走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

朝勉

2011年02月10日 05時01分08秒 | うれしい
 若い職員のグループに入れてもらって「朝の勉強会」に参加している。

 おおむね二週間おきに、朝の7時から一時間程度の勉強会である。
 最初のうちはテーマも決めず、どちらかというとダラダラ会議みたいな感じであったが、この一年は教材を決めて、章ごとに輪番制で担当が整理をして発表し、それについて質疑応答をするといった進め方を行ってきた。

 選んだ教材は、「エッセンシャル版/マネージメント(基本と原則)」P・F・ドラッカー著、上田惇生編訳である。

 最初のうちは戸惑っていたが、二周するころからは各自コツがつかめてきたようでまとめ方もうまくなった。
何よりも、若い職員の勉強熱心さに圧倒された。

 途中から、訳に無理があるのではないかという話になり、原書を買って自分で訳してくる者まで現れた。
自分の中では信じがたい話であるが、本当の話である。

 自分にとって本当に刺激になった勉強会である。
 私などは内容が難しく、結局は話を脱線させたり、茶々を入れるくらいだったような気がする。

 なによりも、次代を担う若い職員が発見できたことがとても嬉しいことである。

 松山市の未来は明るい!!

 そして、私たち先輩はその邪魔をしたり、芽を摘むことのないようにしよう。

うれしい便り

2010年11月10日 21時48分35秒 | うれしい
 今日、前の職場で部下だったA君から葉書が届いていた。
 病気全快を知らせる嬉しい便りだった。

 実は、かなり重い病気だった。

 でも、彼は克服した。
 奇跡に近いことである。

 彼は、私よりもずっと若い。
 入院している病室を訪ねたとき、彼は奥さんや子どもさんのことを気にかけていた。

 彼は正直使いにくい部下だった。
 でも、それは彼に自分というものを持っている証であろう。
 上司にとって耳の痛い部下をどうしても遠ざけてしまう傾向がある。
 耳障りのいい部下の方が正直かわいい。

 でも、部下から発する意見や提案が、己自身のためのものであるならば、それは聴く価値がないかもしれないが、それが全体のためならば例え上司でも従わざるを得ないと思う。

 彼が異動してきた当時は、観ていて自分の殻から抜け出せていなかったような気がする。
 しかし、人は成長するものである。
 年月とともに、周りのことや地域の人のことを考えてくれるようになった。
 私が教えたわけではない。
 自分で変わったのである。
 そんな矢先の発症だった。
 突然だった。

 見舞ったとき、かれは「なぜ、自分なんでしょう...」とつぶやくように言った。
 帰り道、何もできない自分が不甲斐なかった。
 上司として失格だと思った。
 彼にもっと何かしてやれたのではないかと。
 後悔の念でいっぱいだった。

 そんな彼が戻ってきた。

 きっと、彼はひと回り大きく育ったことであろう。
 人としての優しさや思いやりを感じられる人間に育ったであろう。

 大病をしたけれども、それを試練として受入、戦い抜いた君の未来はきっと明るい。
 

こころとこころのやりとり

2010年10月19日 22時58分31秒 | うれしい
 嬉しいメールが届きました。
ある小学校のおはなし会で紙芝居をやりたいということで、(忘れずに)お声をかけていただき、「のぼ~る」の佐伯代表の連絡先を地域学習振興課の担当につながさせていただきました。
たったそれだけのことなのですが、次のようなすてきなお礼メールが届き、つい感動してしまったものですから、ご本人の了解を得て紹介させていただきます。

 読んでいて、佐伯代表の人柄や思いが伝わり、それが紹介した人たちの心を揺さぶったことについても、なんだか嬉しくなりました。
人が「心豊か」になるにはこんな出会いがあり、それを実践してくれる人が出てくることで始まるのかなと秋の夜長を感じながら、ふっと思ってしまいました。

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 ○○小学校おはなし会のFです。
本日、念願の紙芝居上演がありました。


 柴田美奈子さんが、今年から赴任された校長先生と仲良しだそうで、正岡子規は柴田さんが読まれ、
あと、若手さんの新作の「まんまるおつきさまのよるに」を封切りで読んでいただきました。
あちらも赤ちゃん連れ、こちらの保護者もちびちゃん連れがいて、それを受け入れる感じのあたたかい場になりました。
「上京の道のりに奈良で詠んだ俳句を知ってるかな?」
には、ちゃんと四年生から挙手があって、あててもらいましたよ(^ー^)
愚陀仏庵再建のことにもふれていただきました。

