トミーのお気楽カナダ日記

最近、また新しいことを始めてみたくなりました。だから、ずっと眠っていたブログ再開です☆

【オレゴン旅行記 ④】

2008-05-29 | 旅行記
これで最後です。


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最終日は、とにかくバンクーバーへ戻るだけです。

途中、シアトルのプレミアムアウトレットで寄り道。
私はプーマのパーカー、ジェイはプーマのTシャツを2枚買っただけ。


今回、ホテルとガソリンはジェイがカードで払ったんだけど、
食事やそのほかの諸費用は、私があらかじめ換金しておいた米ドル現金、
たった400ドルが予算でした。




400ドルって!!! たった4万円ですよ


何が凄いって、ハイウェイが無料だという事

これは大きいよね、ほんと。あれだけの距離をガソリン代だけで済むんだもん。


オレゴン州は無税の州なので、食事も安く感じます。
バンクーバーなんて12%だよ!!

ホテルとガソリンがメインの出費で、あとはほんとにチープな旅でした。
だけど、お金で買えない素敵な瞬間が何度もあったから、大満足です



ジェイさまー。飲茶ではありませんよ♪




ちなみに・・・


今回の旅行の総走行距離は、1630キロでした。

ジェイと交代でおよそ半分ずつの運転です。

北米のほとんどの車には「クルーズ・コントロール」がついてるので、
もうこれ使いまくりでした。

おかげでまっすぐな道を何時間進もうと、右足のひざが痛くなることなく楽に過ごせました。






旅行が終わってしまうのがほんとに寂しくてイヤだったー

特に何をしたわけでもないのに、知らない土地で行き当たりばったりに
グングン進む旅そのものが楽しくてたまらなかった。


またこんな風に、「あっちのほうが晴れてるから行ってみよう」とか、
この地図に載ってるココ行ってみよう」とか、そんな感じで進める旅がしたいです。


先週のことなのに、もうあの感覚が恋しい



とってもとってもいい旅でした

おしまい。




オレゴン写真記も良ければご覧くださいね
写真、いっぱい載せてます♪


【オレゴン旅行記 ③】

2008-05-29 | 旅行記
ホテル探しは、運とタイミングが命です

特に港町のようなホテルやモーテルが密集してる場所だと、
満室ばかりが続いたら違う町に移動したほうが時間の無駄にならないし。


とりあえず、海で遊ぶ前に泊まる所を確保しないと!!と、車をジリジリ進ませるんだけど、
目に入るホテルは全て「No Vacancy」の立て札がかかってます。



うーむ・・・ こりゃ、もうちょっと移動したほうがいいかな?


なんて思った時、ふと「Vacancy」の立て札発見!!

