癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

第2陣到着で大賑わいに・・・よいお年をお迎えください!

2013年12月31日 | ガーデニング

今日は大晦日

早いですね。

あっという間の一年だったような・・・

そんな気がしています。

 

 

孫たちもこたつがお気に入り です

 

 

 

またこれから第3陣が到着です。

大勢の客人に大わらわ

でも賑やか大好きの二人にとって

子どもたち家族と一緒にお正月を迎えられるのは

大変に幸せな事です

みんな揃ったら

初めて温泉で新しい年を迎えます


ゆっくり

のんびり

楽しく

 


今年1年拙いブログにお付き合いくださいまして

本当にありがとうございました。

 








 


 





来年もまた

バラのこと、草花のこと

日々の暮らしなど

元気に思いを伝えられたら嬉しいです。

 

どうぞ

みなさまにとっても

幸せな年でありますように

どうぞよいお年をお迎えくださいね


   

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えっ!床暖に炬燵?~ご来客第一陣到着

2013年12月29日 | ガーデニング

  

 

大雪警報の心配をしていましたが

大したことがなくて一安心

 

 

 

二人で頑張った大掃除もようやく終え

気持ちよくお正月を迎えられそうです

 

 

シンビジウムの花芽も

日増しに伸びてきました

お正月のお花見は無理ですが・・・

 

 

 

 

第一陣のご来客の到着で~す

なんとあまりの寒さに身を縮め

こたつを出してきました

 

 

 

都会暮らしに慣れたのでしょうね。

雪を見ただけで

震え上がっているようです。

本心は

のんびりゆっくりしたいらしい・・・

 

今年は10人で迎えるお正月です。

明日からまたまた大賑わいになります。

みなさまも

どうぞ良いお正月をお迎えくださいね


   

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極寒に育つ絶滅危惧種ムラサキ!

2013年12月28日 | ガーデニング

 

 

 今朝の“おはよう”の一番は

ハイビスカスさんです

 

 

外はみぞれ・・・

 


今晩あたりから

大荒れになるらしい

年末には子どもたち家族が帰省するので

ちょっと心配です


 

 

朝早く、植物工場へ行ってきました。

今日は庭師も一緒です。


 

 

植物工場では

生薬として使用される甘草を栽培しています。


現在日本で使用されている甘草は

 ほぼ100%が輸入品

安価な原料が中国から輸入されるようになってから

日本ではほとんど栽培されなくなりました。

近年、資源の枯渇が懸念されるようになって

国内外での栽培研究が行われているのだそうです。

 

生薬の甘草は

鎮痛、抗炎症、胃痛、鎮咳去痰、解毒

十二指腸潰瘍などにすぐれた効果があり

風邪薬にも用いられています。


甘草はすごいですよ~

活性酸素を除去する

肝機能を高める

アレルギーを抑制する

ストレスをやわらげる

免疫力を高める

ホルモンバランスを整える

ダイエット

これらに効果があるのだそうです


醤油や味噌、漬物の甘味料などにも使われて

化粧品や入浴剤、シャンプーにも

配合されているんですってよ。

私たちの生活に欠かせない生薬

甘草です。

 

植物工場への用事は

実は、甘草ではないんですよ・・・

今、植物工場で

ムラサキの試験栽培を進めてくださっています。

発芽した苗を移植するので来て欲しい!

と、連絡をいただいたので

急に出かけることになりました。

 

 

 

種蒔きから37日目のムラサキです!

やはり栽培はそう簡単にはいかないようで

発芽率はあまりよくありません。

それでも

厳寒の時季に

発芽に成功したとは

さすがは植物工場です

 



ムラサキの苗の根を見せていただきました。

これから色素があがってくるのでしょうか・・・

ちょっと白っぽい

根もまわりすぎ・・・



こちらは

我が家のど根性ムラサキですが・・・


                                   2013.7.17 


根が赤い~

感激したのを思い出します。

 


土が違うのかな?

