自著の小説・詩の紹介(巨人戦)

ブックマークに、歌謡詞、旅情詩の無料サイトと小説の電子版有料サイト。毎月1と15日に小説の執筆状況、歌謡詞等を掲載

高木徳一の小説の執筆状況と36作目の詩(巨人戦)

2009-03-02 22:02:27 | 小説

 今晩は。

 3月4日にはOB会の文化サークルである『カルチャー雅会』主催の上野『鈴本演芸場』での寄席鑑賞に参加し、腹をよじって笑い、免疫増加を図って参ります。

 

 先日は東京で日照時間零の日が8日間続き、2月としては新記録だったようで、洗濯物が乾かず苦労しました。今日は久方振りに1日中快晴でした。失って初めて有り難さが分かりますね。核融合活動の太陽君には頭が下がります。無償の愛を大いに感じました。人間のみならず自然界、地球、太陽系に多大の好影響をもたらしています。何時、太陽が消滅するか知りませんが、人工太陽の研究を誰かがしているのでしょうか・・。

  野球では、昨日巨人が侍ジャパンに延長10回2対1で惜敗しました。巨人の奮闘は嬉しいのですが、WBCに出場する侍ジャパンの投打の不振が気掛かりです。5日から1次ラウンドが始まり、先ず中国と対戦ですね。本調子でないダルビッシュ、岩隈投手の踏ん張りに期待です。打撃陣では小笠原選手、稲葉選手、中島選手、川崎選手、城島選手らは調子がまあまあですが、イチロー選手、村田選手のブレーキが不安です。でも、本番では答えを出してくれるでしょう。メダル獲得を目指し、頑張って下さい。

 

 小説執筆状況については、前回、内容を紹介しました『愛の万華鏡』を私設編集長にチェックして貰ったところ、テーマが何かはっきりとは読み取れなく、肩を壊しプロ野球に入れなかった主人公の葛藤場面が少な過ぎ、山場が見えないとの事。従って、長女の不倫場面をトップにして、子育てに失敗したと考える夫婦各人の回想(主人公の葛藤も強調)から、3人娘の愛の形、長女との和解へと展開を変更しました。また、枚数を減らすため、野球場面で『ホームラン、バント、ダブルプレー』などのカタカナは会話文で、『本塁打、犠打、併殺』などの漢字表記は地の文に直しました。1週間寝かせてから新人賞に投稿します。

 次作はユーモア小説と考えましたが、ネタが見付かりません。周囲の人間で駄洒落を飛ばす人はいますが、ユーモアを持つ人間はいません。日本人には無理なのでしょうか。現在、諦めています。

 従来は、『愛と死の絡繰』に見られる様に地震災害などの事故は作品に入れていましたが、殺人などの犯罪場面は扱いませんでした。悲惨な描写はしたくなかったからです。しかし、人間の心の闇を描くには、犯罪が有効だと思います。自殺やあの人を殺したいと考えた事は人生一度はあるのではありませんか。私も考えましたのでその心理は分かる積りです。

そこで、次作には通り魔事件をエピソードに加えて、現在構想中です。完成をお楽しみに!

 

 それでは、36作目の『旅愁散文詩』をご鑑賞下さいね。

 

 三十六. 広島県安芸の宮島 (戦人の魂、いくさびとのたましい)

                昭和六十年五月

  

  (一) 松島、天の橋立と  並び称される

      日本三景の一つ   安芸の宮島

      瞳に染み入る    朱色の大鳥居

      奥に控えし      深緑の社殿

      壮麗の極致なり   竜宮城と対比す

      平家隆盛時の    面影偲ぶ

      戦人の魂       浮遊を感ず

  

  (二) 野生のサルよ シカよ 今日は 

      自由闊達に      動き回る

      弥山(みせん)から  四国の連山 

      雲の間に

      山下り  細道を

      神泉寺の番僧  誓真は

      祈りをシャモジに  託すなり

      紅葉饅頭  土産に  帰り船     


最新の画像もっと見る

コメントを投稿