自著の小説・詩の紹介(巨人戦)

ブックマークに、歌謡詞、旅情詩の無料サイトと小説の電子版有料サイト。毎月1と15日に小説の執筆状況、歌謡詞等を掲載

印刷可の電子書籍化、29作目の詩

2008-11-17 15:06:15 | 小説

 今日は。

 経済面では、世界の金融危機による景気減退を防止するため、G20が開催されました。何とか、各国の専門家が英知を結集して打開策を早く見付け、実施して欲しいですね。

 スポーツ面では、東京国際女子マラソンにおいて新鋭の尾崎好美さんが好タイムで優勝し、オグシオがバトミントンの全日本を制し、伊達選手がテニスで単複優勝を飾り、浅田真央さんは残念ながら初戦のフィギュアー仏大会を2位で通過しました。このところ、女子選手の活躍が目立ちますね。

大相撲は朝青龍休場のあおりで、観客数が少なくなった由。稀勢の里始め、日本人力士の奮起を期待します。ゴルフは石川遼選手が頑張っていますね。

 さて、自著9冊は配本販売の『ホンニナル出版』に、また閲覧だけの電子書籍の『物書きネット』に紹介中です。今回、閲覧と印刷が出来る電子書籍サイトを探しましたので、1作品を投稿しました。現在、審査期間1、2週間後の掲載許可を待っております。許可されたらお知らせ致します。順次、残りを投稿します。それが一段落してから、仮題『愛の万華鏡』の執筆を再開する予定です。

 それでは、恒例の『旅愁散文詩』の29作目を味わって下さい。

 二十九. 富山県剣岳 (記憶の再生)

             昭和四十七年十月

  (一) 茫々たる原野を走るニ車両 宇奈月を過ぎし

      坂の途中にやや広き台地あり  黄色に黒が混ざりし土の色

      所々に灰緑の潅木が

      前方に動くものあり 土と保護色の雷鳥だ 大きな図体、細い脚、

      動作も鈍く、よちよちと

      噴煙がスウーと天空へ・・・・

  (ニ) この丘の紅、黄、茶色の潅木が我ら三人を暖かく迎え入れ

      聳える山々は万年雪を抱えし その冷たさよ

      辿り着いたぜ 剣の頂

      北に白馬 南に薬師 それを越えたる槍と穂高

      晴天下の大パノラマに

      心のシャッターを切った・・・

  (三) 黒部峡谷 怖い道  山肌に蛙スタイルへばり付く

      幅三十糎の細道 五十米眼下の激流

      命懸けの七米 息を殺して渡り切る

      十文字峡に立て札あり 昭和〇年〇月〇日ここにて四名遭難死

      冬季の悲劇

      名も知らぬ赤き花を折り 手向け 合掌す

      吊り橋を渡り 一路下界へと脚は急ぐか・・・・

  (四) ドーンと天を突かんばかりのコンクリートの高さよ

      これが名にしおう黒四ダムか 人間の英知よ

      日本人のレベルの高さよ

      突発事故で地底に眠る技術者 作業員の皆さん

      貴方方の犠牲の上に立って 後輩の生活レベルは

      格段にアップしています 心の向上は別問題ですが

      後世に語り継がれる大事業・・・・

  (五) 大町へと若者の脚は歩き続けた

      「大町・・・・大町・・・・ 前にも聞いた名だ」 「何処で・・」

      「ああ そうだ 小学校の算数の教科書に 大町から

      バスに乗り 時速四十粁で往くと 千五百米の何町には

      何時間で着くか などと大町の名前が何回も出ていたっけ」

      大学生のこの旅で 小学時代の思い出がパッと胸一杯に

      拡がった

      愉しきかな 旅は・・・・       

       

      

      

 


巨人、ストーブリーグ

2008-11-17 10:59:30 | 野球

 お早う御座います。

 東京には薄日が差し、庭の柿の葉が紅葉に輝いています。ヒヨドリや鳩が窓の音に飛び立ちますので、静かに開けてております。

 各球団とも、ストーブリーグが華やかですね。巨人では、14日発表の二岡内野手、林投手と日本ハムのマイケル中村投手、工藤外野手との2:2の交換トレードが発表されました。

 二岡内野手は近大から入団後、9年間在籍し、堅実な守備と右への長打力が魅力でした。主軸が打てない時にホームランを打ったり、ファインプレーでピンチを救ったりしていました。今年は怪我と打撃不振で、2軍落ちをし、タレント山本モナさんとの魔がさした不倫騒動が災いしましたね。信用は一朝一夕では築けず、失墜はアッと言う間に起こると言う事を見る思いです。しかし、巨人での実績は厳然として残ります。ご苦労様でした。心を新たに新天地での再起に期待しております。そして、巨人との交流戦での活躍を見せて下さい。