時季が違うのか?

播種の仕方が違うのか?

トレイが小さすぎるのか?

それとも種が違う・・・


ムラサキの栽培は本当に難しいです。

失敗に失敗を重ねて

少しずつ扉が開いてくる・・・

「何事もトライ

そうおっしゃる社長さんの明るい前向きの姿勢に

私たちは背中を押されて帰ってきました。


植物工場に

色素が多い丈夫なムラサキが出現するのも

そんなに遠くないかも・・・

 
 

 

 窓辺の日だまりの赤いシクラメン

部屋が明るくなりました

 


 

 

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梅酢ができました!

2013年12月27日 | ガーデニング

年の瀬もせまって大忙し

今日は

大掃除を頑張りましたよ~

 

 

 

これ何だかわかります・・・?

梅酒とは違いますよ。

梅酢なんです

 

                                2013.7.27

 

梅をきれいに洗って

軽く干して

あとは瓶に入れておくだけ

およそ3~4ヶ月ほどすると

梅酢の出来上がり・・・

簡単でしょ

 

梅酢と言うだけあって

ちょっとなめてみると酸っぱいのなんのって・・・

口をすぼめてしまいますよ


この梅酢を

何に使うかと言いますと

それはまたの機会にすることにしますが

飲むのではないのですよ・・・。

実は、古代染めに使うのです


移りゆく自然とともに

姿を変えて

出来上がった梅酢

出番はもう少し先になりそうです・・・

 

 

梅を干した日の癒しの庭です~

  

 

 

 

 

  

木々の葉がすっかりと落ちて

寂しくなった冬の庭を見ていると

春、夏、秋と季節を謳歌した草花の華やぎが

懐かしく愛おしく思えてきます。

 

 

 

日本の四季は豊かな草花を育て

 命の輝きで人々の心を和ませてくれます。


古代の人々は

自然の草花を愛で

その植物の色で優雅な色を生み出しました。

当時の染色は

すべて植物による草木染めです。


延喜式には

階位によって定められた色があり

それを染めるための材料の数量が示されています。

華麗な王朝の色彩を

酢や灰を使って

染めているのです。


王朝の人々が憧れ、愛した紫根染や茜染

その染めに

この梅酢を使ってみたいと思うのです。

来年の楽しみですね。


 


今年も残すところあと5日になりました。

またね・・・

 

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朱色の柱がずらりと並び・・・

2013年12月26日 | ガーデニング

 

昨日のイヴに舞い降りた雪が

朝の冷気でかちん、かちん

このぶんだと

もう根雪になりそうです


 

 

 

町の商店街の

アーケードのお化粧が

クリスマスに間に合いました

朱色の柱がずらりと並びました。

鉄柱の塗装替えがようやく終わって

今までの地味な色から

鮮やかな朱色に変わってイメージチェンジです。




この朱色はどうやら

当市のお祭りをイメージした色らしいです

 

 

 

 

 

熱気あふれる

情熱的なイメージが

伝わってきそうな気もしますが・・・

 

 

 

 私はどちらかと言うと

このアーケード

春日大社の雰囲気を感じるのですが・・・

 


ま、どちらも神社に関係していますけどね。

それにしても

アーケードが春日大社なんて~

そんなこと考えるのは

春日大社に申し訳ないですよね・・・


アーケードの照明は

LED照明になりましたよ

大町の商店街は

装いも新たに

温かみのある幻想的な街並みに生まれ変わりました


 

 

日中はこんな様子のイルミネーションも

夜になると・・・

ちょっとロマンチックな雰囲気を楽しめます

 

 

 

ところで、みなさま

素敵なイヴをお過ごしだったでしょうね。

 

我が家にも

心温まるプレゼントが届いて

とびっきり

楽しいクリスマスになりました~

ありがとうございました。

 


 

 

 

