トム wish

人生経験がすこしだけ豊富なトムの日常生活や おもしろ談話などで構成してます。

トムの言う、大日如来の降臨

2011年10月18日 21時50分30秒 | 日記

 今から152年前の 1859年に太陽の巨大磁気嵐という

エネルギーと粒子の放出があった その後も何度か小規模の磁気嵐はあるが

近年はカナダで1990年代にいちど大停電が起きたくらいで収まっているけどね

この1859年の太陽嵐は有名で キャリントン事象として知られてます。

どんな風だったかというと 当時は現代のように電子機器や宇宙衛星(GPS)などは

無くて せいぜい電話電報システム(有線)くらいだったけど これが火を噴いてダウンした

世界中でオーロラが観測されたりした ホノルルでも見えたというから 凄いことだね

英国のリチャード キャリントンが33歳の頃に望遠鏡で太陽を観測中に発見して

スケッチした太陽黒点の爆発 2個の白色光が急速に拡大するのが見えたという

そして翌日の早朝 世界中でオーロラ(赤色)が見えたらしい

(美しいウィスコンシン州のオーロラ)

宇宙時代が幕開けしてから こんな大きな磁気嵐は観測されていないけど

地球の低軌道(LEO)の人工衛星の運用は 現代では不可欠の要素で

もしこの機能がダウンすると 携帯電話はもちろんの事 GPS、クレジット決済

流通機能 航空機 とにかく あらゆる産業と経済に影響があるわけね

ハッブル宇宙望遠鏡や他の人工衛は通常の太陽フレアーが発生しても

耐えれるだけの設計はしているけど 巨大太陽嵐には歯が立たない

この太陽なんだけど 11年周期で極大期を繰り返している

次は2013年5月に黒点がデカくなる。 空恐ろしい!

送電線の銅線部分のメルトダウンとかトランスの故障で大停電が起きて

送電インフラ壊滅で都市機能が失われるとも言われているけど 

現在では田舎にいても同じ事、電気が無い生活など考えたくないね

ハリウッド映画の話のようだけど 本当の話 来ないことを願うしかない。

 

 

 


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