自著の小説・詩の紹介(巨人戦)

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高木徳一の小説の執筆状況と18作目の詩、巨人

2008-05-17 11:05:27 | スポーツ

 お早う御座います。

 この所、夏日が来たり、冬日が来たりと、天候が不順ですが、お元気ですか?

 ミャンマーのサイクロンによる未曾有の大水害、中国四川省の大地震と立て続けに自然災害を目の当たりにし、一刻も速い救助と復興を願っております。特に、四川省の成都と重慶には、アステラス製薬の子会社の営業所があり、10年前に北京赴任中に何回か出張で訪れましたので、心を痛めております。

 巨人の低迷で、ブログを書く気力も失せていますが、覗いて下さる貴方を思い、綴ります。横浜戦でよもやの2敗1勝、続く広島戦で3連戦の初戦に負け、希望が見出せません。これで、19勝22敗。打撃10傑に顔を出しているのはラミレス一人と淋しい限りです。上原投手、李選手、高橋選手、二岡選手の早期の一軍復帰を待ってます。叱咤激励するのは簡単です。昨日、柿の枝葉が伸び家壁に当たるので、その部分を切りましたが、足腰が疲れ体力の衰えを感じました。選手とて同様、毎年歳を取っているのです。過去の活躍を強いるのは酷だと思いました。と考えれば、監督始めスタッフの頭の使いどころは選手起用です。1,2軍を問わず、好調な選手を厳しく見抜き、起用して下さい。投手も3点を取られたら、スパッと代える。3点を越えれば、野手陣はガクッときますので。

 久し振りに、相撲の番付を見ましたが、元大関や大関候補の出島、土佐ノ海、若の里が前頭の下位に居るのは時代の流れ、勝負の厳しさを実感します。日本人としては小結稀勢の里が5勝1敗の快進撃ですので、更に上位を狙っての頑張りを期待しています。

 さて、小説の執筆状況ですが、『赤い笹舟―男の肉弾戦―』は1週間ばかり中断しました。その理由は秘密。今日から再開です。5月16日付けの毎日新聞の本の現場欄で紹介された小川糸作『食堂かたつむり』(ポプラ社)は、無名の新人が始めて出した小説で、発売4ヶ月で17万部のベストセラ―との事。失恋した25歳の倫子が、実家の山里で開業した食堂を舞台に、料理がもたらす不思議を描いていると言う。10年小説を書いてきてやっと実を結んだ由。これに勇気を貰い、私も死ぬまで書き続けます。

 最後に、18作目の『旅愁散文詩』を掲載しますので、ご鑑賞下さい。

 48年前の蔵前工業高校時代、バスケットボール部の練習が終わり、裏門から蔵前通りに出た際、人だかりがあり、何かと思っていたら皇太子殿下、美智子妃殿下が大相撲をご観戦し、黒塗りの車で蔵前国技館の正門から退出されたのでした。美智子様の気品に満ちた清楚な笑顔がこちらを向き手を振っておられました。今でも鮮やかに眼前に浮かびます。一同ビッグチャンスに小躍りしたものです。その時を思い出し創ったものです。

 十八. 東京都蔵前国技館(土俵の鬼)

             昭和三十六年六月

  (一) ふれの太鼓が    鳴り響く

      幟はためく      国技館

      上を下への     大賑わい

      美智子妃殿下    ご観戦

      ハッケヨイ      ノコッタ

  (二) 男一匹        まわし締め

      円が散らばる    円い中

      小さい身体で    大技を

      大観衆は      ご満悦

      ハッケヨイ      ノコッタ

  (三) 明日はどの手で  ゆこうかな

      頭悩ませ      思案顔

      ハズでゆく筈    そんな筈

      正攻法の      大一番 

      ハッケヨイ      ノコッタ

  (四) 師匠の鋏      髷落とし

      磨いてくれた    心技体

      目頭熱き      幾星霜

      第二の人生    恩返し

      ハッケヨイ     ノコッタ


巨人、奇跡の第一歩、神様亀井様、大道様

2008-05-04 08:59:50 | スポーツ

 お早う御座います。

 ゴールデンウイークの後半に入りましたね。私は毎日が自由時間ですが、一応自称小説家なので、数時間執筆しています。

 今日は日曜日で、パソコンを使わない日にしています。と言うのは、退職後4年目になり、パソコン、新聞読み、テレビ観戦で視力が0.7から0.4に落ち、要注意と人間ドックで注意されましたので。

 しかし、昨夜の巨人の奇跡的な勝利を全国のジャイアンツファンと共にお祝いしたいとの衝動に駆られ、今、禁を破って臨時のブログを書かずには居られません。定期には毎月1日と15日前後の2回書き込んでいますが。

 今夜(3日)は巨人対ヤクルト戦のテレビ中継はなく、ラジオなら目が悪くならなくて助かると思いながら、スイッチを押しました。暗くして寝転んで聞きました。何と内海左投手と若い3年目の村中左投手の投げ合いで双方とも点が入りません。解説者歴26年の江本孟紀氏は、投手戦ではなく貧打線と厳しい批評です。また、1ヶ月経っても打率2割5分以下なら例え主力打者とは言え、2軍落ちは当たり前と言い放ちました。この点は前回も書きました様に賛成です。その為に2軍が居るのですから。

