自著の小説・詩の紹介(巨人戦)

ブックマークに、歌謡詞、旅情詩の無料サイトと小説の電子版有料サイト。毎月1と15日に小説の執筆状況、歌謡詞等を掲載

高木徳一の小説の執筆状況と『怒る、怒り(その2)』の歌謡詞(肺癌手術、巨人戦)

2015-09-01 09:21:46 | 

お早うございます。

 8月20日に入院し、翌日に早期肺癌の手術を受け、30日に退院しました。

体験を記しますので、参考にして下さい。

 病室の希望は4人部屋の廊下側で無料としました。その後、無料のベッドが空かないと手術日が遅れると考え、窓側の1日約5000円のベッドを第2希望としました。第2希望に決まり、A棟の14階で窓からスカイツリーが真正面に望め、ロケーションは良好です。

 20日に左脇の下の毛を剃って貰い入浴し、その後、右腕に太い留置針を固定。夕食と翌日の朝と昼を絶食し、水分を点滴。午後1時に手術台へ。脊髄の硬膜外にカニューレを留置し、麻酔薬を流し局所麻酔する。腕のカニューレからも麻酔薬を流し、全身麻酔をする。脇の下の肋骨を広げ固定し、そこから径5センチの内視鏡を挿入。上葉を少しずつ切除し、電気メスで止血後切除物を外に排出させる。気管支先端を閉じる。その前に挿入口の5センチ下部からも内視鏡を挿入し、慎重に切除してゆくらしい。

 終わりましたよとの声で目を開けると、周囲に術後の患者が数人いた。痛みもなく、終わっていた。術後用の部屋が満床なので特別に個室に入れられた。個室は1日5万円也。自分で希望したわけでなく、病院側の段取りの悪さなので個室料の支払いはないと思った。麻酔に1時間、手術に2時間、覚醒に1時間の計4時間を予定していたが、2時間オーバーで妹は心配したと。術後心拍数が38に低下し、様子を見ていたとのこと。たまに、術後の脈拍低下はみられ、問題はない由。硬膜外カニューレからは鎮痛薬が持続抽入。留置カニューレからは感染防止の抗生剤と栄養液が点滴。第2の挿入口からカニューレが配置され、その先端は漿膜と下葉の間に入れられ、血液の残骸や分泌液を体外に出し、検査容器に繫いである。肺胞から酸素が漏れていれば気泡が現れ、上葉の下端の一部と下葉の上端の一部が癒合して一つになっているところを切り、自然治癒で塞がるのを待つ。個人差があり、通常は術後5日前後でかさぶたが出来塞がるが、自分は10日も掛かってしまった。塞がらない場合は死滅菌体を第2の挿入口から投与し、炎症作用を起こして塞ぐとのこと。3日間はインフルエンザに罹ったように発熱する由。夕食と翌朝まで絶食。やっと昼食にありつけ、美味しかった。

 個室2日目の夜、左腕が痛くて、どうやって仰向けになろうかと奮闘していた際、廃液カニューレは全て空になっていたが、もがいていて全てが赤い液で満たされ、ひょっとしてカニューレが抜けて血が出て来たのではとパニックになり、ビニール管を強く握り、流れを止めた。ナースコールを何度も押す。今日は日曜日で夜勤医師は少ないので手術は出来ないだろう。誰か来てーと大声を出してしまう。折角オペは成功したのに、不注意でこのまま死に至るのだろうかと戦慄が走った。看護婦が到着し、事情を聞かれ、2か所の固定部位を観て、絆創膏が剥がれていないから大丈夫よと言われ、生きた心地がした。念のため、移動レントゲンで撮影してくれた。写真でも抜けていなかった。   カニューレの先端部が壁面などに密着して液が入らず、動き回ったせいで貯留液に浸かり、一気に体外に出たものと思われる。この点を前もって教わっていたら驚かなかったと思う。また、肺は陰圧で、もしもカニューレが抜けてしまうと大気が入り込み、下葉が潰されてしまうという。この点も早目に伝えてくれればと。1階の売店に行くのが怖くなった。子供がぶつかってきて抜けたらと考えると。個室3日目に4人部屋に移動。就寝時、仰向けになるとカニューレ挿入部位が痛くなり、9泊の内、耐えられなくなった3回ボルタレンの座薬を利用した。運動不足のため排便が困難で、苦労した。喉頭や肺内をかなりいじり回している影響で、1から3か月は咳が出るとのこと。もし苦痛なら鎮咳剤を。また、鎮痛剤を処方したが、ひどくなったらボルタレンの坐剤を利用せよと。9月16日にX線、血液検査をして、その後摘出組織の病理検査の結果を聞く。リンパ節への転移の有無は・・。

 同室者の様子を記す。

A氏:70代、左と右の肺に癌在り。化学療法剤を流している。身体を痛めつけてきたから転移も仕方ないかと元気のない様子。当方薬剤師と伝えて、うどん粉に良く効く薬が入っていると嘘を言って飲ませると、ある程度の効果がみられ、プラセボ効果と言われていると。良い方に信じたり、落語などを聞いて笑ったり、楽し気な音楽を聞いたりすると免疫活性は高まるというデータもある。この抗癌剤はかなり有効だと信じることが大事であると。癌センターは一流で、種々の情報を駆使し、最高の治療をしているので、効かないはずはないと信じるのが重要だと。