 終わってから
「感想を言いたい人」
って先生が声かけをしたらいっぱい手が挙って
これがまた小規模校だからみんな発表できて。

一年生の男の子が、一生懸命にしゃべっていた。
「まんまるおつきさんは、なんだか、暗くなって、おばけがでそうで、絵も暗くって、お話しの声もさみしくなって、おばけがでそうで(緊張のためか3-4サイクル。こっちもどきどき。)そうしたら、おつきさまが、助けてくれた!!」
場内がぱっとお月さまに照らされたように明るくなりました。


 ほかにも

 ・子規さんがびょうきだったってしらなかった
 ・子規さんたくさんごはんたべたんだなと思った
 ・四年生のみんなで子規さんのことをいっぱいしらべているんだけど、
  それでも知らないことがいっぱいあった!
 ・わたしもおはなしをつくってみたい
  (結核にびびったげの発表はなかった…いまどきはそんなもんなのかも。)

 などなど
佐伯(のぼ~る代表)さんたちもうれしかったようです。

 そのあとのミニレクチャーは、読み聞かせ会のメンバーを中心としたママさんたちと教員の方々で。
輪になって佐伯さんの話をお伺いしたり、実際に読み聞かせをしていてのこまりごとの質問など
 (わたしは困らないのですが)
「読んでいる途中でこどもが質問など話しかけたらどうするのか」
 (わたしは最初からやりとりしながら読む方で、話しかけられたらついついつられて反応してまた物語に戻るんですが)
 佐伯さんの意見は
 「決まったかたちはないけど、話しかけるのは興味があってやっている。
  場面にもよるけど、『そうね』って応じたり
  あまり頻繁な子だったら目で『わかってるよ』って合図を送ったり、
  よく動く子だとあらかじめわかっていたら
  紙芝居をひく係をお願いしたり…こころとこころのやりとりだから、
  無視だけはしないでほしい」

  (あたしゃ感動しました)

 ほかにもいろいろあったんですが
 運動会代休のKくん(息子)を連れてたのでKがじっとできなくなり、
 ほとんど聞けていません…

 だけど
 みんなでうれしかったです。

 最初から最後まで 異動しているTさんにお世話になりましたが本当によかったです。

 ありがとうございました。

 Fより

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市民から目線

2010年09月13日 19時43分46秒 | うれしい
今日、職場でうれしいことがあった。

お役所ではそろそろ新年度予算の準備を進める時期となっている。
現場では特に備品要望をこの時期にしていないとまた一年先送りとなってしまう。
そのことで、市民や地域の人たちに迷惑をお掛けすることがある。

そんなおり、部下の一人が「支所長、お願いがあります」と言ってきた。
「なんですか?」と応えると、「新年度に向けて備品の要望があるのです」
「ちょっと待って、メモを取るから」と言ってメモの用意をした。
要望は三点。
理由を聞くと、市民の方の利便性の向上やサービスの品質の向上であった。
当たり前だといえば当たり前なのだが、とってもうれしかった。

常に市民目線で考える。

そのことが一人ひとりに行き届いているということが何よりもうれしかった。
平素から、どうすればお客様の待ち時間を短縮できるか注意を払っているからこそ出てきた要望である。
カウンターの内側からだけの目線では思いつかないことばかりである。

市民のために仕事をする、こんな若い職員が増えていることに誇らしく思う。


大学の同窓会

2010年08月29日 09時39分43秒 | うれしい
昨夜、道後の「さち家」で岡山理科大学(http://www.ous.ac.jp/)の同窓会がありました。
波田善夫(はだよしお/http://www.ous.ac.jp/gakuchoshitu/blog.html)学長を招いての楽しいひと時を過ごすことができました。

 

この日、朝の番組で「ガイアの夜明け」というので岡山理大の研究で「好適環境水(http://www.ous.ac.jp/OFFICE/KOUHOU/event/kengaku0904.pdf)」というのをやっていたのですが、このことが話題になり波田学長に直接この「好適環境水」についてお話をお聞きできたのは有意義だったと思います。
この「好適環境水」というのは不思議な粉を真水に入れると海の魚と川の魚が共存できるというものです。
目から鱗(うろこ)みたいな話ですが、これを応用するととってもおもしろいことができそうです。
大きな夢につながりそうな話なので、できれば一度「夢の扉(TBS系の番組)」でも扱ってくれないかと思うくらい素敵な話なのです。
なぜなら、雇用や中山間地域の過疎化する地域を再生する可能性を秘めているからです。
人間が海から上がってきた歴史をたどれば、わからないでもない研究でした。