 林投手は隣県の市立船橋高校を出て、7年間中継ぎとして、頑張ってこられました。お疲れ様でした。まだ若いので、北の大地で更なる成長を計って下さい。

 制球が良く、安定しているマイケル投手にはクルーン投手に安定感の有る投球術を伝えて欲しいですね。また、若手の工藤外野手には高橋外野手を乗り越える成長をみたいです。

 また、15日には清水外野手の埼玉西武への金銭トレードが報道され、新天地での指名打者や代打での活躍が期待されます。彼は東洋大から入団し、早や13年が経過しました。コンパクトな打撃で球団新の安打数を記録したりして、打撃センスは光っておりました。その復活を望んでおります。大変、お疲れ様でした。

 この様に、生え抜き選手が少なくなるのは淋しい限りですが、戦力バランスの観点から仕方無い事かもしれませんね。何しろ、巨人には日本一であらねばならないと言う、宿命があるのですから・・。


巨人、日本一逃げた

2008-11-10 11:36:48 | 野球

 お早う御座います。

東京は現在13度の曇天で、寒いです。

 巨人は、第7戦目で2:3で埼玉西武に負けましたね。一言で言うと、先発投手力の差と感じました。何しろ、巨人は2安打で、西武は6安打ですから。

1回裏、西口投手の暴投から運良く1点を貰い、なおも1死2、3塁から5、6番で追加点が無かったので、不吉な予感が走りました。

2回裏に、若武者坂本選手がソロをかっ飛ばし、幸先良いかなと変わりました。

5回表、好投の石井投手に代えたボカチカ選手が先発内海投手からソロを放ち、1点差に迫られました。

そして、魔の8回表、中継ぎの越智投手が俊足一番の片岡選手に死球を与え、次打者栗山選手の初球に盗塁を許し、犠打で3塁に進まれ、中島選手の3塁ゴロで生還されてしまった。正に、足攻で速効なり。その動揺が、中村、野田選手への連続四球となり、平尾選手のセンターへのタイムリーで3点目を献上し、逆転されてしまった。

この際、越智投手の心理状態を察して、1人目の死球あるいは2人目の四球で山口、豊田投手への交替があってしかるべきと思いました。何故なら、苦境を乗り越える試練は、長期戦のペナントレースでは判るけれど、短期戦、まして大一番の試合では、眼前の投手心理を考慮し、交替が妥当と考えます。

9回裏の2番からの攻撃でも、ヒットの無い木村選手に代えて打撃好調の阿部選手を何故送らなかったのか理解に苦しみます。

また、もう一つ李選手はシリーズ13打数2安打8三振(大体の数字)と大不振なので、先発は若手にして貰いたかった。原監督の頭には、あのオリンピックでの不振時に2つの劇的なホームランを産み、韓国を金メダルに導いた残像があったのでしょう。私自身もそろそろ1本が出るだろうと思っていたので。

何はともあれ、MVPを受賞した岸投手が14回2/3を無失点に抑えた事、7戦目で渡辺監督が採用した先発陣の惜しみない投入が功を奏した。

 しかし、原監督は、阪神との13ゲーム差をひっくり返し、CSシリーズを制し、また日本シリーズでは西武とがっぷり四つに組んだ争いで、ファンに一喜一憂のハラハラドキドキ感を与え、結果は惜しくも負けになったが、胸を張って1年を総括して頂きたい。

 来期は、功労者の上原投手を大リーグに送り、若手投手陣に責任を持たせて欲しい。クルーン投手には制球力の特訓をお願いします。西武片岡選手の足攻を教訓として鈴木選手に続く、スランプのない走力のある選手の発掘、それに2番、5番選手の育成を期待します。

 西武ナイン、ファン、関係者の皆様に心よりお祝い申し上げます。来期もまた日本一を争う場でお会いしましょう。

 巨人の監督始め、スタッフ、選手の皆さん、大変お疲れ様でした。ファンにはそれぞれの試合、あの場面で感動を与えて下さいまして、有難う御座いました。

十分に休養され、来期に向け、各人が目標を掲げ、更なる精進を期待しております。


高木徳一小説の9作品電子出版化終了、28作目の詩

2008-11-03 15:19:54 | 出版

 今日は。

本日の文化の日を如何お過ごしでしょうか。3連休の今日は休養日でしょう。

 明日は米国大統領選挙日でお互い大いに関心がありますよね。当然、日本の衆議院解散が何時になるのかも。

 さて、自著小説の方ですが、12作目の仮題『愛の万華鏡』の執筆を中断して、『ホンニナル出版』に紹介されている9作品全てを『物書きネット』に電子出版化しました。国境を越えた大ロマン、やくざの世界、クラス仲間の波乱万丈、新薬開発の裏話、癌と人間の心、戦争に翻弄される民など多彩なジャンルを描いております。1作品につき90円から160円位で閲覧出来ますので、是非ご鑑賞下さい。