B氏:60代、化学療法と放射線治療を受けている。放射線で身体全体が膨れ、目も細くなっているし、食欲もなく辛いとのこと。

C氏:60代、タバコ1日60本喫っていたヘビースモーカー。酒も飲む。2か月咳をしていて風邪と思っていた由。癌ではなく、大きな肺腺腫でこのまま放置していたら5カ月の命と言われた由。手術を受け、ICUに1週間、一般病棟に1週間で退院。

D氏:40代、食道癌、化学療法、食欲なし

E氏:30代、肺癌のステージⅢ、化学療法と放射線療法、制吐剤はあまり効かないとのこと、化学療法の際は食欲なし

F氏:85歳、食道癌、胃は正常、手術、食物を飲み込んだ後に胸に違和感ありで医院訪問し、即精密検査をと言われた由。

以上、ステージⅠからⅡで発見されれば、手術で対応出来、早期退院が可能となる。Ⅲでは手術対応がしづらく、化学療法、放射線療法で副作用とも戦い、入院期間が長くなる。Ⅳでは治療効果は乏しくなり、緩和治療に入る。従って、積極的に通常の肺、乳房、前立腺、大腸のがん検診以外の癌検査を受け、早期発見、早期治療がベストである。心や経費で苦しむのは当人ばかりでなく、家族も居ることを忘れないで下さい。

 

1.政治・経済

  安倍首相がごりおしして成立させようとしている安保法制は多くの憲法学者が違憲としており、特に国際法上は認められている集団的自衛権の行使は日本の9条により認められないとされる。先日国会前で安保法制反対のデモが主催者発表で10万人規模でなされた。後方支援に徹するか。

      8月20日から入院するので、投資信託の『日本ハイパーブル4』を買うかどうか悩んでいました。日経225が20500円から20200円に 下がったので。入院中は咄嗟に売買が出来ないので、退院後に判断した方が良いかなとも。でも長らく買いを待っていたので、買いました。術後5日前後での退院予定が、肺からの酸素漏れが止まらなくて10日目に退院となった。株価をみると驚いたことに中国経済の停滞懸念から19000円、その後18000円、17000円代と下落し、他の銘柄も含めて売りそびれてしまい、現時点で半年ぐらい塩漬けと考えている。

  2日9:30現在の日経225は18171円(+6円)で、専門家の見方では20000円の回復は当面難しいと。ダウ30は16058ドル(-470ドル)と大幅下落。日米欧の経済基盤は崩れていないとも。大国中国の経済に振り回される。1ドルは120円。

 

2.社会

  2020年東京五輪の新国立競技場の設計デザインの白紙撤回と言い、今回の佐野氏デザインの公式エンブレムの使用中止の決定と言い、五輪にケチが付いてしまった。今後は公開しながら早急に計画を立て、実施あるのみ。

  児童の自殺は夏休み明けの9月1日に最多となっており、家族や友人、先生が命の大切さや学校生活の楽しさを口だけでなく、実践して欲しい。得意なことを褒める。地域社会の人達も児童には地域仲間として挨拶や声掛けをして欲しい。

 

3.科学

  東北大や材料研究機構は、金属筒に隕石含有の鉄などと一緒に地球原始の海や大気にあったと推定される重炭酸、アンモニア、窒素などを入れ、超高速の弾丸を衝突させ、約1000℃、4〜7気圧にした結果、DNAのもとになる2種類の塩基と9種類のアミノ酸が生まれたと発表した。生命誕生の解明に繋がる。

 

4.医療

   特記なし

 

5.スポーツ

  熱戦の高校野球は東京勢、清宮選手の早実、関東一高ともベストフォーでご立派。優勝は東海大相模、準優勝は仙台育英で、全力の試合の連続で気持ち良かった。選手諸君や関係者の皆さん、有難う。

 1日現在、巨人は62勝59敗1分でヤクルトとともに首位阪神に1ゲーム差。残り試合は21で連勝以外にない。防御率は1位だが、打率が最下位で打撃陣の奮起以外なし。頑張れジャイアンツ!

  世界ランク4位の錦織選手が米国オープンで、まさかの初戦敗退。勝負の世界はどちらかが負ける。

 

6.小説の執筆状況

   手術が無事終わったことから、小説の執筆を再開します。日常が繰り返される幸せを感じています。

 

7.『怒る・怒り(その2)』の歌謡詞 

   A. 似た者父子

        (七五調)

     一. 夏の休みも       あとわずか

        お前宿題        終わったか

        これからぼちぼち    やるんだよ

        そんなのんきで     間に合うか

        むっとせざるを     得ないです

 

     二. 今朝の記事に      ぞっとした

        子供の自殺       増加する

        休み明けの       二学期に

        折角育てた       我が息子

        体は真っ黒       歯が白い

 

     三. 営業マンの       我が夫

        酒もたばこも      仕事だと

        ぷんと横向く      あきれ顔

        適度が欲しい      父と子よ

        何時になったら     目が覚める

 

 

   B. 酒の叫び

       (七七調)

     一. 適度な酒は       場を和ませる

        明るい話題に      笑顔が満ちる

        歌も飛び出し      首振る仲間

        心と身体        弾んでる

        酒はー 百薬のー 長だぞー 

 

     二. 過度な酒は       場がしらけるよ

        泣いて絡んで      怒って暴れる

        説教したり       繰り返したり

        こんな酒癖       ご免こうむる

        キスに抱き着き     可愛くやれよ       

         

  

   



最新の画像もっと見る

コメントを投稿