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ホワイトクリスマス~サンタさんへのお願い

2013年12月25日 | ガーデニング

 

朝から小雪が舞い

今日はほんとのホワイトクリスマス


よい子のみなさんに

素敵なプレゼントを運ぶのに

サンタさんもトナカイさんも

大助かりでしょうね


 

 

「サンタクロースさんへ」

こんなお便りが届きました

 

 

 

 

カードを開いてみると

ツリーが起き上がり・・・

 

 

 

トナカイさんとサンタさんの優しそうな顔・・・


 

 

 

メリークリスマスと書かれた

扉を開いてみると・・・

 

サンタさんへ

プレゼントは

おしゃべりKEYBORD 

を下さい。

おねがいします。

 

あら、あら、どうしましょう・・・

 セロテープも大分剥がれてきたカードです。

 

サンタさんへ

第1きぼう、宇宙戦艦ヤマトのプラモデルです。

もし、できなかったら・・・いや、ください。

第2きぼう、スーパーファミコンです。

できなかったらいいです。

第3きぼう、これがさいごですが、第1か第2にしてください。

どうしてもできなかったら第3きぼう

それはサンタさんがきめてください。

メリークリスマス

 

こんなお手紙をもらった

サンタさん

かわいい子どもたちの願いをかなえてやりたくなりますよね。

 癒しの庭の古い古いお話です


続きのお話に

もうちょっとお付き合いくださいな。

子どもたちの部屋の戸をそっと開けてみると

なんと

部屋に洗濯紐を張って

持っている全部の靴下を吊しているではありませんか


 

サンタさんはいるのかな・・・?

いることを信じきって

お願いする方が

楽しいに決まっていますよね。

夢があっていいですよね

 

黒ばんに

クリスマスのプログラムを書くので

やりたいことのある人

おねがいします。

 

息子が書いた

「なんでもニュース」という

古い記事を読みながら

子どもたちが小さかった頃のクリスマスを

二人で思い出しています。


子どもたちにとっては

待ち遠しいクリスマスだったでしょうね。

そんな息子たちも今夜は

きっと自分の子に

優しい愛を届けていることでしょう

 

 

 

癒しの庭のクリスマスに

花を添えてくれているシクラメン

かわいい、かわいい花芽がたくさん見えてきました


毎年、毎年株を大きくして

優しい華やぎを届けてくれています

 

 

 

シンビジウムの花芽もふくらんできました

 


銀河高原ビールが

格別美味しい

癒しの庭のホワイトクリスマスです


 

 

外はしんしんと雪が降りつづいています。

 メリークリスマス

 

 

 

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宮澤賢治が設計した花壇~「涙ぐんだ眼」

2013年12月24日 | ガーデニング

 

 

 

昨日、関善賑わい屋敷通信「まちの風」で見た

宮澤賢治の「涙ぐんだ眼」が気になって・・・

調べてみました~

 

賢治のノート「MEMO FLORA メモ・フローラ」

賢治が構想した八つの花壇計画が記録されています。

大正15年に使用し

昭和5年にも使用していたというノートです。

その中の№5が

「涙ぐんだ眼」という花壇です。

 

眼の図像をそのまま空間に描いた

「tearful eye」(涙ぐんだ眼)は

スケッチふうの設計図だけしか残っていなかったのですが

昭和 54年に盛岡少年院に

花壇が造られたみたいです。

 植物を愛し、自然とともに息づいた宮沢賢治の思いが

50数年にしてようやく実現したということですね

 

「涙ぐんだ眼」という花壇には

どんな植物が配置されているかというと・・・

瞳は黒色系のパンジー

虹彩(瞳の周辺)には青系のブラキコメ(姫コスモス)

白目の部分には白色のブラキコメを植えるという細やかさです。

でも、まぶたの部分に植える草花の名前が抜けているのですよ。

 

 

 