なんとか寝るとこ確保です



Lincoln Cityという町は、ほんとに海以外なんにもないね。







海でキャァキャァ言いながら遊んで、日が暮れてしまったらもうほんとに
何にもする事がなくなりました。



オレゴンの海



お店もあまりないし、あっても閉まってるし


静かに夜を迎えて、次の日はそそくさと次の町へ出発しました。



日曜日【3日目】は、朝から霧がすごくてビックリ



せっかくのオレゴンコーストなのに・・・


まぁ、しょうがないか。気候ばかりは選べないもんね。

海沿いをぐんぐん南下して、霧の中のドライブです

水平線が見えないのが残念。
だけど、素晴らしい海の魅力は前日にたっぷり堪能したからいいや


この日は洞窟を見たり、あざらしを見たり、砂丘を見たり。

普通の観光です。






だけどね。



今回はとにかくジェイと2人で車を運転してる時間が楽しかった

意外です、ほんと。


5号線を離れてからは、ほんとに何にもない土地をまーーっすぐに進むだけなんだけどね。

その土地の住民の生活を勝手に想像して話したり、単純にバンクーバーでの日常生活と
全く違う空気感や、その非日常性を心から堪能しました。

不思議なのは、お土産とかを一つも買わなかったこと

モノへの執着がまったくなくなっちゃって、海とか町とか道とか人とか、
そういう目の前のものに感動したりする時間がたまらなく良かったのです。

唯一買ったものは、絵葉書2枚だけ

これはいつも旅行に行くとすることなんだけど、1枚は日本の親へ。
残りの1枚は、バンクーバーの自分たちの自宅に自分たち宛てに送るのです。


先日、旅行を忘れかけたころに自分たちで出した絵葉書が届きました。



霧がすごいよ~。何にも見えないよ~。クラムチャウダー食べたよ~


なんて書いてあった。自分で書いたのに、もう忘れてたよ(笑)。



最終的にオレゴン州のDunes Cityという町まで南下しました。
ここには砂丘があるので、鳥取砂丘ファンの私としては押さえておきたいところ。

でも日本の砂丘と違って、あまりにも広大で緑も多くて、なんだかどこからどこまでが砂丘か
とかわかんないスケールの大きさ


たまたまやってた地元のフェスティバルを覗いたり、クラムチャウダー食べたりして、
暗くなる前に北へ上がることにしました。


小さい町をどんどん通り超えて、やっと懐かしい5号線へ合流。

とりあえず行けるところまで行きます。

明日(最終日)にラクするためです


結局、ポートランドのすぐ南あたりのベストウェスタンに泊まりました。

やっぱベストウェスタン、固いわ。外れナシ


これで最後の夜です。もうあとは帰途につくだけ。寂しいな・・・


つづく

【オレゴン旅行記 ②】

2008-05-29 | 旅行記
1日目にして、今回の旅行は断念・・・という悲しい状態のまま、
ぼんやり目を覚ましました


土曜日、【2日目】。

驚くほど天気が良くて、なんだか気分もいい


天気がいいと、気持ちも前向きになりますね♪
ジェイが、


ちょっと考えたんだけど・・・、もうちょっと進んでみようか♪
 渋滞の具合を見て、どうしてもダメだってところで引き返せばいい



とか言います。

テレビで渋滞情報を見てみると、シアトルから南下する道は意外にスイスイ進んでる感じ。


これはいけるかも!!!!


そうと決まれば、さっさと出発ですよ!!
ウダウダしてる場合じゃない


すっかりバンクーバーに引き返す気になってたので、結局ホテルを出たのは午前9時半でした。

そこからどんどん南下して、シアトルを超え、タコマを超え、
一気にオレゴン州へ入りました。

5号線はほとんど問題なく、スイスイ進みます。
昨日の心配が夢のようよ、まったく。

午後2時半、ポートランドでランチ休憩
ポートランドってどんなところか知らなかったんだけど、意外に静かな街です。

この日の気温が32℃という暑さだったこともあって、人があまり通りにいませんでした。

別に街にいる必要もないので、1時間ほどプラプラ観光した後、
海を目指して今度は西へ向かいました。



ここまでの運転で、けっこう私たちは道を人に聞きまくってます
地図を頼りに進むわけだけど、ひょいっと違う道に入る事も多いし、
出口を間違えたり、好奇心で小さい通りに入ってみたり・・・



ここ、どこ?


って状態はもう何度もあるの(笑)



だけど、それが楽しいんですよね~~~

ナビゲーションシステムってあると便利なんだろうけど、私たちは

迷うから、いろんな人と話す機会ができて楽しい

って思うタイプ。


レストランで注文した後に、

By the way, where are we now?」 (ところで、私たち今どこにいるの?)

ってウェイトレスに地図で現在地を指差してもらったりするの。


最高!!!超楽しい!!!


