今日も仕事では、何度もよくわかんない電話の応対で冷や汗かきました
カナダ全国にあるうちの会社の125店舗のうち、西側半分すべての業務を
私が働くヘッドオフィスで担っています。
その中のある業務を私は担当してるんだけど、何しろ毎日各店舗から
膨大な量の仕事の依頼と問い合わせがくるの。
1ヶ月経ったけど、私が一人で答えられる事に限りがあって
いつまで経ってもヘタレな応対しかできません
私もわかんないけど、質問してくるセールスの人とかもよくわかってなかったりして、
わかんない同士がほんとによくわかんない会話をしてます。
あまりにもわかんなくて、「ちょっと待ってね」と電話をホールドして、
しばらく考えたりします。
でも、
いくら考えてもわからないものはわからない
という事で、今日も同僚に聞きまくり、助けてもらいまくりの一日でした
ま、3ヶ月か半年もすれば、もうちょっとマシになるだろう・・・と、
相変わらず楽観的なんですけどもね。
さて。
胡弓のレッスンを再開して、たまにキコキコと弾いては喜んでる今日この頃です。
そもそも私が胡弓を始めたきっかけというのは、あれは確か6年くらい前だったかな?
バンクーバーで、あるイベントのボランティアをしていたのです。
なんだかの会で、ホテルでお食事会やオークション、そしてパフォーマンスがあったり、
最後にはダンスパーティーという1日仕事でした。
ボランティアの人数もとても多くて、しかも仕事というよりも
一緒にそのイベントを楽しむ感じだったので、オークションに参加したり、
ダンスしまくったりと楽しく過ごしてました。
そして、その余興の中に「胡弓演奏」というのがあったのです。
何気なく会場を覗いてみると、晩餐会のような会場の正面である男性が
ピアノ演奏に合わせて見た事も聴いた事もない楽器を演奏していたのです。
なんじゃ、これはぁぁぁっ
ドッカーンって絵に描いたような衝撃ってこのこと?
全身から鳥肌が立つほど感動して、私ちょっと泣いてたかもしれません
その男性がなめらかに奏でる胡弓の音色があまりにも美しくて、
その人が誰なのか、何と言う楽器なのか、とにかく知りたくて知りたくて
居ても立ってもいられなくなりました。
一度思い立つと止まらないのがワタクシ、トミーです
ボランティアの仕事のことなんてすっかり忘れて、演奏を終えて盛大な拍手で
会場を出てきたその男性に突撃してしまいました。
「あの・・・ものすごく感動しました!!
その楽器、なんというんですか?
私もやってみたいので、教えてもらえませんか?」
と、熱くなってしまったのです。
ちょっと瞳孔開いてたと思います、ハイ。
その時、名刺をくれて連絡先を教えてくれた男性が、今の私の先生です。
思えば、あそこでボランティアをしてて、さらに仕事をサボって
会場の演奏会を盗み聴きしたおかげで、先生に出会えたんだなぁと思うと、
やっぱりいろんなところに顔を出しておくって大事だなぁって思いました。
外に出て、人に会い、自分の知識や想像を超えた人やモノに出会うというのは、
その後の人生にどれだけの影響を与えるかわかんない、宝モノに出会うチャンスが
増えるわけだもんね。
それから2年間、週1回キコキコとレッスンに通い、
病院や老人ホームでボランティア演奏会をしたりしました。
その後、ジェイと一緒に日本に住む事になり、レッスンも一時中断。
日本ではその頃「女子十二楽坊」などのおかげで胡弓がとてもポピュラーになっていてビックリ。
レッスンがなくなったおかげで、楽器からも少しずつ遠ざかってしまいました。
そして1年半前、2年間の日本での生活を終えてバンクーバーに戻ってきた時、
真っ先に先生に会いに行きました。
ほんとはすぐにレッスンを再開するつもりだったのに、先生に
「仕事と車が見つかったら、また習いにきなさい」
と言われて、確かにそのほうがいいかな・・・と先生の言うとおりにしました。
楽器というのは、やっぱり物理的、経済的、そして精神的に余裕がないと、
集中して習えないものね。
楽器を買うにしても、レッスン代にしても安いわけじゃないし、
練習する時間とレッスンに通う時間も必要になります。
そして先月、やっとカナダ企業へ就職という、私のカナダ生活の中では
大きな大きな一歩を新たに踏み出しました
私専用の車も1年半前にゲットしました。
満を持してのレッスン再開です
先生に電話して、
「仕事も車も手に入れました。レッスンお願いします!」
と言うと、とても喜んでくれました。
よく話を聞くと、昨年末に引越しされたとのこと。
前の先生宅はほんとに立派な素敵なお宅で、生徒さんとその家族が招待される
BBQパーティーやクリスマスパーティーなどでは、何十人も家の中でくつろいだものです。
先生の長男がトロントの大学に行ってるって言ってたし、
もしかしたら家族が少なくなったから小さめの家に引越しされたのかな~?と
思いながら先週おじゃましてみました。
すると、教えられたとおりの場所には、
城?
なんだかね、思いっきり豪邸です。
門から玄関まですんごく遠いです。
家の中に入ると、いきなり超でかいゲストルームがあって、
そこがレッスンの部屋になってました。
さらに、ピアノがグランドピアノになってました!!!
家の中を見せてもらったんだけど、トイレ・バス付きの部屋が余ってるから
ホームステイを入れたいとのこと。
先生と奥様、そして次男君だけなのに、小さめの家どころか
思いっきりアップグレードです。
先生は胡弓は趣味のようなもので、本業はバイオリンの先生なんだけど、
教え子たちがBC州などのバイオリンコンテストでいつも上位に入るという話です。
そういうのって、生徒が増えるんだろうなぁ・・・
素敵なお宅、シャンデリア、グランドピアノ・・・
環境は最高なんです ただ、
肝心の、私の楽器の腕がねぇ・・・
素晴らしい環境なだけに、私の楽器から響くギコギコいう音が
なんだか非常にむなしいです
まぁ趣味というのは難しいから面白いので、ギコギコなりに楽しみますけどね
ランキングに参加中です。
応援クリックはコチラでお願いしまーす人気ブログランキング
さらに、コメント欄でコメントはいつも大歓迎です。
そして、直接メールを下さる方にもほんとに感激してます。
お返事は数日遅れたりして申し訳ないんですが、トミーのヤツにメールでも送ってやるか、なんて方は、
お気軽にメニュー欄のカテゴリー「トミーへメールを送る?」からお願いします