 そんな事を考えている内に、9回1死まで巨人は村中投手にノーヒットノーランです。屈辱的な場面に遭うのも話の種でと開き直りました。その瞬間、若武者亀井選手が14個のファウルを打ち、粘っています。村中投手の球威は衰えていないが、ボール、ストライクがはっきり分かり、球も真ん中に集まり出し、巨人にもチャンスが出て来たとの解説直後に、値千金のフェンス直撃の2塁打が飛び出し、小躍りしました。しかし、次は3三振の小笠原選手ですが、何とかするだろうとの淡い期待と無理だろうとの相反する気持ちが半々でした。彼は歩かされ、途中退場した高橋選手の所に入っていた4番山口投手の代打大道選手との勝負をヤクルトは取りました。バットを短く持ち、コンパクトに振り抜く大道選手なら、空振りは無く何とかバットに当ててくれるだろうと祈りました。打球が2塁手を越えたと言うアナウンスに手を叩き、次いで右中間を破って、亀井選手、小笠原選手がホームインと絶叫したので、立ち上がって大拍手を送ったのです。その後、何と阿部選手にまでその勢いが乗り移り、記念すべき150号の右越え3ランを放ったではありませんか。十数分前までの無安打無得点が信じられません。

 何事も諦めてはいけないことを再確認させられました。有難う、ジャイアンツ、感動を!これを切っ掛けに、自分よがりでなく、繋ぐ野球に徹して貰いたいです。現在13勝16敗で早く5割へ。本塁打は高橋、ラミレス、小笠原選手が各8、7、5本ですが、打撃ベストテンには誰も入っておりません。それに引き換え、首位独走の阪神は本塁打数はセで一番少ないが打撃10傑に3人です。

 今日からの戦いに大いに期待したいです。全国のジャイアンツファンは心を一にして、応援を続けていきましょう。

 若人は夢と希望の実現に向け、日々の努力を惜しまずに、また退職後のお仲間はお身体に留意しながら愉しく毎日を過ごしましょう。

それでは、また。


高木徳一の小説の執筆状況と17作目の詩、巨人

2008-05-01 10:25:58 | スポーツ

 お早う御座います。

 昨日今日と、全国的な夏日の25度前後で、太陽が笑顔を振りまいていますね。

 5月1日メーデーと記載されたカンレンダーを眼にし、鉢巻をして若き頃賃上げ闘争に明治公園に集合した事を思い出しました。その後バブル期となり、メーデーは祭典と化しました。バブルが弾け、賃上げもままならない労働者が再び真剣そのものでメーデーに参加し、気勢を上げているようですね。

 昨夜も巨人を応援し、後2勝して勝率5割に持ち込み、その弾みで子供の日の鯉の滝登りの如く上昇して、上位を狙ってと大いに期待しました。結局、若武者亀井選手のホームラン2発は単発の打ち上げ花火に終わり、仕掛け花火の様な打線の連続性が無く、あえなく3対4で負けました。鯉は広島カープの専売特許で敗戦は仕方がないのでしょうか。若い一、二番コンビの坂本選手、亀井選手だけが目立ち、3、4、5番の小笠原選手、高橋選手、ラミレス選手はどうしたのでしょうか。打率が悪すぎますね。阿部選手に至っては最悪です。現在2軍で打撃の好調な選手と交代するなどのショック療法をすべきと思います。投手陣は何とか、3または4点までに抑えているのですから。

 巨人の負けっぷりは、さておくと致しまして、北京オリンピックの8月8日まで丁度100日となりました。柔道の井上康生選手が全日本選手権の準決勝で破れ、引退を表明されました。長い間、日本の柔道界をリードされ、お疲れ様でした。充電期間を経て、後進の指導に当たって下さい。オリンピック代表選手の方々は、自己ベストを尽くすべく体調を管理しながら練習に励み、オリンピックを愉しみ、友好の輪を広げて下さい。なお、当日のチケット枚数は開催国の中国が75%を占め、他の国はチケット不足が起きているそうです。希望通り入手出来ない旅行業者は四苦八苦だそうです。私はビールを片手にテレビ観戦です。貴方は、どのように過ごしますか?

 さて、小説の執筆状況ですが、『赤い笹舟―男共の肉弾戦―』は400字詰め原稿用紙換算で100枚を書き終え、後100枚前後の予定です。一介の剣道場の跡継ぎが日中戦争に狩り出され、国家命令で人殺しを繰り返し、義弟の戦死で処刑人と化したのです。戦後、刑場の露と消えました。後半は孫世代の豊かな世界を描き、最後に人の繋がりに驚きますよ。

北京オリンピックを迎え、隣国中国との歴史を紐解くのも良いでしょう。日本の平和は先祖、祖父や父時代の日中戦争、太平洋戦争での多くの犠牲の元に築かれています。

 それでは、恒例の『旅愁散文詩』をご高覧下さいね。

 十七. 都立水元公園(サイクリング賛歌)

             昭和四十三年五月

  (一) 青空 太陽 白い雲

      ヤッホー ヤッホー

      手を振り ウインクすれば  

      乙女が答える

      愉快なサイクリング

  (二) バード サンクチャー 緑の梢

      ヤッホー ヤッホー

      手を振り 口笛吹けば 

      小鳥が  囀り

      愉しき  サイクリング

  (三) 静かな 水面 釣りの糸

      ヤッホー ヤッホー

      手を振り 語りかければ

      魚が   跳ね飛び

      心和む  サイクリング

  (四) 黄色 紫 菖蒲田

      ヤッホー ヤッホー

      手を振り お見合いすれば

      花が   恥らう

      心ときめく サイクリング