今日は。
師走に入り、一段と寒さが厳しくなって、暖房代が心配な時ですね。
振り返ってみると、1年はアッと言う間と思われますが、私にとって今年は人生68年で初めてダブルパンチを受けた年として、記憶に残るでしょう。
1.私道トラブル殺人の防止策
弟が胃潰瘍治癒後に院内感染に掛かったらしく、一時は免疫能が急減し、家族葬も考えたこと。もう一つは、10月5日の午後2時頃茨城南部の地震直後に一軒先から火が瓦を突き破って吹き上がり、庭先に黒煙が漂い、咽びながらリハビリ中だった弟を歩行器と共に避難させた際、袋小路に花壇や植木があり、支障になった事です。この体験と東北大震災時の避難経路の重大さ、渋谷区で発生した元警視による私道トラブル殺人事件を教訓に、当自治会、葛飾区で第二、第三の殺人事件の防止ならびに近隣の命、財産を守る観点から次のよな区条例の制定、実施を区長、区議会に働きかけるように12月1日の自治会の理事・班長会で力説しました。先日、足立区で『ゴミ屋敷』解消のためにゴミの強制撤去を区条例で決定されたこともヒントになりました。
区条例(案)内容:『公道及び共有道路は人、交通機関などの通行の場所であり、更に地震、津波、洪水、火事などの災害時には避難、救助、消火などに重要な場所となることから門扉、塀、花壇などの建築物を設置したり、自動車、自転などを駐車させたり、植木鉢などの物品を置いたりしてはならない。違反した場合には、違反者は建築物では5万円を、物品では3万円の罰金を区に支払う。区が撤去命令を文書で通告し、1週間以内に撤去されない場合は区が強制撤去し、その際の経費は違反者が区に支払う』
本区条例公布後1ヶ月間は周知と自主撤去の期間とし、1ヵ月後に施行される。
考慮した点:
1)共有私道道路にしたのでは、私のイメージが強く、自分所有の道に少し位物を置いてもいいでしょうと考えがちなので、私道を削除した。実際、申請すれば私道部分の固定資産税、都市計画税は免除とのこと。また、地区によっては私道の補修工事費などに補助金が出るそうです。従って、公共の度合いが高いのです。
2)『・・など』を挿入したのは、メールによる逗子ストーカー殺人事件で元交際相手のデザイナーが犠牲になった件では、警察はストーカー規制法には電話、ファクシミリによる嫌がらせと断定されていて、メールがないので逮捕が出来なかったのです。手落ちや新規開発物も次々と現れることから『・・など』と記載し、当局が常識的に判断出来るような余地を残しておくためである。
3)ネット検索の結果、花壇は違法の例に入っており、当局は改善の命令が出来るとされているようです。植木鉢についての記載はありません。また、花壇の場合の罰金や強制撤去などの記載は見当たりません。検索が不十分だったかも知れませんが、いずれにせよ上記の区条例(案)を検討する過程で明らかになるでしょう。
この区条例が検討され、成立、実施されるのは何時になるのか楽しみです。災害は何時起こるか知らせてくれません。早期の実施が必須です。
2.政治・経済
都知事と衆議院議員の選挙戦が開始され、26日は都政、国政の舵取り役を決める重要な日となります。将来の展望を考慮した自分の主義主張と合致する政党及び個人に1票を託しましょう。12党が乱立して得票数が割れることから多党政権になる可能性が大です。第一党が何処になるかが最重要ですね。
日経平均は4日現在9428円と阿部自民党総裁の金融緩和策が後押しして9000円台からかなりの上昇がみられるとのこと。また1ドルが82.3円の若干の円安方向。中国での日本品の売り上げ低下も底を着き、上向きになってきた由。
3.社会
2日に山梨県の笹子トンネル内の吊り天井が老朽化によると思われる崩落で車3台が押しつぶされ、9人が亡くなったとのこと。お悔やみ申し上げます。コンクリ製の天井板を金具で吊って高さ5.3米のトンネル最上部のコンクリに固定しているボルト部分が落下していたとのこと。このボルト部分の打音検査を義務付けたマニュアルにはなっていない由。点検、整備、管理のミスの疑いが濃く、犠牲者やご遺族にとっては遣り切れない思いでしょう。テレビでも言われていましたが、新規着工は経費も掛け、輝かしいが、保守は地味で経費も少ないとのこと。バブル期の建造物の耐用年数の30年、50年が接近して来ているので、危険度の高い建造物からの補修作業が緊急の課題となった。第二、第三の犠牲者を出さないために。