このブラキコメ(姫コスモス)は

コスモスをそのまま小さくしたような花です。

賢治は、黒いパンジーを瞳に

その瞳の周辺にこの青系のブラキコメを

そして、白目には白色のブラキコメを使うという

そんな設計図にしています

 

賢治はこの花壇に

実に楽しい仕掛けを考えています

眼の形をしいている花壇の目尻と目頭に

ウオーターベースの白いスイレンの水がめを置いて

この花が開くと涙ぐんだ眼のように見える

そんな工夫をしています。

 賢治は涙の滴を

睡蓮(ヒツジ草)の白い花に見立てているのです

何故ヒツジグサなのかというと

羊の刻(午後2時頃)に白い花が咲くので

ヒツジ草と呼ばれるようですよ

 

 

癒しの庭でも

睡蓮が咲きだすとルンルン気分になりますから

賢治の考えた楽しい仕掛けの睡蓮を見たら

ワクワクするでしょうね

  

 

宮沢賢治の工夫に満ちた花壇

涙ぐむ白い睡蓮

見てみたいです。

 

 

 

 癒しの庭のこの睡蓮鉢は

ちょっと華やかすぎますよね

 

 

 

華やかと言えば

この花壇

 泉ボタニカルガーデンで見たチューリップの花壇です

七色に輝く「きらきら眼」

そんなふうに呼びたくなりそう・・・

 

多忙な我が家の庭師の目は

「疲れ目」かしら・・・

 

明日は

みなさんの目がきらきら輝く

素敵なクリスマス・イヴでありますように・・・

 

 

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宮沢賢治も日野原先生も紫根染が好き・・・?

2013年12月23日 | ガーデニング

 

盛岡少年院

 

盛岡少年院のシンボルとして造られている

宮澤賢治設計の花壇

「涙ぐんだ眼(Tearful Eye)」です。

 「世の人のために涙する人たるべき」道標として

造られた花壇です。


 

 

今日工房に行ったら

関善賑わい屋敷通信「まちの風」の

こんな記事が目にとまりました。

 

「人のために何かしてあげるために

生まれてきたのっし。」

賢治の母・イチのこの言葉が深く心に残っています

 

確か日野原先生も

同じようなことを話されていました。


 

 

101才の今もなお、現役のお医者さんとして

さまざまな活動をされておられる

聖路加国際病院の院長日野原重明先生の講演に

次のような言葉があります。


“生きている時間は誰かのために使わなくてはいけない。

自分の人生色々なことに興味を持ち、

勇気を持って挑戦する。

人生幕を閉じるときには、エン魔大王さまがいて、

自分の生きている時間を

どれだけ多く人のために使ったか聞かれ、

人のためにたくさん使った人は極楽へ行ける。”



日野原重明先生も

賢治の母・イチも

同じ考えを大切にしているんですね


 


 

日野原重明先生は

大人の休日倶楽部9月号に

今月の人として紹介されています。


常に新しいことに挑戦し

豊かな感性の持ち主であられる

先生の記事もさることながら

生き生きとした表情とスーツの胸の

紫色のポケットチーフに魅入ってしまいました。

 

 

これって

紫根染・・・?

毎日、紫根と付き合っているから

そんなことを思うのでしょうか。


薬効も魔除けの力もある紫根の

優美で高貴な憧れの色

素敵な日野原先生に

ピッタリの感じです


そう言えば

日野原先生がシナリー化粧品を愛用する

シナリストだというお話を聞きました。

きっと紫根石鹸も愛用されておられるかも・・・


 


 

宮澤賢治も

紫根染が好きだったのかなあ・・・

紫根染のことを書いた

宮澤賢治作「紫紺根について」を読んだ時に

そう思いましたよ~


あれっ

フィギアスケート選手の衣装も

今年は紫色が多いような気がしませんか・・・?

