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高木徳一の特別版(食道炎、癌マーカー、ウクライナ侵攻)

2022-03-26 16:50:34 | 病気と戦争

今日は。如何お過ごしですか。

 15日の書き込みをスキップしたのはアクシデントがあったからです。                         

1.逆流性食道炎、癌マーカー

 実は、6週前に夜間目覚めると口の中が甘酸っぱく感じられ、4,5日続いたのでA内科医院で診て貰ったところ逆流性食道炎で胃酸が食道に逆流しているので、酸を抑制すれば治るからと胃酸分泌抑制剤(ランソプラゾール15mg錠朝1回投与)を処方されました。                             4日後になっても症状がとれないので再診した結果、すぐ効く薬はなく4週間処方しており、改善がなければ内視鏡検査になるとの事。  以前、喉の違和感でB耳鼻咽喉科医院を訪問し、3回位行きましたが、逆食炎症との事でその都度酸抑制剤服用後3,4日で治ったと言えば、その時は軽度な炎症だったからだと言うのです。                                                  

 4週服用後にも症状が取れなかったので訪問すると追加として4週分と粘膜保護剤も処方され、その内治るからと。                                                        しかし、昼のパン食では感じませんが、夜食のご飯を一口入れる毎に呑み込みが辛くなり、慌てました。ひょっとして食道癌で喉が詰まっていては大変と不安になり、明日はB医院の休診日で、診察券を探してみると夜は6時半までとあり、残り15分。保険証の入った薬剤手帳に診察券を入れ、自転車をフルスピードで駆け付けると8分前で間に合いホッとし、3番目に咽喉内視鏡で検査して貰った結果、食道の入り口がかなり酷い食道炎だから胃の内視鏡検査を受けた方が良いとの事、またランソプラゾールの投与量はと聞かれたが覚えていないと答えた。                                

 寝ながら考えました。A医師は喉を肉眼で見て、腹部の触診では痛い箇所なく、食道炎と診断したが、今回、内視鏡検査をお願いしますと言ってもひょっとしてもう少し服薬で様子を見ようと言われては、不安が増幅するので、C医院の掛かり付け医には以前内視鏡検査を受けた経験があるので、C医院に翌日訪問した。最初にA医院を訪れたのは弟の頭に発疹が出たので、皮膚科もやっていたからで、付き添った2回目にどうせなら一緒に自分の症状を診て頂いたからである。                       

 翌朝3月17日(木)に絶食して、C医院に電話すると内視鏡検査は予約で、検査前に血液、尿の検査をして肝炎、梅毒などに掛かっていないかなどをする必要があるとの事。取り合えずC医師に経緯を話し、採血、採尿の後に、検査は朝8:30から9:00までで混んでいるので1週間後になってしまった。 ランソプラゾール15mg錠1日1回投与は少ないのではと言われた。自分は薬剤師なので改善されないので2錠にするつもりだった。朝より就寝前の服用がお勧めとも。食事による酸分泌もあるが、アルカリの食物は中和してくれるが、夜間には刺激物はないが酸分泌が続いており、こちらを就寝前投与で抑制した方が有効と思われる。更に強い、『ネキシウム、20mgカプセル、就寝前投与』を処方された。                          

 22日(火)の朝に何時もの様にパーオキシメーターで心拍数を計るといきなり脈波がノコギリの歯の様になり、5個続いてから綺麗な脈波になったが3分間で途中2拍抜けていて心房細動がぶり返したと驚く。直ぐにC医院に急行し、事情を話した。心臓の電気ショックで不整脈が改善されたが、再発をより少なくするために生涯抗不整脈薬と血栓を予防する抗血液凝固薬を飲む必要があり、心臓で異常発電をしている部位を焼き切る手術をすれば再発予防効果が高いと以前に言われた。手術はネットで高難度とあり、7割は再発しないが残りは再発ありとあったので、手術でなく服薬を選んでいた。動悸や胸痛や疲労感が見られたら東大で手術を受ける積りでいる。C医師に動機の定義を聞いたところ、脈拍が通常50~90回/分が140とか180になった場合だと。普段、薬で不整脈を抑制していても時折り脈が抜ける時があるとの事。最近、友人が2回めまいがして心房細動が見付かり、2泊3日の手術をして改善されたが抗不整脈薬と抗血液凝固薬を服用していて何時服用しなくなるかは判らない由。この件があり手術の不安は和らいだ。その後、血液と尿検査の結果のデータが出ているので安心して貰うためと渡され、血液腫瘍マーカーから癌はなさそうと聞き、ホッとする。 尿蛋白が+で、尿潜血が++なので、泌尿器科を受ける様に指示された。                                       

