自著の小説・詩の紹介(巨人戦)

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高木徳一の小説の執筆状況と『雨』の歌謡詞(大震災被災地応援歌、東野圭吾作品の書評)(野球)

2011-04-17 10:40:50 | 小説

 今日は。

 庭の桃の花も散り始め、山吹と雪柳が目に眩しいです。

1.大震災

 大震災から早や1ヶ月が過ぎましたが、余震が続いており、1年位は油断は禁物です。これまでにM5以上の余震が500回位で平年の2,3年分が1ヶ月で発生した計算になるそうです。如何に、M9の本震が巨大で日本史上千年に一度の規模であったかが分かります。その結果日本列島のあちこちで歪みが出来、それを調整するために余震が続きます。葛飾区の我が家でも土台近くの壁に3個のひびと風呂場のタイルに横2米のひびが入りました。

 先ず、『自分の身は自分で守る』が大前提ですね。それから弱者、子供、老人ですね。日頃の地震と津波への対策と訓練が大事で、その点で生死を分けたとの記事を多く読みました。多くの余震で木造家屋は倒壊し易くなっていますので、大きな揺れでは外に退避した方が良いでしょう。

 物資、義捐金、寄付金、ボランティア、節電などで、多くの日本人や外国人が支援に乗り出したため、復興に向けた足音が聞こえてきました。

2.福島第一原発事故

 懸命に緊急作業を継続しているにもかかわらず、原発事故の収束はまだ見えていないそうです。近隣の人達は申すまでもなく、大気中、土壌、海水への汚染で周囲の関係者や周辺国にも多大な心的、物的被害をもたらしています。政府、東電関係者、専門家らによる適切なる判断に基づく処理作業で、事態の沈静化を期待しております。

3.政治・経済

 未曾有の大惨事にあたり、与党も野党も一致協力して巨大災害に強い街造りを計画立案し、早期に実施すべく働いて下さい。

 自粛ムードが長引けば、経済が沈滞し、ひいては被災地の復興が遅れます。従来通りの消費活動をしましょう。被災地の産品を多く購買するのが、効果的な支援です。

4.スポーツ

 ゴルフの石川遼選手が今シーズンの獲得賞金を全て義捐金にするとの報に接し、びっくり仰天。世界のマスメディアも絶賛。幾ら他にコマーシャルなどの収入がかなりあるからといっても、生業の収入の全額を19歳の青年が拠出すると言うのですから。

 プロ野球が開幕し、巨人は現在2勝1敗1分。阿部捕手の怪我欠場は痛いです。坂本、脇谷、ラミレス、小笠原、高橋、長野、ライアル、鶴岡、投手の打順で、4点以上を!投手陣の東野、内海、新人澤村、グライシンガー、ゴンザレス、ロメロ、西村、高木、山口、久保、朝井、金刃らで3点以内に抑えよ!新人澤村投手と2年目の長野外野手の活躍を期待。

今年は早大卒の三羽カラス斉藤、大石、福井投手や澤村投手など新人にいきのよい選手が多く、楽しみですね。

 相撲界はしっかりと再生への道を歩んで欲しい。

5.東野圭吾作品の書評(ここは震災前に作っていたネタです)

    作者略歴:1958年大阪生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。

           1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞

           1999年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞

           2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞

   A. 『容疑者Xの献身』(文藝春秋、2005年)

          1)元夫を殺害した犯人と共犯者が最初から分かっていて、探偵役と捜査陣が容疑者の動機、殺害方法、アリバイ、遺留品などから容疑者供述の虚実を暴いてゆくものである。

    2)表題の献身から、身代わりになったのではと考えた。

         3)献身の理由がラストに!

    4)途中に伏線がちりばめられている。共犯者の高校の数学教師が通勤途上に隅田川沿いのホームレス小屋の前を通り、描写も細かく、何回も出てきておかしいとは思っていたが、ホームレスの利用の仕方に驚愕した。

    5)自分の推理と同じか違うのかと面白く読み進めました。この作品が直木賞だったのですね。私もこのクラスの作品を書きたいと思った次第です。私の頭脳は論理的思考が感情的思考に負けていますので、ミステリを味付け程度に使います。

   B. 『超・殺人事件(推理作家の苦悩)』(新潮社、2001年)

    1)8個の短編で、副題の如く、推理作家の日常の喜怒哀楽を含めた苦悩を描いていて、気楽に読めた。

    2)『超税金対策殺人事件』の項目では、ある作家は10年近く少ない収入だったので確定申告書を自分で書いていたが、急にベストセラーが出て大金が入ったので、友人の会計士に12月頃になって任せた。所得税、都民税、区民税の額をみて仰天。税金を考えず、収入アップを喜び、浪費をしてしまっていたのだ。私が勤めていた会社では、医師に依頼した論文執筆の原稿料を支払う際、源泉徴収額を除いた額を渡し、源泉徴収額を税務署に提出して、医師は税務署に申告する必要はなかった。印税を受け取る作家にはこういう制度がないのかと思った。一度は印税を受け取ってみたい。

自分に代わり作品を書いたり、他の作品の要約、書評、そのさじ加減などが出来る機械の出現を夢見ているが、出来たら出来たで困る事例には噴き出した。

6.執筆状況

 『金門橋の恵風』は3月11日の震災後3週間は執筆を中断して、ヘルメット、乾電池、追加携帯ラジオ、食料、飲料水などの購入に並び、落下物となる一部の電灯、額縁などを取り外し、重たいミシン、不良パソコン、雑誌、書き溜めた下書き原稿などを廃棄したりした。更に、都市直下型地震で生き残った家族の為に、横長の物置を購入し、ガスコンロ、飲料水、食料、便袋、保険証コピー、携帯ラジオ、トイレ紙、ライター、乾電池などを入れた。

 昨日、原稿用紙110枚分を脱稿した。これからじっくり、構成の見直し、的確な言葉遣いなどをチェックして、上期文学界新人賞(〆切:6月)に投稿予定。

7.大震災被災地への応援歌  『大和魂』

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