素敵な衣装も

楽しんでいます


このところ、毎日、毎日

紫根と格闘しているから

つい勝手にそんなことを考えている私です。


 

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孤高の庭師北山氏のもとへ修行に行く若者へ・・・

2013年12月22日 | ガーデニング

 


 

 日本最大級の吹き抜け木造架構

国登録有形文化財の明治時代の古民家造り酒屋で

素敵なご家族とお会いしました。
 

 来春高校を卒業し

新たな旅立ちをするお孫さんのために

ご先祖のお墓参りをしながらこの旧酒屋の見学をしたいと

いらしたご家族です。

 

そのお孫さんが

なんと庭師を目指して

秋田から

京都の庭師のもとへ修行に行くとのことです。

それも

かの有名な「孤高の庭師」と呼ばれている

北山安夫さんの北山造園へ行くというのです。


北山さんといえば

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」

『己を出さず、自分を出す~庭師・北山安夫~』に登場した

国内外で高い評価を受ける庭師さんです。

 

120611kenninzi02



北山さんの代表作の一つに

この日本最古の禅寺・建仁寺の潮音庭があります。

中心に据えられた3つの石が

四方からどこから見ても正面に見えるように計算された

枯山水の庭です。

この三尊石と紅葉の位置関係が絶妙な風景を目当てに

多くの観光客が訪れるようです。


テレビに出た時の北山さんの言葉が

とても印象的でした。

「弟子は師匠に従う義務がある。

師匠が白を黒と言ったら、

それは黒。

自分が独り立ちしたと き、そのことの意味がわかる。」

「師匠は最後まで弟子を守る義務がある」

 

北山の世界は・・・

徒党を組んではいけない。

一匹狼になってつぶれる ようなら仕方がない。

これは闘いや。

誰と闘うのかと言えば

最終的には自分と闘うことになるんやけど

そこに自分の生き様を置いてみたいと思っているんで す。

と語る庭師・北山安夫さんの言葉には含蓄があります。

 

方丈前庭・大雄苑

 

建仁寺は

建仁2(1202)年に

栄西禅師によって開山された日本最古の禅寺です。

10年ほど前

私は仕事のついでに

ここ建仁寺の紅葉を楽しみ

江戸時代を代表する絵師・俵屋宗達が描いた

『風神雷神図屏風(国宝)』や

法堂の天井に小泉淳作画伯によって描かれた「双龍図」など

レプリカを見てきました。

 

建仁寺の方丈庭園は

有名な七代目小川治兵衛の作庭で

白砂に緑苔と巨石を配した枯山水庭園です。

植治の作品として枯山水は非常に珍しい作庭ですが

あまりに素晴らしくて

感動したことを思い出します。

 

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https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/e6/700512b2895d1b44d61192efd25a36d0.jpg

 

この建仁寺の東陽坊茶席の路地を

実は癒しの庭の玄関前の敷石のデザインに


使わせてもらっているんですよ。

 

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/64/2f7ea85b6e588d3404c8bf099e3cd5cd.jpg

 

 https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/fe/f750dfba7169a0d12df785ff76b1d1b3.jpg

 

二人で長いこと時間をかけて

考えに考えたあげく作ってもらった敷石です。

中国の琥珀石を使って

弘前の石のむろじさんに作ってもらったこだわりの敷石です。


建仁寺の路地の敷石は

 千利休の高弟であった「東陽坊長盛」が作った露地で

千利休の「渡り六分に景四分」の考えで作られていますが

我が家では

まだ元気だったおばあちゃんも

歩きやすいように高さを同じにしてもらいました。

渡り十分かな・・・?

さらに高低差が感じられるように工夫を凝らし

建仁寺の気分を楽しめるようにしてもらったんですよ


今日いらした青年は

これからどんな庭を作る庭師さんになるのでしょうね。

小川治兵衛(植治)作庭の

無鄰菴(むりんあん)のことを話したら

青年は笑顔いっぱいの優しい顔を見せてくれました


すばらしい庭師になれるように応援したいです。

温かいご家族の愛情に育まれた

優しそうな青年の未来が輝くように・・・


青年のおばあちゃんは

京都へ旅立つかわいいお孫さんのためにと

茜染をお買い求めになりました


青年よ!