なお、『ネガの絆ー歌咲くクラス仲間ー』は、ネット作家デビュー1周年を記念して無料公開中です。読後、必ず評価をして下さいね、反響を知りたいので。

 なお、10、11作目の戦争シリーズ②と③は新人賞に応募中ですので、5ヵ月後には紹介出来ます。

今日からは、無料で電子出版で紹介して頂ける『でじたる書房』に9作品を掲載予定です。

 『物書きネット』http://monokaki.net/ をクリックし、第1棟の008室の小説家徳さんの部屋を覗いて下さいね。そこには、9作品の作品紹介(作品が多くなったので、下部の次頁クリック)と5頁分の立ち読みもありますので、お楽しみ下さい。

 それでは、28作目の『旅愁散文詩』を味わって、貴方の体験と重ね合わせて下さい。

 二十八. 長野県諏訪(蛍と湖)

           昭和四十三年八月

  (一) ポワッー ポワッー 光が下へ 右へと 光跡描く 暗闇の垣根越し。

      「何だ、ありゃ」「ホタルだよ。ホタルの光だよ。お前、見た事ねえのか・・」

      「ああ、都会っ子なもんで」

      そうっと捕えた。指の間から尾の光を見た。そうっと離す。

                仲間の光跡に 負けじと発光す。

  (ニ) ドドンガドン ドドンガドン

      ピーシャラ ピーシャラ ピーシャララ

      櫓太鼓に 笛の音が

      みんな踊れよ 盆踊り 

      浴衣揃いに ジーパン姿

      村の娘を 見習って

  (三) おお 蓼科 霧が峰

      抱かれし 渋の湯

      前を洗い 前を隠し 湯船に入る

      湯気が 割れた

      目の前に 女の顔二つ

      ご夫婦と中学生のお子様が

      驚き 慌てた 上も下も

      「交替だ。早く出ろ。お前が出なきゃあ、俺らは入れぬ」

      「待てよ。待て! 今、入ったばかりだぜ」

      「どうぞ、今出ますよ。私達長く入っていますから」

      「そうじゃないんです。こいつに言ったんですから」

      「どうぞ、遠慮なさらず」

      乳房を手拭いで隠し、母、娘、父の順で、静かに木の香りする

      湯船から上り、消えて行った。

      「女の子じゃん。お前、目の前でうまくやったな」

      「面食らったぜ。まさか女の人が入っているとは、ここは混浴か・・」

      「混浴もへったくりもあるもんか。ここは大自然の真っ只中。

      人間も大らかにならんいかんぜ」

      友の言葉に苦笑い。

  (四) 諏訪湖の水に 洗われし大鳥居

      諏訪大明神 ここにおわす

      村人の心の拠り所

      子孫代々受け継がれ

      民の苦しみを苦しみとして 喜びを喜びとして

      受け容れる。

      諏訪湖の深き心と共に

      

      

       

  


巨人、日本一へ

2008-11-03 11:28:14 | 野球

 お早う御座います。

霜月の名に相応しく、東京は寒さ身に染む朝を迎えました。

 しかし、昨夜の日本シリーズは熱く、大興奮でしたね。

1日にブログの書き込み予定ですが、話題がないので、巨人勝利記事を2日に書きたいと思いましたがまさかの敗戦。

上原投手を先発させ、必勝を期した筈でしたが、埼玉西武ライオンズの後藤選手と中島選手にソロを打たれました。打撃陣はラミレス選手のタイムリーで一点のみ。彼の好機での2併殺が響きました。

一方、涌井投手には8回1安打8奪三振の1失点に抑えられ、ストッパーのグラマン投手にも手も足も出ません。1:2で敗戦し、書き込みの気力も失せました。

 翌2日には、高橋投手を立て、5回1/3で中島選手の2ランを喰らいましたが、中継ぎ西村投手の好投、越智投手の気迫のピッチングとなりました。鶴岡選手の犠飛と亀井選手のタイムリーで同点にしましたが、3塁打、2塁打と好調の小笠原選手がデッドボールを受け、退場し、雲行きが怪しくなりました。

9回裏になり、TBSラジオのホームラン現金プレゼントに、テレビをチラ見しながら、パソコンで応募を繰り返していました。ここで勝たねば、日本一は無いと考え、パソコンを切って、正座して選手と一体の積りで巨人を応援しました。この回ラミレス選手の一発が無ければ勝利をもぎ取れないと確信しましたので。1死後、それまで凡打を繰り返していたラミレス選手の表情がクローズアップされ、落ち着いたゆったりした構えをし、目は獲物を狙う輝きをしていて、ハッとなりました。予感は的中し、初球の変化球を見事にかっ飛ばし、サヨナラ大ホームランとなったのです。思わず、立ち上がって万歳を叫びました。

 このように、現金プレゼントや株取引も的中すれば申し分ないのですが・・。

巨人の勝利で溜飲を下げています。

 これにおごる事なく、4日からの西武ドームでの3連戦に集中して欲しいです。小笠原選手の手首の打撲が心配です。また、肩を痛めた阿部選手には代打か指名打者での活躍を期待しています。チャンスはそうそう巡ってはきません。今年がその大チャンスです。

日本一になったら臨時ブログを書き込む予定です。

フレー、フレー、ジャイアンツ!