坂東三十三ヵ所観音霊場巡り 4日目の午後です
房総半島の付け根の 太平洋に面した
銚子の犬吠崎灯台の見学の後
房総半島を 横断して 西へ1時間程移動
千葉市中央区千葉町にある
第29番 海上山 千葉寺(かいようざん せんようじ)へ
バスを 下りると 直ぐに 街道沿い
江戸時代後期の天保12年(1841)に建立された
境内に現存する建物の中で最も古い仁王門
仁王門を くぐると 境内案内図があり
まずは 大きな 存在感のある 大銀杏
10月初旬 まだ色付いては いませんでした
右手には 鐘楼堂
手水舎で 手を清め
宗派 真言宗豊山派 開基 行基菩薩
和銅2年(709)と 8世紀初頭の開創
奈良時代後期には 金堂を中心に
南大門 東大門 西大門 講堂など大伽藍を配した
大寺であったのですが 平安時代の火災や
その後何度かの火災に遭い
さらに 昭和20年の空襲にあって 山門を除く以外消失
昭和51年(1976)コンクリート造りの 再建
本尊 十一面観世音菩薩 が 祀ってある本堂
本堂より 眺める 境内
こちら 大師堂
小雨が 降る中での お参りとなりましたが
4日目 最後のお参りは 房総半島の 真ん中辺り
次 第30番 高蔵寺は 最終日に
先に 千葉県長生群長南町笠森 にある
第31番 大悲山 笠森寺 の 入口に 到着
子授け楠 幹の穴をくぐって その先にある
観音像に お参りすると 子宝に恵まれると いわれています
108段の 石段を上ってきて 風神と雷神 が
安置されている八脚門式の二天門
二天門を くぐるり 境内に入ると
そして 目の前に 天空の観音堂が 現れます
京都・清水寺の「清水の舞台」と同じ
地盤から高い柱を立ちあげ その上に お堂を建てる
四方懸造りの建築様式のお堂です
スリッパに 履き替え 階段を上って 本堂へ
創立 延暦3年(784) 伝教大師最澄が 楠の霊木で
十一面観世音菩薩を刻み 山上に安置したのが始まりとか
このお堂は 長元元年(1028)に 後一条天皇の
勅願により 建立されたものだそうです
本堂で お勤めをした後 お堂の周りには
回廊状の舞台があり ぐるりと一周 周囲の景色が 楽しめます
(こちら ガイドブックより) 森の中の 天空の観音堂
降りながらも 何枚か 写しています
3年前に お参りした後 千葉県に 大きな台風があり
倒壊したのではと 心配しましたが・・・
当時の建築技術の高さに驚きです
こちら 最後は 降りてきて 写したものです
この後 4泊目になる 九十九里浜に ある
一宮シーサイドホテルへと 直行
続きは (*^-^*)ノ~~マタネー
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