直して、投稿したら驚きの受賞だった』を読み、大変びっくりしました。文芸品の評価は評価者により、大いに異なると。そこで、『柳の下にドジョウ2匹』ではありませんが、『希望の確率』は2社に投稿し2次通過でしたので、幾分削除し、展開をスピーデ゛ィーに、また場面転換も分かり易くして再投稿したのです。

(諏訪さんの名前を忘れていたので、芥川賞受賞者で検索した結果、名前がなく、直木賞の松井さんと入れ替わっていました。芥川賞を目指している者としては許せませんので、或る大学の図書館に電話を入れて、指摘します。それにしても誰も気付かなかったのでしょうかね。皆さん、検索したのが全て正確とは限りませんので、類縁記事も是非読んで気を付けて下さい)

 皆さんには7作までの小説をじっくり読んで頂き、こうすれば新人賞や芥川賞に近付くとのアドバイスを頂戴出来れば嬉しいです。

 今迄は『愛と死』をテーマにしていましたが、私設編集長から他のジャンルも書いたらと言われ、『復讐、恨み、事件物など』の構想が浮かびましたので、ユーモアをブレンドさせ、今日より執筆開始です。

それでは、『旅愁散文詩』の7作目をお贈り致します。

東北地方

七.仙台 (墓との語らい)、昭和六十三年十月

 (一) 杜の都仙台 近代都市仙台 その裏側にある伊達家三代

     (正宗、忠宗、綱宗)の歴史、瑞鳳殿を参拝し、江戸を感ずる。

    青葉城址の石垣の一つ一つに人夫の汗が浮きいでし。

    春高楼の花の宴・・・と朗々たる響き、樹間に立ち込めり。

    明日の命も知れぬ戦の毎日、水呑み百姓、町人、武士、

    領主に至る人々は何を楽しみ、何を期待し生き続けたのか・・。

    各人各様の知識、知恵の範囲で、希望を抱き、生き抜いたと

    家来の墓の中から声がした。

 (二) 照る紅葉   生まれ変わると   墓動き

 (三) 青葉の城   独眼竜   ここに立ち   大いなる野心   

     郷土の宝