 24日の鼻からの内視鏡検査にはやや安心した気持ちで受けられた。その結果、食道、胃、十二指腸に於いて、食道炎以外の組織所見は見られないと言われ、胸を大きく撫で下ろした。ランソプラゾールよりも強いネキシウム20mgカプセル就寝前投与が処方され、帰宅し、鼻の麻酔が採れる時間後にじっくりと検査報告書を見た。腫瘍マーカーのCEAは肺癌の際には基準値5ng/ml以下の5倍近くあった事を思い出した。AFP値も記載されていたが、診療費明細書には CA19-9の記載もあったので、これらの癌マーカーがどの臓器から出て来るのかを、『臓器別対象癌マーカー』で検索した。その結果、CEAは食道、胃、結腸、直腸、甲状腺、肺、膵臓、乳の癌マーカーで、AFPは肝、精嚢で、CA19-9は食道、胃、結腸、直腸、肺、胆嚢、胆管、膵と分かり、しっかり調べてくれたと感じた。CA19-9の数値も空欄があったので記載してくれればと思ったが、CEAと対象臓器が重複しているので敢て記載しなかったと思われる。念のために、食道、胃、大腸の癌マーカーを2個調べたと推察される。                                                        

 なお、胃酸抑制剤の投与が5週になるのに何故改善が遅くなっているかを考察する。                                              ① 1日の投与量が少なかったか。軽度ならランソプラゾール15mg錠の1日1回でもよいが、中等症以上なら2倍量が必要の可能性あり。

② 朝と就寝前の投与ではどちらがより有効なのか。ネットで1日の胃内pHの変動を検索した結果、朝食後には胃内pH3,4位から1.5に下がり、4時間後の昼食後も同様で、6時間後の夕食後も同様に推移するがその後翌朝までの8時間位迄は1.5前後の低いままの夜間分泌が続いていた。従って分泌が長時間続く夜間分泌を抑制するために就寝前投与が良いと考えられる。

➂ 前述した様に、過去の2,3回は喉に違和感を覚え、耳鼻科で気管内視鏡で逆流性食道炎と診断されて、胃酸分泌抑制剤を3,4日飲んで違和感が消失したのに、今回はその耳鼻科の検査でかなり酷くなっているから胃の検査を受けた方が良いと言われてしまった。何故酷くなったのか、薬が効きにくくなったのかを考えました。

  夜間に目覚めて口が甘酸っぱいと感じる前から、高さ2米の柚子に実が150個位なっていて、毎日1個の果汁と皮を刻んで大根や胡瓜と混ぜて朝食時に食べ、失くなると今度は高さ3米の夏ミカンが100個位実り、それの果汁を毎日食べていました。胃内に分泌される胃酸の食道への逆流で食道炎になっていたところに口から入れた酸性の果汁が加わり、これらも逆流していて症状が酷くなったと考えられます。服用3週目位に気付き、夏ミカンの摂取を止めました。口から入れた酸性果汁は胃酸分泌抑制剤では効かず、重曹などのアルカリを胃に流して中和する必要があります。胃潰瘍抑制剤を開発した一員としては、口から入れた果汁がより悪さをしていたと早期に気付くべきでした。医師からは辛い物等の刺激物は止める様にとは言われていましたが、酸っぱい物とは言われなかったので酸性物を食べていました。

 検索で『逆流性食道炎の改善法』について調べましたので列挙します。加齢とともに食道と胃の間に在る噴門は緩み、胃酸が食道へ逆流する。下部食道括約筋を鍛えれば誰でも噴門を閉める事は可能との事。

 A.予防、改善法

   ① 寝る姿勢は左を下にして横になれば、逆流を防げる。胃酸を出す胃底部が食道より下になる から。

   ② 腹圧が大だと逆流し易いので、満腹せず、肥満にならない。

   ➂ 犬の呼吸法を真似て、「はうはうはう・・」と30秒から1分位1日3セットで噴門部と連動して動く横隔膜を鍛える。

   ④ 朝晩鼻呼吸をすると、多くの酸素を取り込み免疫力アップ。

   ⑤ 正しい複式呼吸で横隔膜を鍛える。背筋を伸ばし、鼻からゆっくり吸い、腹をへこましながらゆっくり吐く。

   ⑥ 酸度のある食べ物は駄目(酢、かんきつ類、コーラ、スタミナドリンク)

   ⑦ 辛く、熱い物は駄目(生もの、唐辛子、レモン、アルコール、コーヒー、カフェイン入り茶)

   ⑧ 甘いものは胃の浸透圧を高め、食道を傷付ける(砂糖、饅頭、お餅、和菓子、餡、チョコレート、ジュース、栄養ドリンク)。

   ⑨ 油分も噴門を緩めるので駄目

   ➉ 以上を見てみると、食べて良いものは限られる(食物繊維の野菜、カボチャ、サツマイモ、豆腐、白身魚、ヨーグルト、チーズ、ソーセージ、牛乳、カフェインのないお茶)

 以上の体験が皆さんのお役に立てばと考え、書き込みました。

 

