高木徳一の小説の執筆状況と『判断』の歌謡詞（肺癌経過、巨人戦）

2015-11-02 09:12:54 | 文芸

　今日は。

　早や霜月に入り、今年の残りは師走だけになりましたね。

　２日の東京は朝からやや強い雨で一日降り、最高気温も１３度位の下旬並みの寒さだそうです。ズボンを二枚穿き、電気ストーブも点けてパソコンを打っています。庭の夏蜜柑が少しずつ色付いてきました。

　群像文学新人賞の〆切が１０月３１日でしたので、間に合わせるため１０月１５日前後のブログの書き込みは休ませて頂きました。何とか、投稿出来ました。

　肺癌の方は左肺の上葉の切除後、再発防止や下葉の筋の影の抑制のために制癌剤UFTを２年間服用とのこと。術後２か月余で服用１か月後になりますが、副作用は現時点でありません。UFTは２０年前に副作用の少ない抗癌剤として開発されたそうです。傷口のツッパリ感と咳があります。咳は１から３か月でなくなるとのことですが。２週間前に診療室前で待機していた時、４年先輩の大学助手にお会いしてお互いに驚きました。先輩は咳が続き、診て貰ったら肺癌初期とのことで、私と同様に左肺上葉を切除したとのこと。タバコと酒をのむ人。また、１週間前に床屋に行き、何時も話し込む店員に肺癌を伝えたところ、経営者が肺癌で亡くなったと聞き、また驚きました。背は高くて偉丈夫な人で３回位刈って貰ったことがあります。タバコ好きで健診に行ってなかったので、店員が一緒に行きましょうと誘った結果、末期の肺癌で１年半後に亡くなったとのこと。よって、タバコや酒は程々にして、毎年健診を受け、症状が出たら直ぐに医者へ。５０歳過ぎたら２，３年おきに全身を調べる人間ドックを受ければ健康寿命が伸びますよ。自分だけでなく、家族や友人、知人にもこれらのことをお伝え下さいね。

１．政治・経済

　　３年半振りの日中韓首脳会議が開催され、日本の侵略、慰安婦問題を蒸し返しているとのこと。では、韓国と中国はどうして欲しいのかを提案し、日本は何処までなら譲歩出来るかを伝え、率直に話し合い、解決し、未来志向に早く移って欲しい。当事国で解決出来ないなら、国家間の紛争仲裁機関に解決を委ねたらどうか。別途、経済協力は進め、お互いがプラスになるように。韓国では、大財閥のサムソングループの売り上げが前年より５割も下落しており、経済界から日本との経済交流を活発にするため慰安婦問題を早くに決着して欲しいとの声が大になっているとのこと。　

　　中国は南沙諸島の領有権を主張し、建物や飛行場などを建設して、近隣諸国や米国などから反発を受けている。これらの問題を採決し、強制執行したり、罰則を与えうる国際機関はないのか。『国家には最上の権力である主権があり、国自ら同意しなければ裁判所に引き出せないし、また国家の主権は平等である』との考え方により、国際司法裁判所は当事国の同意がなければ裁判を行えないし、例え裁判を行えても当事国の同意が前提となり、強制執行力や罰則を科す権限はないとのこと。韓国との竹島問題もしかり。韓国が同意しない。　こんなことではいつまで経っても国家の紛争は解決しない。考え方を変えて、提訴があれば裁判し、強制力や罰則を科せる裁判所にすべきと思う。なお、有害無益な国連にある大国の拒否権を早急になくすべきである。

　　２日１３：３０現在の日経２２５は１８６９４円（－３８９円）、ダウは１７６６４ドル（－９２ドル）で、中国経済の減速懸念から下落している。１ドルは１２０．４円でやや円安か。

２．社会

　　欧米ではハロウインは子供のお祭りだが、日本では大人も混ざり、仮装大会の様である。かなりの経済効果を生み出している平和な国だ。

　　ロシアの航空機がシナイ半島で離陸直後に空中分解したらしく、墜落し、全員絶望視。事故か事件かは調査中。

　　旭化成建材によるマンションの杭打ち不完全やデータ改ざんが次々と明るみに出て、独りでなく５０人近くが関与しているらしく、会社ぐるみの可能性も指摘されている。一生一度の買い物をした住民は驚き、早急な対処を要望中。

３．科学

　　東大宇宙線研究所の梶田隆章所長（５６歳）がノーベル物理学賞に、おめでとうございます。また、共同研究者更には測定機器を開発した企業の方々もお喜びと思います。物質を構成する最小単位の素粒子ニュートリノに質量があることを証明し、定説を覆しました。宇宙の成立や物質の起源解明に役立つもの。

４．医療

　流山市のかよちゃんは渡米２カ月後に心臓移植の手術が成功し、術後１０日で退院とのこと。半年間は現地で免疫抑制剤を投与し、経過をみる由。支援者として嬉しい情報でした。ドナーのお子様の冥福とご家族のお気持ちを大切にしていきますとの母上のコメント。iPS細胞からの心臓作成の早期実現を期待する！

