トミーのお気楽カナダ日記

最近、また新しいことを始めてみたくなりました。だから、ずっと眠っていたブログ再開です☆

カナダで音楽講義(第二回目)

2008-05-12 | 今日のトミー
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昨日(土曜日)は朝からほんとに何にもやる気がしなくて、ずーっと
「King Of The Hill」のDVDを観てました。
ほんとにずーーーっとエンドレスで。



King of the Hill: Complete Season 1 (3pc)

価格: ¥ 3,296 (税込)
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 舞台はテキサス。典型的なアメリカ白人家族。
 個性豊かな隣人も絡めた一家の主、ハンク・ヒル主人公の
 各エピソードが練りに練られた大人向けドラマです。
 日常降りかかる普通の出来事が普通の人々に妙におかしく展開。
 アメリカアニメに有りがちな、押し付けがましいギャグ、
 大げさギャーワー、ドンパチ一切なし。
 



一方、ジェイはカンフーのレッスンに行ったり、ホッケーで汗を流したり
掃除とか洗濯とかしてくれて(あらら~)って感じに申し訳なかったんだけど、
ほんとになんだか動けなくて、私はずっとソファで過ごしました。



それでも土曜日は講義の日です♪

頭がフラフラするーとかウダウダ言いながらも行ってきました。

不思議なもので、(もしかしたら講義中眠っちゃうかもな)とか思っても、
逆に頭が冴える感じ


これは先週も感じた事です。
以前は、一日のうちに何時間も集中してクラシック音楽の世界で過ごすという状況が
いまいち想像できてなかったので、もしかしたら飽きちゃうかな?寝ちゃうかな?
とか思ってたのです、正直。


だけど、ほんとに全然そんなことない!!

講義も面白いし、何より実際の生演奏をホールで聴くと、眠いどころか前のめりになって
息を呑んで聴き込んでしまう有様です。




特に、昨晩の演目は良かった

指揮者はオーストリア出身のChristoph Campestiriniという人。
この人、経歴を読むとなんと母国語のドイツ語以外に、
英語・イタリア語・フランス語・ロシア語・スペイン語を話すらしい

音楽が得意な人は外国語習得も得意って聞くけど、この人がまさにその例ですね。
耳が良すぎるんだよ!!!


まず、ブラームス作曲の『ハンガリー舞曲』
今回はTELUS(カナダの電話等の大手会社)がスポンサーになっていたので、
ホールの両サイドに大きなスクリーンが用意されてました。

おかげで指揮者の顔や演奏者の手の動きなども大きく映し出してくれたので
、観てるほうは面白かったです。

次に、ショパンの『ピアノコンチェルト第一番』
ピアノ奏者は、Olga Kernという女性で、まぁこの人がとにかく凄かった!!

とにかく早弾きが見事で、ぐんぐん惹きつけられます

演奏が終わった後の拍手と「ブラボー」の声は、先週より大きかったかも。
いやぁ~、ほんとに凄かった。


休憩を挟んで、3つ目はメンデルスゾーン作曲の『夏の夜の夢』序曲
この第5章はあの有名な「Wedding March」です。

パパパパーン、パパパパーン・・・

ってやつ♪

この結婚マーチを生のオーケストラで最初から最後まで聴いたのは初めてです。
驚いたのは、意外にこの曲は速い曲だということ。
一般的に結婚式で使われる時は、ゆっくりめにアレンジされてるんですね。


はぁ、先週よりもさらに楽しめました。
というか、このOlga Kernのピアノが凄すぎた。


彼女がもう少し若かったころの違う曲を演奏してる動画を見つけたので、見てみてください。
特に後半が凄いです。クライマックスは鳥肌ものですよ


Olga Kern - Rachmaninoff Piano Concerto No. 3