今日は。
早いもので、一月も半ばを過ぎてしまいましたね。14日成人の日の予想外の大雪は東京に8センチの積雪をもたらし、交通機関は混乱しました。今日17日も日陰などの雪が多く残っています。
19日(土)には、恒例の自治会新年会が帝釈天参道の川魚割烹料理屋『川千家』で開かれます。カラオケ大会に音痴ながら野球で鍛えたリズム感と情感で歌い、一人悦に入ってきました。今年は吉幾三の『酒よ』にして、1万円で購入した『カラオケ一番』のマイクを握り、特訓中です。甘く設定されていると思われる得点は90から96点で、この前は満点を連発し、気分を良くしています。
1.政治・経済
安倍政権の経済対策はアベノミクスと呼ばれ、国債発行の借金により大型公共事業の再開などを柱にしており、景気回復の期待で株価も上昇してきましたが、閣僚がその行き過ぎを懸念して、利益確保の売りが出て、16日は278円と大幅に下落し、10600円となりました。政府と日銀がタイアップした舵取りをお願いするしかありませんね、庶民は。
1ドルは88.9円で70円台から一気に円安も進みました。100円で購入した外貨預金まで戻る道のりは遠し。
2.社会
尖閣諸島問題では、中国軍部が日本との戦争を視野に訓練するように訓示したとの報告に接し、唖然とした。尖閣諸島の防衛強化は当然であるが、両国が証拠を出し合い、外交解決を目指す。決裂した場合には国際司法裁判所への提訴も視野に。これには相手国が受けなければ成立しないとは理解出来ない。規定を変更して、被告国は拒否できないようにすべきと思う。こうしなければ永久に解決は不可能になるから。
ボーイング787で、燃料漏れが相次ぎ、先日は操縦室から煙が出て、バッテリー不具合の表示が出た由。部品の35%が日本製と言うことで、徹底した原因究明と対策が急務となった。JALとANAの株価が下落。
桜宮高校バスケット部主将の2年生が体罰を受け自殺した問題で、橋下市長が体育科の入試の取り止めを市教委に申し入れている。これに対し、避難が殺到しているとのこと。悪いのは当事者の顧問と学校側、市教委の大人達で子供らには非がないとの理由で。私もこの意見に賛成で、この受験時期に、体育科を希望している受験生の当惑は見るに忍びない。
また市教委は体罰が認められたバスケット部とバレー部の無期限活動停止を決めたそうだが、顧問を替えて半年後には活動再会させるべきである。まともに指導している先生方が多い筈だから。
教育基本法には体罰をしてはならないと明記されているそうだが、罰則規定はあるのか。もしないのならザル法である。性善説に立っては度を越してしまう人物が人の命を危うくするので、性悪説に立って監視委員会を作り、監視、評価し、処罰すべきと思う。
3.科学
青山学院大の阿部二朗教授らは黒鉛が磁石と反発することを利用して、黒鉛の円盤を磁石の上で回転させて、発電に成功したと報告した。円盤の端にレンズで集光した太陽光を当て、温度が上昇し黒鉛の性質が変化して磁石との反発力が低下し、円盤が沈んで回転とのこと。円盤を大きくする予定。
東大岡田至崇教授は集光レンズと組み合わせた5.5ミリ角の太陽光パネル8枚で住宅1軒分の電気を賄う太陽電池の開発に挑戦しているとのこと。現在の試作品が市販製品に近い発電効率に。更なる技術革新中。
4.医療
東大生産研の竹内昌治准教授らは細胞の縮む力を利用してプレートを組み合わせて折り紙を折るような立体構造の作成に成功したと表した。50マイクロメートル四方のプラスチックのプレートを作りたい立体の展開図にし、その上に皮膚の細胞などを培養する。細胞は張った状態で増殖して、細胞が縮み、プレートを引張り上げ、立方体、サッカーボール状、管なども作成出来た。再生医療への応用期待!