厳しい修行に負けずにね

遠くこの地からエールをおくり続けます


 

 

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伝統の技~京都西陣織会館

2013年12月21日 | ガーデニング

 

今日は朝早くから

工房で

掘り上げた紫根の土を落として洗い

乾燥させ、保管する作業に一日追われました

 

伝統の紫根染を復元するには

まずは染料となる紫根の準備が必要ですからね。

 

 

 

京都西陣織会館で見てきた

西陣織です。

 


一筆一筆描いて

花菖蒲やオンシジウムの花を仕上げる

匠の技に魅入りました。

 

西陣織は

日本の伝統産業の中で

最も古い歴史を持つ産業です。



 


染め上がった生地に

金や銀などの箔や金属粉を接着加工する

金彩という金加工の技です。

 
友禅染を引き立たせ

 色々な技法を使いながら

より華やかに表現する手法です。

職人さんのセンスが問われるようです。

 
 


歴史と伝統を誇る高級絹織物

「西陣織」は

様々な人に支えられ受け継がれている

日本を代表する素晴らしい文化です。

先日の京都旅行では

西陣ならではの

美しい着物ショーも楽しんできました。



 

かわいらしいお振袖でしょ。

金糸銀糸をちりばめたような華やかな着物に

素敵なモデルさん

京都らしさを満喫した旅のひとこまです


 

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きりりと冷え込んだ朝に~下垂する金のなる木

2013年12月20日 | ガーデニング

 

 

きらきら光る雪があまりに美しく・・・

 


珍客の足跡

どなたでしょうか・・・?

 

 

 

今朝の冷え込みは

きりりと厳しく

垂れ梅の枝が凍りついて

庭の木々の姿も肌寒そうです



 

 

 

 小滝の音も

身震いしたくなるようです


 

今日は

久しぶりのまるごと休日

今年も残すところあとわずかになりました。

年末に帰ってくる

子どもたちの家族を迎えるための準備を

少しずつ始めることにしました。

まず今日は

大掃除ではなく小掃除・・・


 

 

 

知り合いの方からいただいた

木立性ベゴニアの鉢の端にちょこんと出ていた芽が

2年目にして

こんなに大きくなった金のなる木です。

何の芽かしらと思っていたら

金のなる木だったんです~

鉢の整理を終えてから

極寒の廊下から少し暖かい部屋に移動しました。


金のなる木は幸福を招くといいます

花言葉は一攫千金

今年は宝くじでも当たるかしら・・・

実は京都の会で

四国からいらした方に宝くじをいただいたんですよ

二人で2枚

取らぬ狸の皮算用

あんまり期待しないで待つことにしよっと・・・



 

この金のなる木

下垂して

どんどん葉をふやしていく品種のようです

金のなる木

5年以上経って大きくなると

花が咲くそうなので

楽しみにしながら育てることにしましょう。


金のなる木は

カゲツ(花月)や

オウゴンカゲツ(黄金花月)とも呼びますが

金のなる木と呼ばれるのは

昔から遊び心で新芽に5円玉を入れ

茎の間に5円玉をはさむと

木にお金がなっているように見えることから

名前がついたようです。


お金もいいけれど

姫花月とか桜花月という名前の

金のなる木もあるそうなので見てみたいな

  

 

北の寒い玄関で

長く楽しませてくれているマーガレットの

花がら摘みも終えました~


 

 

素敵なカードが届きました~

早いですね。

もうすぐクリスマス


 

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三宅一生の「東北のテマヒマ」~きりたんぽ

2013年12月19日 | ガーデニング


 

三宅一生の

「東北のテマヒマ」という本に紹介された

きりたんぽです



 

