杞憂であれば良いのだけど、と前置きをしなくては 書けない話だ。
トムの仕事遍歴の中に 工場のパイプ配管工事というのがあるけどね
パイプはその太さや長さに関係なく フランジという接合部位があるんだ
工場内に合わせて配管するためなんだけどね
フランジ接合部はパッキンを入れてボルトで締め付けるわけなんだけど
これが捻じれとか 引張りとか、吊り具の脱落に あうと 意外と弱いんだ
ましてや地震などの衝撃には 遊びが少ないので もろに影響を受ける
また爆発などの急激な圧力を受けると パイプ自体の破損や亀裂を生じることもある
今の福島原発のパイプはかなり やられていると思う、原子炉の上部のフランジは
特に頑丈だろうとは思うけど 昨日の報道では このフランジ部で250度くらいの熱が
あると言う え~!
耐久温度は300度くらいの設定らしい 一週間前は150度くらいだったので
安心してみていたのだけど これは見過ごせない
それに保安院が言うには 計器の故障の可能性もある 等と言ったりしているが
なら、確かめろ!と言いたい ホント!
高熱で長時間やられたボルトやフランジとパイプは 脆くて弱っているので
いつ裂けても不思議ではない
原子炉に直結しているパイプの破損は重大な事故となってしまう
今日のテレビは賠償の話やなんかで持ちきりなのだけど 今は原子炉の状態は
小康状態と思っての事なのだろう 甘いんじゃないか?
余震も続いているし 今福島原発に近い所で 大きな地震が起きれば
原子炉に穴が開くことも考えられる
原子雲の東京への到達は6日から8日と言われている、今は気を抜いては駄目だ
ストロンチューム90の恐怖を知ってますか?
まさに杞憂であれ!