慶大(医)の岡野栄之教授らは内耳の有毛細胞を作りすぎないよう作用しているのを解除する薬を発明し、それを大きな音で難聴にしたマウスの耳に注入した結果、有毛細胞が増え、聴力が僅かながら回復したと報告した。ES細胞を利用した神経などの再生研究にも期待したい。
放医研の荒木良子室長らはマウスのiPS細胞から作った皮膚や骨髄の細胞を、ほぼ同じ遺伝情報を持つ別のマウスに移植したが、皮膚は2ヶ月以上、骨髄は4ヶ月以上定着し、拒絶反応は起きなかったと報告した。2年前には米国で拒絶反応起きうるとの発表があったが。今後は実際的な試験管内での作成で検討する予定とのこと。(朝日、10日)
5.スポーツ
巨人は昨年日本一になり、正月番組に多く出演しているが、楽しんだ後はしっかり練習して、連覇を達成すること。菅野投手は浪人ボケはしていないようで大いに活躍を期待する。先発ローテーションに入れるか見守りたい。
相撲は崖っぷちの横綱日馬富士が初日から5連勝とまあまあの滑り出し。白鵬は贔屓の妙義龍の押し出しによもやの1敗。17日は贔屓同士の大関稀勢の里と前頭筆頭の妙義龍の一戦。どちらも勝たせたいが、やはり先輩格の方か。風呂上りに取り組み結果を聞いたら、大関が押し出しで勝ち3勝2敗となったが、両者ともこれから勝ち星を挙げて欲しい。4大関と下位との差がなくなっているような下克上か。
全豪オープンでは男子の錦織選手と女子のグルム伊達選手、守田選手が3回戦進出。
6.芥川・直木賞
第148回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は黒田夏子さん(75)の「abさんご」(「早稲田文学」5号)に、直木賞は朝井リョウさん(23)の「何者」(新潮社)と安部龍太郎さん(57)の「等伯」(日本経済新聞出版社)に決まったとのこと。初候補の黒田さんは昭和49年の森敦さん(61歳11カ月)を39年ぶりに更新し最年長受賞者に。朝井さんは戦後最年少、平成生まれで初の受賞者となる。
史上最年長75歳の黒田夏子さん、おめでとうございます。この作品は昨年、早稲田文学新人賞を受けたデビュー作で、ひらがなを多用した独特の表現法で、横書きスタイル。五歳の頃から物語を書いているそうで、十年で一作を目指してきた由。
68歳の私もこれからもこつこつと執筆を続けていいのだとの勇気を貰いました。
7.小説の執筆状況
仮題『白球は何処へ』(原稿用紙220枚)の手書き旧作を、修正しながらワードに入力中です。
8.『聞く、聞こえる』の歌謡詞 A. 白い便り (七五調) 一.ランドセルしょって ランララン お手手つないで ランララン お下げ髪の 女の子 クラス委員の お転婆さん 美代ちゃん今頃 何処にいる 結婚してるか どうなのか 風の便りは まだ聞かぬ 二. 胸がドキドキ ランララン うなじの色気 ランララン セーラー服の 女子生徒 震える手先で 年賀状 千恵さん今頃 何処にいる 結婚してるか どうなのか 雲の便りは まだ聞かぬ 三. 一目惚れで ランララン 気品の微笑み ランララン 白衣姿の 女学生 心弾ませ 初デート 麗子さん今頃 何処にいる 結婚してるか どうなのか 鳥の便りは まだ聞かぬ B. 命の限り (七七調) 一. ほら聞こえるでしょう 耳を澄ませば 春虫たちの うごめく音を 芋虫ごろごろ キャベツをパクリ 蝶の姿で 蜜吸いながら 菜の花を舞う 命の限り 二. ほら聞こえるでしょう 耳を澄ませば 夏虫たちの うごめく音を 蝉の幼虫 殻を脱ぎ捨て 地上に登り 樹液を含み 羽音すさまじ 命の限り 三. ほら聞こえるでしょう 耳を澄ませば 秋虫たちの うごめく音を 庭の片隅 下草にやぶ 夜長の床下 鈴虫こおろぎ 音色奏でる 命の限り 四. ほら聞こえるでしょう 耳を澄ませば 冬虫たちの うごめく音を ぽかぽか陽気に ムラサキシジミ 舞っているよ クビキリギスも 飛び跳ねている 命の限り