 



締めくくりはやはり学歌斉唱で閉会でありますが、年に一回しか歌わない歌でも歌えるものです。
参加いただいた同窓生のみなさん、そして波田学長をはじめとする学校関係者の皆さん、ご苦労様でした。

魂はみんな同級生

2010年08月24日 23時03分49秒 | うれしい
最近、一回り近く、若しくはもっと離れた友人が増えてきた。
自分が歳をとってきたせいであろう。

外の友人(組織内の先輩、同僚、後輩ではない友人)だから、かなりフランクに話をしてもらえる。
いいか、悪いかは意見もあろうが、若い人たちの熱い思いを聴くのは楽しい。
聴きながら自分が同じ年代のときにこれほどまでに情熱を持って突き進んでいただろうかと思うと、決してそうではなかったと思う。

今日の会は、当初大阪から出張で来ていた友人との二人だけの食事会だった。
相手がお好み焼きが好きなのを知っていたからお好み焼き屋さんにした。
他の友人に、気が向いたら覗いてと電話していた。
電話をした理由が、二人がなんとなく似ているような気がしたから引き合わせたかったのである。

三人になった。
よく見れば、顔も似ている。
声もでかいし、よく笑う。
ほとんど同級生。
破天荒な人生を歩んでいる二人である。

声をかけていなかったのだが、私たちの席の横を偶然に通った友人が乱入してきた。
四人になった。
似たもの同士ばかりである。
よく笑う。
他のお客さんに迷惑になるなんて考えない。
本当に迷惑な話である。
熱くなる。
さらにヒートアップする。
珍しく、私を除く三人が今までの生い立ちを話し出す。
一言で言うと、みんな苦労している。
でも微塵にも感じさせない。
むしろ、ホロッとくるところで誰かが突っ込む。
笑いに変えてしまう。
みんなわかっているのである。

そして話は、地球規模どころか、宇宙全体の自然観の話から人類愛に広がる。
内心、「馬鹿じゃないのか」と思ってしまう。
でも、大真面目である。
私は、防戦一方というか殆ど聴き手である。

その中の一人が私に向かって「最近、元気がないんじゃないですか?」と茶化してくる。
内心、「うるせぇー。お前が話させないんじゃないか!!」と心の中で叫ぶ。

やっと出た言葉が「もう少し、年長の俺を立てたらどんなん?」
すると、直ぐ切り返される。
「ウチの娘が名文句を言うとりました。『お父さん、人は早く生まれたり遅く生まれたり歳の差はあるけど、魂は同級生よ』と」

参りました...

シゲちゃん誕生!!

2010年08月13日 05時53分58秒 | うれしい
スウェーデン人の友人のビョーン・二ルソン・二神君に二世が8月9日に誕生しました。
この写真は、シゲちゃん(漢字で書くと「重道」くん)二日目の写真です。
一緒に寝ているのは、パパのビヨーン君です。

なんだか、パパが出産したみたいに疲れきって寝ているような気もするし、でもやっぱり幸せそうなパパの寝顔です。

本当におめでとうございます。
シゲちゃん、健やかに、そして元気に育って下さい。

酒向正春先生の帰郷

2010年08月10日 23時52分01秒 | うれしい
 酒向先生が松山に帰ってくるというので、久しぶりにお会いした。
少し早いお盆休み。
日々医療の現場で頑張っておられる先生にとっては久しぶりの骨休み。

 話の始まりは、週刊現代に載っていた先生の記事。
「名医が選ぶ名医50人」という内容で、その辺の裏話なども聞きながら楽しい時間が過ぎる。

 自分のことではないが、先生の最近の人脈ネットワークの広がりをお聞きするのも私たちにとっては、また楽しい。
誰が聞いても知っているような経営者や企業の名前が出てくる。
先生自身も言われているが、ネットワークが広がれば広がるほど組織のトップに行き着く。
不思議なものである。

 そして、最後は今一番興味を抱いておられるソーシャルビジネスの話。
そのきっかけとなったのは、ノーベル平和賞を受賞したバングラデシュの経済学者であり、グラミン銀行を設立したムハマド・ユヌス氏と知己を得たところからだと言う。
(内心、そこまで行き着かれたか...)