4.医療
京大の千葉勉教授らは遺伝的に大腸癌が出来るようにしたマウスで、神経成長などに関与する蛋白Dc1k1のある細胞だけを破壊すると、5日後には癌幹細胞を含むほとんどの癌細胞がなくなったと発表しました(朝日、3日)。大腸癌でこの蛋白を持った細胞のみを潰す新薬の開発が待たれます。
東京都医学総合研究所などのチームが、顎の骨を切る患者のゲノムを解析し、手術から1日後までに必要な鎮痛薬の量に2倍の差がでる遺伝子を見つけたと報告しました(朝日、29日)。遺伝子検査が実用化されれば、患者ごとに適量が予測出来ると言われています。
京大中辻教授らとニプロはiPS細胞を無菌状態で大量に増やせる装置を開発したと発表しました(朝日23日)。細胞を増やす培養液の交換を自動化し、2週間で数億個に増やせました。心臓病患者の移植用としては一人分で、目の治療用だと千人分と驚異的な装置です!価格は2千万円から3千万円。
日本製紙は薬用植物の原木から葉のついた枝を切り取り、光合成を盛んにする独自の培養技術で根を出させ、苗木に育てることに成功したとは公表しました(朝日、22日)。薬用植物は栽培が難しく、殆どを中国から輸入していますが、これからは整腸薬センブリ、健胃薬チョウジなど12種類の輸入は不要になるでしょう。
5.スポーツ
巨人選手の契約更改ではビッグアップ組が多いですが、久保や越智投手、谷、小笠原選手など活躍できなかった組は当然厳しいダウンですね。来期に向け、ゴーあるのみ。
果たしてWBCの結果は・・
ドラフト会議前に米球界入りを希望していた大谷投手が当日強行指名した日本ハム入りに傾いている由。ご両親は最初から日本球界で活躍してからの米球界挑戦を望んでいたとのこと。私もご両親に賛成ですが、最後は自分の人生ですので自分の意志で決めましょう。今週中に日本ハムに回答するとのことで、気になりますね。
ゴルフ界では中堅の藤田選手が巻き返し、賞金王になったとのこと。若手の石川遼選手は伸び悩んでいるらしいですね。
フィギュアースケート界では、若手の男子が名乗りを挙げてきて、頼もしい限りです。
6.小説の執筆状況
『愛の氷点』の最終チェックをしていて、12月10日締め切りの『太宰治賞』に応募します。内容は生老病死の生病死を扱っています。高校のバスケット部で知り合った男主人公。難病に罹った女主人公は大学受験に挑戦。果たしてその結果は・・。伯父と祖父が医者であり、それをみて医者を目指す男主人公のその後の運命は・・。
グリコ森永事件の時効ものを題材にした『地雷で助かった兵士』は私設編集長のコメントを頂いたので、修正後文学界に投稿します。
7.『みる(下見、目先)』の歌謡詞 A. 下見旅行 (七五調) 一. 下見旅行の 愉しみは 気楽な気分で 参ります 春は房総 花ライン 大海原の 静けさよ 魚尽くしに 舌鼓 二. 下見旅行の 愉しみは 気心知れた 仲間内 夏は箱根の 山ライン 芦ノ湖巡れば 風涼し 時代の流れ 関所跡 三. 下見旅行の 愉しみは 気分爽やか 溌剌と 秋は鎌倉 寺ライン 彩る紅葉 それぞれに 歴史の味は 古都の路 B. 目先勝負 (九十調) 一. ふっくら彼女に 声掛けた 声掛けた デートの誘いに 胸弾む 胸弾む 何から何まで アッシー君 アッシー君 身体もお金も 泣き出した 泣き出した 目先も読めず 恥ずかしい 恥ずかしい 二. 締まったお馬に 運賭けた 運賭けた 号砲一発 胸弾む 胸弾む 第四コーナー 一番手 一番手 逃げ足伸びずに 着外だ 着外だ 目先読めず 悔しいよ 悔しいよ 三. 見合いの相手に 一目惚れ 一目惚れ 優しさ溢れて 胸弾む 胸弾む 新婚家庭は バラ色だ バラ色だ 節約してても 心は豊か 心は豊か 目先が読めて 大当たり 大当たり
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