黒部峡谷の壮観な眺めに圧倒された
あの日から
早くも
一ヶ月以上も過ぎたなんて・・・
時間の経つのはあっという間です。
勢いよく湧き出ているのが
熱い温泉
宇奈月温泉駅の正面にある
「温泉噴水」です。
黒部川電源開発が始まった大正時代に
一大温泉地にしようと開かれたのが
ここ宇奈月温泉でした。
その宇奈月温泉で
中央研修の仲間のみなさんと
久しぶりの再会を楽しんできました。
黒部峡谷の宇奈月から
欅平までの
全長20.1kmを
黒部峡谷トロッコ電車に乗り
深く切れ込む険しい峡谷の
紅葉した大自然を走る
電車からの眺めは
最高でした
赤い色の「湖面橋」というのは
ほんとに名前の通り!
エメラルドグリーンの湖に
橋の赤色が映って
絶妙なコントラストでした
素敵な友たちとの再会と
黒部の大自然
素晴らしい旅を満喫できました。
忘れられない
感激の出来事もありました。
宇奈月温泉駅近くの和菓子屋
「つぼや」さんの
もろみまんじゅうにまつわるお話に
お付き合いください。
もろみまんじゅうは、
「つぼや」さんの看板商品で
もろみ醤油で皮に色と香りをつけた
ほのかな塩味と芳ばしい香りが絶品のまんじゅうです。
そのつぼやさんのもろみまんじゅうを
みんなに味わわせたいと
富山のYさんが
予約しておいてくださいました。
ところが
予約しておいた朝に行ってみると
お店には休業中の看板があり
お店の方はなんと予約を忘れていたというのです
実はその日の朝にお嫁さんが急に産気づいて
赤ちゃんが生まれたんだそうな
それでバタバタしていたので
後でおうちの方にお送りします
ということになったのです。
ところが
まあ~なんと
すぐにおまんじゅうを蒸かして
私たちが出発する宇奈月温泉駅の改札口まで
オートバイに乗って息子さんが届けに来てくださったのです。
列車は出発寸前でした。
もろみまんじゅうは
繊細なおまんじゅうで
保存料なども一切使っていません。
「つぼや」さんでは
毎日できたてのおまんじゅうを
お客さんに食べて欲しい
そんな思いをこめて
手作りされているそうです。
届けていただいた
できたてのぬくぬくしたおまんじゅうは
まさに幸せのおまんじゅうでした。
蒸し上がったばかりの
おまんじゅうのいい匂いが
列車の中に広がって
美味しさと人の心の温かさがじーんと伝わって
嬉しい旅の思い出がまたひとつできました。
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