　　北里大学の大村智・特別栄誉教授がノーベル医学生理学賞に決まり、御当人、共同研究者、関係者の皆様にお祝い申し上げます。静岡県の土壌から分離した微生物が生産する抗寄生虫薬のエバーメクチンを発見し、メルクとの共同で強力なイベクメクチンを開発し、動物の他に人でも有効で多くの人を救った。

　　小野薬品が開発したニポルマブは皮膚癌のメラノーマに対して承認済みで、今年７月、進行・再発の非小細胞肺癌に対する効能追加承認申請がなされ、厚労省で審議中とのこと。末期の扁平上皮型非小細胞肺癌の大規模試験（２７２症例）で１年生存率が４２％、対象の制癌剤ドキタキセルの２４％を大差で有効生を示した。このニポルマブは免疫チェックポイント阻害薬と呼ばれる新しい作用機序の薬です。免疫細胞は癌などの異物を攻撃しますが、その攻撃が強くなると正常な細胞にも障害を与えるのでブレーキを掛ける部署（PD-１）があります。そのブレーキを少し緩めれば進行性や難治性の癌にも有効になります。

　　インフルエンザウイルスは表面の型がタイプにより異なり、対応するワクチン作成の必要があるとのこと。写真に頭や手足に骨が映っていない病気『低フォスファターゼ症』の井上愛桜ちゃんが生まれた。埼玉医大の内田特任教授らは国際共同治験で効果が出ていた米国の『アレクシオン』を副作用の懸念を抱きながら注射した結果、骨が出来始め、５カ月で肺活量は正常になった由。現在２歳半でつかまり立ちが出来たと言う。日本で世界初の承認を得た。

　　理研の伊川上級研究員らはマウス胎児の肝臓の造血幹細胞を取り出し、特定の蛋白の働きを阻害する遺伝子を組み込んで培養した結果、主に白血球が大量に出来たと報告した。ヒトの臍帯血の造血幹細胞でも確認されたと言う。人では増殖が遅いが、安全性をクリアーし、癌患者からでも成功すれば免疫細胞の大量生産が可能になるとのこと。

　　筑波大と理研などのチームがマウスの実験で、夢を見る浅い眠りのレム睡眠の役割は続く深い眠りのノンレム睡眠時に脳内の記憶定着を促すことを確認した。レム睡眠を失くすとノンレム睡眠中のゆっくりしたデルタ波が弱くなる。アルツハイマー病や鬱病はデルタ波が減少するので、この病気の解明になるかも知れないと言う。

５．スポーツ

　　巨人の原監督（５７歳）がCSでヤクルトに１勝４敗で敗退して、辞意を表明した。述べ１２年間で日本一３回、リーグ制覇７回と、輝かしい戦績を残しました。長期に渡る選手生活と監督業、本当にご苦労様でした。幾多の名勝負をしてこられ、胸を張って第二の人生を歩んで下さい。次期監督に高橋由伸選手が選ばれ、来季の采配が見物です。阿部選手がホームランより安打狙いになり、村田選手も打撃不振で、ホームランバッターが不在では相手への威圧感がなくなった。坂本選手、亀井選手、長野選手も今一つだし。ホームランバッターの補強が急務である。二軍選手よ、今こそいでよ。太田選手はどうした。

　　世界体操では内村航平選手が団体総合、個人総合、鉄棒で３冠になり、中でも個人総合６連覇はお見事と言うほかはない。体操ニッポンの大復活だ。

　　フィギャースケートでは羽生弓弦選手が巻き返して２位に食い込んだ。

　　テニスでは、錦織選手のトップ８人で争われるファイナル出場が決定し、１１月１５日から２２日にロンドンで行われ、期待したい。

６．小説の執筆状況

　　『猜疑心』を群像新人文学賞に応募しました。４００字詰原稿用紙２４０枚です。内容は、昨年癌死した２歳下の幼友達が棺桶から自称小説家の私にテレパシーを送り、自伝的小説の執筆依頼をしてきたので、快諾し、波乱に富んだ彼の一生を描きました。助産師の子の彼は貰いっこ、捨て子との苛めに遭い、アメリカンスクールの恋人は銀行強盗を狙ったガードマンの流れ弾であの世に旅立ち、後輩との恋にも破れ、仕方なく見合い結婚をする。中国での事業は成功するが、家庭のことは妻任せで、妻や子供達からは心が離れる。妻が若死にし、私が謹呈した小説が愛のキューピッドになり、中国娘との老いらくの恋を成就させると言うストーリーです。

　　次は、仮題『褒章の裏側』で褒章を受け取った夫と妻との関係を対比させた短編集にしたいと思います。現在構想中です。来年３月の〆切の文学賞に間に合うよう書き上げる積りです

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自著の小説・詩の紹介（巨人戦）

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高木徳一の小説の執筆状況と『判断』の歌謡詞（肺癌経過、巨人戦）

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