ジェイが運転してる時は、助手席の私が窓越しに通りがかった地元人に
大声で道を聞く担当です。

さらに、ガソリンスタンドやお店などでは、相手が女性だったらジェイが、
男性だったら私が道を聞くの。
なんとなく、そのほうが親切に教えてくれるような気がして(笑)


そんなこんなで、やっと海が見えました





2人で交代しながら運転したので、それほど疲れることもなく港町に到着。


2日目のホテル探しの始まりです。



つづく


【オレゴン旅行記 ①】

2008-05-29 | 旅行記
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1週間も経つと、ちょっとオレゴン熱も冷めてきてますが、
このくらいが旅行記を書くにはちょうどいいかもね。


さて。

まず【1日目】です

カナダは月曜日が祝日で、3連休となればアメリカとの国境は絶対に混雑します。
国境を越えるのに2、3時間待ちはザラなので、今回は金曜日の夜に出発して、
夜の間に国境を越えてしまおうという計画にしました


金曜日。

ジェイも私も仕事を終え(私は遠足だったけど♪)、夕方に帰宅。
ある程度用意してあったんだけど、最終的な荷物の準備をして、
午後6時すぎに出発しました。

バンクーバーの自宅から、アメリカの国境まで1時間弱

午後7時から並び、私はカナダ移民だけど日本国籍なので、国境の移民局で
アメリカのビザ免除の手続きをします。

思ったより早く済んで、午後7時45分に国境を後にしました。









いいぞー、いいぞーっ!!気分乗ってきたぁ~


とノリノリでシアトルへ向かいました。







・・・が。


なんと、ここでいきなり悲惨な事実に直面します。ガックリですよ、マジで


でも、その前に・・・




今回は行き先は大体決めておいたものの、行った場所がどんな風に気に入るか、
また気に入らないかわかんないので、いつでも自由に変更できるように、
宿泊先は一切決めずに出発しました。

だから、初日のホテルはシアトルで立ち寄ったカジノで「近くにいいとこないー?
なんて聞いて教えてもらったところです。


だけど、到着してみると「SOLD OUTだよーん」とか言われちゃってさ(笑)

別のとこ、探すの面倒なので同じ系列のホテルで一番近いところを
電話予約してもらったのです。

話によれば、I-5(5号線)を10分も行けば着くよ!とのこと。




ところがですよ!!!


アメリカの西海岸を南北に走るメインの国道、5号線がね、
なんと大幅工事中だったのですよ!!!!オーマイガッ



4車線あるところを1車線しか開放してないってどういう事ですか!?!?



トロトロとしか進めない状態に、ちょっと気持ちが萎える2人

しかもさ~~~。



言われた5号線の出口が、なんと封鎖されてるという冗談のようなほんとの話に、
2人で「えぇぇぇぇ!!」とか車の中で叫びましたよ。

5号線からホテルは見えるんだけどね。
肝心の出口から出れないんだから、どんどんホテルは遠ざかっていくわけです


10分で行けるところも、軽く1時間はノロノロ運転してましたからね。



という事で、予約したホテルは忘れることにしました

常に前進です
先は長いのだ、後戻りしてる場合じゃない!!!


幸い、予約の時点でジェイの名前しかいわなかったので、お金を請求される心配もないし。


相変わらずいたるところで工事をしてる5号線ですが、適当な出口で降りて
適当に見つけた「Best Western」に宿泊する事にしました。


ベストウェスタンはかなり満足
しかも夜中に飛び込んだせいか、空いていたキングサイズのベッドにしてくれたのが嬉しい。
安い上に清潔だし、朝食にワッフルあったし。

だけど、寝る前にジェイが



このまま5号線がずーっと工事だったら、きっとオレゴンまでたどり着けないかもしれない。
 残念だけど、今回はタイミングが悪かったという事で、明日の朝バンクーバーに戻ろうか



って言うの

確かにこんなノロノロ運転のまま、たった3日間でどこまで行けるんだろう・・
って思うと、ジェイの話はもっともです。

でもさー。


何日も前から「オレゴン!オッレゴン!!オオー!!」って大騒ぎしてた私にとって、
この決断は辛く切ないものですよぅ。


ほんと悲しくてさー

2人で切ないまま眠りにつきました。



つづく。