三宅一生からのメッセージをまずご覧ください。


 「東北の底力。心と光。」

本企画タイトルに込めた思いを一語で表すなら、

それは「伝統」です。

といっても、古いだけ、形だけの意味ではありません。

その根底に

革新と再生の心をもち

粘り強く研究を重ねて新しい光と価値を創り出していくのが

本来の伝統であると思います。


三宅一生のこの文章が心に強く残っています。

 

 

 

ここのお店に入ると

香ばしい匂いがたまりません。

とにかく美味しいきりたんぽなんです

我が家の息子たちも

お嫁さんたちも

かわいい孫たちも

このきりたんぽが大好きなんです。

えっ、きりたんぽってなあに・・・?

そんな方のために~

 

 

 

つぶしたご飯を

杉の木串にまきつけて・・・

 

 

 炭火でこんがり焼いて

出来上がり・・・

秋田県を代表する当地方の郷土食きりたんぽです。

 

 

 
 

「東北のテマヒマ」では

こんな文章で紹介されています。

 

地元の柳田きりたんぽ店では

割烹着姿の女性たちが

わずかな重みの違いを感じ取る手さばきで

湯気のあがるご飯を均等に木串に巻きつけていく。

囲炉裏にきりたんぽが並ぶ光景が

家庭から姿を消して久しい。

「手が覚えていれば、再現できるし伝えられる。

それが私たちの仕事です。」と柳田亮子さん。

 

 

 

 その柳田さんは

「今は、機械を使うところが多いのですが

きりたんぽはやっぱり手仕事が一番。」

とおっしゃって

私に大切な記念の一冊をくださいました。


テマヒマを惜しまない美しい手仕事

思いは同じなんですね

力強い応援をいただいて

とても嬉しくなった出来事でした

 

 


昨年の冬に

イッセイミヤケのPLEATS PLEASEのシリーズ

最新ファッションを

工房のみんなで楽しんだことを思い出しました



  

 

 寒い冬はやっぱり

キリタンポ鍋が一番でしょ

 よろしかったら

みなさんもどうぞお試しくださいませ。

 

 

 

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積雪0はないでしょ・・・

2013年12月18日 | ガーデニング

 

  

 

雪が止んで

久しぶりのおだやかな天気です。

工房から帰って

ちょこっと庭を巡ってみました。

夕暮れ時のもの淋しい庭を・・・

 

   

 

 

あっちもこっちも

雪だらけ・・・

 小鳥のさえずりも悲しそうに聞こえてきます。

このぶんだと根雪になりそうな気配です。


 

 

 んっ

なんか おかしくない・・・?

こんなに雪が積もっているのに

積雪0

 

 

 

早速、庭師がなおしてくれました。

良かった、良かった。

癒しの庭は

もうすでに積雪10㎝です

 

 

 

こちらは早く雪の被害・・・?

ブラックベリーの棚が折れていました

一説には雪の降る前から

折れていたとか・・・(庭師のつぶやきより)

えっ、そうなの・・・?

忙しすぎる私は気づきませんでしたよ~

これをなおすには

庭師は忙しそうだし、私には無理そうだし

どうなるかなあ。

困りましたねえ・・・

 

 

 

 

 園路の敷石は

すっかり雪の下になってしまいました。

あたたかい地方のみなさんは

まだまだガーデニングを楽しんでおられるようですが

うらやましくなります。

 

 

 

下呂温泉の水明館の敷石

センス良かったなあ~

 

 

 徳川園の園路は歩きやすかったなあ・・・

などと思いをめぐらしています。

 

 

このあられこぼし

私の一番のお気に入りです

アメリカのオレゴン州ポートランド市にある

日本庭園の敷石です。

 

山路を歩くような雰囲気で

見た目の味わいを楽しむのがあられこぼしです。

このあられこぼしに

素敵なリズムを感じています


 

  

 

シンビジウムの花芽が大分ふくらんできました。

8本もついた花芽を楽しむのは

まだまだ先のようです。

 

 

 

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ナニワズかな?待ちきれなくて・・・  

2013年12月17日 | ガーデニング

 

 


こんな葉っぱ

これって何・・・?