2. ロシアによるウクライナ侵攻

  国連に加盟する独立国のウクライナに国連安保理で5大拒否権を持つ一つのロシアがドンバス地方で虐殺を受けている親露派の人達を救助する軍事救援活動と称してウクライナに侵攻してから1か月を経ても停戦されていない。軍人ばかりでなく一般人の死者も増加し、国外への避難民も300万人を超えている。ロシアの即時撤退を安保理に掛けてもロシアが拒否権を発動し、決議されない。以前記載した様に紛争当事国には決議権なしにすべき。親露派から欧米よりの大統領になっているウクライナは未だEUやNATOに加盟していないのでNATO軍が参戦出来ない。NATO軍が参戦すればロシアとの全面戦争になり核が使用され、第3次世界大戦になり人類の滅亡へと進むので、参戦出来ない理由があると言われている。その代わりにウクライナが廃墟とならない様に武器や食料などの支援やロシアへの経済制裁をしている。トルコ、中国、インドなどロシアとの友好国の仲介が必要と思われる。日本は欧米と歩調を合わせ経済制裁をして最近難民受け入れも開始している。

(1)国際連合

  第一次、第二次世界大戦の反省から、戦争を地球上からなくすために国際連盟から国際連合に名称を変えてきたが、今回大国ロシアが小国のウクライナに軍事侵攻し世界を驚かせた。共に国連加盟の独立国であるのに。総会よりも上位にある安保理で、ロシアへ軍事侵攻中止を決議しようとしたが、5大国拒否権を持つ当事者のロシアが拒否したので決議されずになった。                  

 改善案: ① 安保理よりも総会を最終決議機関とし多数決にして拒否権を廃止する。           

       ② 拒否権廃止の代わりに暫定的に5大国に議決権2から5を与える。

       ➂ 紛争当事国は議決権を奪う。

 

(2)国際司法裁判所

  ① 国連の1機関 

  ② 当事者は国家のみで個人や法人ではない。 

  ➂ 国家間の紛争について裁判を行って判決、命令をする権限がある。国連総会や専門機関が法的意見を要請スタ場合は勧告的意見を出せる。  

  ④ 選択条項受諾宣言をしていない国は提訴されても応訴する義務を負わない。宣言していない国:米、露、中国。仏、ブラジル。                                      

改善案: ① 命令に従わない場合の罰則がないようですので、罰則を設ける。 ② 宣言してない国があっては意味がないので、参加国は全て宣言ありとする。

(3)国際刑事裁判所

   ① 国連から独立した機関で、締約国(条約を結んだ国)は123カ国あるが、米露イスラエルなどは批准(国家として正式に条約に同意する)していない。

   ② 国際関心事の重大な犯罪について責任ある個人を訴追、処罰する。「集団殺害犯罪」「人道に対する犯罪」「戦争犯罪」「侵略犯罪」など

   ➂ 今年3月2日に、ロシアに依るウクライナ侵攻に伴う戦争犯罪、人道に対する犯罪について検察官による捜査開始の申し立てを受け、日本の赤根智子判事ら3名の裁判官による検討の段階に入ったと言われている。個人を訴追、処罰するのに個人の国籍の国が批准していない時には処罰出来ないのか分かりません。露のプーチン大統領を処罰出来るのか不明です。例えば、出国した個人は処罰出来るのでしょうか。分かる人は教えて下さい。

改善案: ① 分かり易く、国家とは関係なく個人を訴追、処罰すれば良いとは思いますが。それには公平な証拠が重要です。

(4) 考察

    折角国際機関が幾つも出来ましたが、穴が多過ぎますね。地球を一つの国と考え、現在の国は日本の県や他国の州と考え、その地独特の方言や文化があると考えれば良いですね。地球国を大事にしたいです。核戦争になれば勝者も敗者もなく、人類滅亡を意味します。理想論も大事ですが、現実をみれば露が核をちらつかせウクライナを侵攻し、多くの軍人や民間人を殺していて、停戦が見えませんね。隣国の北朝鮮や中国が日本を攻めれば、ひとたまりもありませんね。核共有も必要と思われます。皆さんはどう考えておられますか。

(5)追加

   2日の日本テレビで池上彰氏が解説していた内容:

  ① プーチン大統領個人を「戦争犯罪」「人道に対する犯罪」で訴追、処罰するには、国際司法裁判所の検察官が捜査開始を申し立て、許可され、判事が判断を下し、処罰が決まれば当事者を拘束出来るが、ロシアは国家として批准していないので、プーチン大統領が批准している国に入ればそこで逮捕出来るとの事。

  ② NATOに加盟しているバルト三国はエリツイン大統領時代のソ連邦崩壊(1991年12月)の前に既に独立していて露が侵攻すればNATO軍との対峙になるのでプーチン大統領はしないだろう。しかし、ウクライナは1990年に独立したが、プーチン氏はエリツイン大統領辞任後に1999年8月に首相から大統領代行に、その4か月後に大統領になる。大統領としては崩壊の1年前に独立したウクライナは兄弟国だったのに、欧米側に付き、NATOに入ろうとしているウクライナを許せなかったと思われると。ウクライナにNATOのミサイルが設置されれば、国境近くに在る首都モスクワが即攻撃されるからとも。