グラミン銀行は20年間マイクロクレジットを通して貧困層を支援してきた銀行であり、貧困層に的を絞ったことが高く評価された。
その彼が、我が国にも目を向け始めてくれているという。

 私たちの活動もある財団からアジアの発展国で通用しそうなモデルだと評価してもらえている。
うれしかった。
でも、まずは日本の地域社会の中で実践し、揉む必要がある。
そして、その活動は既に始動している。
自分たちが進もうとしているベクトルが先生の思われているベクトルと同じだったことがとっても嬉しかった。

 今度帰られた時は、先生の好きな「お好み焼き」で語らうことを約束し、わかれた。
本当に楽しい夜だった。 

バースディケーキ

2010年07月26日 21時22分59秒 | うれしい
今日は54歳の誕生日。
また、一つ歳をとった。

一日早く、昨日、家内と娘とで出かけたときに帰りにケーキ屋によって欲しいと言われ、店に着くと車の中で待たされた。
しばらくして、出てくるとケーキをもっている。
もしやバースディケーキ?
でも、テレもあって聞けない。
そのままお袋のところに行き、ケーキの箱を開ける。
ホワイトチョコのプレートがついている。
正直恥ずかしい。
歳の数だけろうそくを準備してくれていたが、ろうそくでいっぱいになるから立てることを拒否される。
改めてそんなに歳をとったんだと一人感慨にふける。
でも、うちの女性陣は私の感慨よりも目の前のケーキである。
お袋などは、「さっきお昼食べたばかりだからこんなには食べれんかも」と言いつつ、あっという間に自分のノルマを果たす。

ところで私は学生時代に、あるチェーン店のケーキ屋の店長代理みたいなことをやっていたことがある。
そのせいかケーキのスポンジには自分なりのこだわりがある。
でもこのケーキ屋のスポンジは絶妙である。
ケーキ屋の店名は「ラブランシュ」
松山では結構有名らしい(家内と娘の弁)

何よりも私はこの店のフルーツケーキが一番のお気に入りである。
スポンジが二層になっていて、そのサンドイッチの部分にふんだんにフルーツが並べてある。
得した気分になる。
ここのフルーツケーキは本当におすすめである。

そして、バースディケーキありがとう。

愉快な仲間たち

2010年07月23日 19時17分14秒 | うれしい
昨夜、自宅でゆっくりしていると携帯に電話がかかってきた。
相手は、酔っている雰囲気。
次々と電話の相手が変る。
かなりご機嫌がいい。

出てこないかという。
自宅から車で20分から25分。
湯上りで一息ついたところだった。
「こちらまで来たら出て行っていいよ」とからかってみる。
「本当ですか?本当に行きますよ」
「本当よ」
「わかりました、今から出ます」
「ああ・・・」
話半分でも、メンバーの顔を浮かべると「本当に来るかも...」と不安がよぎる。

しばらくしてまた電話がかかる。
「今、向かっています」
「どこ?」
「本町あたりです」
10分くらいでは着くなと思った。
「じゃあ、伊予鉄三津浜駅で降りて。今から出るから」

急いで身づくろいして、待ち合わせ場所に向かう。
彼らは既についていて、待っていた。
時計を見ると9時を回っていた。

このあたりで空いてる店は...と思いつつ、よく行くお好み焼きもやっている「いとさん」へ向かう。
その店は、独身時代からよく通っていた。
夜、小腹が減ると電話予約してから「お好み焼き(今は「三津浜焼」といっている)」を取りにいっていた。
久しぶりである。
威勢のいいお姉さんが「あら、ひさしぶり」と声をかけてくれた。
「6人なんよ」
「じゃあ座敷にする?」
「かまんかなあ」
「今、電気つけるけん」

座敷に上がると勝手に座布団を引っ張り出してきて、座る。
宴が始まると、楽しかった日々を肴に飲みはじめる。
笑い声であふれた。

フッと気づく。
「しばらく、ブログを休んでいたからかなあ...」と勝手に思う。
気分がのらないときに無理にブログを書かまいと自分で決めている。
それと、書かなかった期間、たくさんのことをしていた。
 一番は、読書。
かなりの本を読み込んだ。
自分でも「難解そうな本だな」と思うものまで。
 二番目は、多くの人と会った。
そして、たくさんのことを学んだ。
外の人の話は刺激がある。
仕事とはまったく無縁な人ばかり。
それだけにラフに話せる。
自分の知らないことばかりで、話を聴いていても勉強になる。

そして、そんな身勝手な行動が、あらぬ心配をかけてしまった。
きっと、励ましてやろうと、ここまで来てくれたのか。
ありがたく、うれしくって、その心根の優しさに感謝した。

 こんな私を...