 この春

お知り合いの方が

「山のものですが、きれいな花が咲きますよ。」

と、言ってくださったのですが

どんな植物か名前もわからないまま

癒しの庭に植えていて

ずっと気になっていました。

 

今、雪の下で眠っていますが

調べてみたら

ナニワズという植物に似ているような

そんな気がして・・・

  


もしも

来春、こんな花が咲いたら

間違いなく

ナニワズ


別名 蝦夷難波津(エゾナニワズ)

 

 

山で何度か見たことのあるような

赤い実です。

もしも

こんな赤い実がついたら

間違いなく

ナニワズ


別名 エゾオニシバリ(エゾナニシバリ)

この名前は

樹皮が丈夫で

鬼も縛ることができるからだという。

 

ナニワズは

北海道や東北地方、北陸地方など

北日本に分布するようなので

完璧に間違いということもないかな~

かなり期待しています

 

春、4月頃に沈丁花によく似た黄色い花が咲き

いい香りがするらしい


赤い実は7月頃に熟すそうです。

 今度

千葉のせらちゃんが八幡平にいらしたら

教えていただきたいな~



 

 

 ハイビスカスが2輪咲きました。

昨年は

お正月に咲くことができませんでした。

今年は大丈夫のような気がします。


留守が多かったのでちょっと小振りですが

真っ赤な花色は元気がでますね。

 

 

 

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優しさを届けてくれたカフェラテとカプチーノ

2013年12月16日 | ガーデニング

 

 

 

今日は、工房の素敵な仲間のみんなと

大いに食べて、飲んで、語り合い

楽しい楽しい忘年会でした

庭師は、朝から

「いいねえ~、いいねえ~。」

と、うらやましそうにため息ばかり・・・

かわいそうに

今度、脱稿したら

二人で忘年会をやることにしました。

 

 

 

 町には

クリスマスムードが漂って・・・

イヴももうすぐですものね

 

 

 

 

 

 

 忙しい庭師が

おいしいカプチーノらしきものを

御馳走してくれました

 

 

秋田のカフェでのできごとが思い出されます・・・

孫たちと私は美味しいアイスクリームを

庭師はカプチーノを頼むことにしました。

ところが

私が間違ってどうやらカフェラテを頼んだみたいで

庭師に届いたのはカフェラテでした。

 

大分飲んでから、

「これカプチーノかなあ・・・?」

「おばあちゃんは、安い方を頼んだな!」

庭師の言葉に

「どっちを頼んだのかな~」

と首をひねっている私・・・

すると、孫のひなちゃんがこんなことを言いました。

おばあちゃんは

おじいちゃんに

おいしそうに見えた方を選んであげたんだと思うよ。

 

ひなちゃんの優しい言葉に

ぽかぽかあたたかい空気が流れ

おじいちゃんには

格別美味しいカフェラテになったようです

 

 ところでカプチーノとカフェラテは

どう違うの・・・?

簡単に言うと

カプチーノは

エスプレッソ1ショットに泡立てたミルクを入れて(泡が4割)

その上にチョコレートパウダーがかかっていて

カフェラテは

ミルク(温めたもの)と、ブレンドを半々に入れたもののようです。

どちらもイタリア発祥で

どちらもコーヒーはエスプレッソベースなんだそうです。

 

調べてみると、まだまだ違いがあるみたいです。

ま、そんなことはさておいて・・・

ひなちゃんのお母さんが作ってくれたカプチーノが

あまりにも美味しかったです

最近

我が家でも

庭師が時々入れてくれるようになったんですよ

 

 

町で見つけたクリスマスの飾り

かわいらしいでしょ・・・ 

 

 

 

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