世の中はまさに ゴジラ が現れた時の映画のようになってきた
第5福竜丸の放射能被爆の事件は、その後ゴジラを生み出し
少年時代の俺たちに強烈なインパクトを与えたね
その登場は山肌の向こう側から まずあの不気味な 泣き声と言うのか怒声というかが
聞こえてきて 村人の恐れおののく表情がアップになるシーンだ
声はすれども姿は見えずっていう 怖いシーン!
その後はゴジラの歩く地響きで 盛り上がるね ヒェ~!
ゴジラを映画館で見たときの恐怖は 当時の何も無い時代のガキどもにとっては
幽霊や化け物より もっと怖かったし また 怖いもの見たさ の誘惑だった
ゴジラから日本を救う為に学者や政府の面々、それに自衛隊が戦車やジェット機で
攻撃を続けるわけなんだけど 何故か全然 功を奏さず 怒ったゴジラの大暴れで
かえって都市の被害は増え続けてゆく
(下の写真が当時のアメリカ払い下げのF-86Fだけどね)
このストーリー! 今の我が国に酷似しているね
まずゴジラは水爆の放射能汚染で生まれたと言うこと それと被害は庶民に限って
甚大なものになる 最後に東京が壊滅という 流れで映画は進行する
何処かの局のアナウンサーみたいなのが最後まで マイクを離さず報道するっていうのも
どうなんだ 時代が違うのか?
最後は芹沢博士(名優の平田昭彦)の発明したオキシジェンデストロイヤー で
ゴジラは骨になって海の藻屑と消えていくのだけど
子供ながらに なんだ死んで終わり?っていう感じだったね
その後のゴジラの活躍は見ての通りだけど だんだんと怖さは薄れていく
ゴジラも被害者だと言う 最初の設定が無くなると
何故か陳腐なものに変化してしまった気がする。
ゴジラが燃料棒を引き抜いてプールに入れてくれれば 日本国中 大喝采!
ゴジラ様々ということかも あ~これはガメラの仕事だったか?
いやモスラかも? う~ん誰でもいい!
余談になるが
緊急地震速報のあの音 チャララ~ン♪
あの有名な!
ゴジラの音楽を作曲した方の 息子さんが製作したそうです
不思議な話ですね。