本当に楽しい宴が遅くまで続いた。
今日、「ちゃんと仕事に行ったのだろうか」と心配していたら、全員からメールが来た。

 またまた、うれしかった。

おめでとう!!

2010年06月25日 22時17分45秒 | うれしい
 ワールドサッカーで決勝トーナメント進出を決めた今日、前の職場の部下だった宮前公民館主事の忽那君から男の子が生まれたとの嬉しいニュース。
 生まれたての写真も送ってくれました。
 可愛いですね!! パパそっくりです。

こちらもビックニュースです

大きくすくすく育って下さい。
忽那君、本当におめでとう

元部下の結婚式

2010年05月15日 23時32分16秒 | うれしい
 前の職場の部下だった味酒公民館の田中宏明君の結婚式に出てきました。
 祝辞を頼まれたのですが、他の出席した部下から笑いをとるようにと言われ、プレッシャーを感じながらの中で、少しは笑いが取れたかなと安堵しています。

 私も片親だけの結婚式でしたが、田中君もお父さんが他界されておられたので少し寂しかったかもしれませんが、きっと天国で喜んでおられたことでしょう。

 

 

 

 

 いつまでもお幸せに

へんな仲間たち

2010年05月07日 23時53分30秒 | うれしい
 私の仲間は変な人が多い。
 まず、私を腐すことはあっても褒めない。
 私自身がどんな失礼なことを言われようと気にしないためか...
 そして、人を肴に酒を飲める御仁ばかりである。
 酒の席のため「悪口雑言」は当たり前、人の失敗を大笑いで笑い飛ばしてくれる。

 楽である。
 
 彼らにとって、私の仕事や肩書きなどまったく関係ないのである。 
 むしろ、役場の木っ端役人程度にしか思っていない。
 だから、大好きである。

 仕事の話など一切しない。
 何しろ、クロスオーバーしない職種の人ばかりである。
 陽気な面々...

 悩み事の相談など一切受け付けてもらえそうもない。
 かえって笑いのネタにされそうである。

 この仲間とまたまた飲んだ。
 笑いすぎて酔ういとまがない。

 でも、帰宅すると一気に酔いが回る。
 グルグル・・・
 きっと、あいつらも...

僕の課長

2010年04月21日 00時09分37秒 | うれしい
 またまた歓送迎会があった。

 さまざまな人がとても残念がってくれる。
 幸せものだと思う。
 挨拶のとき、不覚にもつい声を詰まらせてしまう。
 
 本当に楽しかったのである。
 「あんたは(むちゃくちゃやったけど)確かに人の意識を変えたなあ」と言ってくれた。
 最初から、人の意識を変えようなんて大それた事を思ったわけではない。
 元気な地域をつくりたかっただけ。
 ただそれだけである。

 元気にするためには、地域の中の人を元気にする必要があると途中から思い始めた。
 それには、まず自分からカラ元気でも元気になること。
 
 人の心は、人の心でしか変えられないということに気付き始めたとき、急激な変化を地域の人が望んでいないことに気付く。
 トップギアから、ローギアに変えていく。

 そのことは、何よりも地域の人たちが気付いていた。
 「あんたのしたたかさを見たような気がする」
 自分で言うのもなんだが、まさにタヌキ課長である。

 そして、ある公民館主事が酒を注ぎにきてくれた。
 「課長、私、他の自治体の職員と話すとき、課長の話をするときに『僕の課長』といってしまって、『うちの課長』というのは聞くけど、『僕の課長』というのは珍しいといわれたことがあります。でも、課長はどこにいても『僕の課長』でかまいませんか」といわれた。

 「でも、今は『支所長』なんやけどな」と、涙が出そうになったので照れ隠し。

 課長冥利に尽きる...