池には氷が張り
きりりと身が縮むような寒い朝です。
今日は、一日草木染研修のために出かけていて、
帰ってきた私に、留守の庭師が
「珍しいお客様が来ましたよ!」と・・・
どなたがおいでになったかしらと思ったら、
なんとまあ・・・
招かざるお客
鷺(さぎ)です。
いつものように池の鯉をねらっているようです。
今日は、庭師と目があったら逃げていったそうで、
鷺もよほど怖かったのでしょうか・・・
被害無しで、良かった、良かった~
寒くなって餌が無くなるこれからが大変です。
かわいい鯉たちよ頑張って隠れてよ~
さて、癒しの庭の暗い話題は吹き飛ばしましょう
たくさんの喜びをもらった癒しの庭の
殿堂入りのバラの話題を・・・
殿堂入りを果たしたバラというのは
3年に一度の世界バラ会議で選ばれた
美しいバラにのみ与えられる世界で最も栄誉ある賞です。
つまりは、
世界中のどんな環境でも育てやすく
病害虫にも強く、暑さ寒さに負けず強健で、
各国の人々が美しいと認める
世界レベルの美しさをもつ
スペシャルなバラです
さて、癒しの庭の殿堂入りしたバラ3種に感謝をこめて・・・
ニュードーン 1997アメリカ
バラ庭のアーチを飾ってくれた優しいピンクのバラ
甘い蜜のような香りで、
「ようこそバラ庭へ」と迎え入れてくれたニュー・ドーンです
遅咲き品種で他のつるバラが咲き終わった頃に咲きだし
秋にも繰り返し咲いてくれました~
棘が痛くて扱いは大変だけど、とっても丈夫で、
陽をあびて透き通るようなやわらかなピンクの花は
さすが殿堂入りにふさわしいバラと言えます
名前の響きもなんだか素敵でしょ
ピエール・ドウ・ロンサール2006フランス
このピエールド・ロンサールから
バラの魅力にとりつかれたという人が随分多いらしいですね。
癒しの庭では、いつの間にか迎え入れたバラの中に
このピエールド・ロンサールが入っていて
咲いてみて初めて、自分も
魅力にとりつかれた一人に・・・
毎年シュートも良く出て枝を更新でき、
壁面をあっという間に覆って
可愛い花をたくさんつけ
まるで夢見るプリンセス気分を味わえそう・・・
ニュー・ドーンもピエールド・ロンサールも
癒しの庭に偶然に迎えた殿堂入りのバラです。
ラーッキー ハッピー
たくさんの花をつけて歓喜あふれる癒しの庭になりました
グラハム・トーマス2009イギリス
癒しの庭の黄色いバラの中で
特別好きなバラグラハム・トーマスです。
インカやゴールドバニーとは違った
深みのある花色は
辺りをぱっと明るい雰囲気で
見る人を引きつけてしまいそうです。
イングリッシュローズの中ではこのバラが初受賞です。
バラ庭の後方は、グラハム・トーマスにとって
あまり居心地の良い場所ではなさそうで
来春一番に植え替えてあげたいな~
殿堂入りのグラハム・トーマスの魅力を
もっともっと引き出してあげないとね・・・
殿堂入りのバラについてもう一つおまけ・・・
2012年第16回世界バラ会議は南アフリカで開催され
殿堂入りを果たしたのは、『サリー・ホームズ』という
イギリス作出のシュラブ・ローズだそうです。
初めて聞く名前です。
いつかこのバラの魅力にひかれる日が来るのでしょうか。
バラの魅力は奥深いですからね。
東西南北と大忙しのしいちゃん、今度は何のお仕事かしら・・・
パワフルさに感心しています。
まりちゃんが、ふつふつわき出るやりたいことは何歳になってもできると話されていましたが
まだまだ若いしいちゃん、今度はハーバード大学かしらね
東京は今紅葉がきれいなんですか。
癒しの庭の池は氷が張っていますよ さびっ