走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

生石地区 明日のまちづくりを考える会

2012年09月21日 18時22分29秒 | 地域情報/その他

 このたび、「生石地区 明日のまちづくりを考える会」が開催されます。

 この勉強会の設立趣旨は、近年、よく地域の絆が薄れ始めたと耳にする機会が多くなり、その一方で、東日本大震災などを見ていると、地域の絆の強さが助け合いにつながるということも改めて気付かされています。
 そこで、わがまち、生石地区でも地域活動に取り組まれている関係者の皆様にお集まりいただき、地域の課題や少しでも住みやすい地域にするためにどのような取り組みが必要かを話し合います。
 また話し合いのテーマは、皆さんの身近でわかりやすいテーマに絞り込みをさせていただきましたが、短い時間内では具体的な答えは導くことができないかもしれません。
ただ、方向性や課題の内容を共通認識するだけでも、お互いが問題意識を持ち、新たな提案をしてもらえることが期待できるのではないかと思っています。

 また、勉強会の進行は、できうる限りフラットで自由闊達なものにしたいと考えており、失礼なことも多々あるかもしれませんが、このまちをよくするための本音をぶつけ合う機会としたいと思っておりますのでご了承ください。


 【第一回会議】

  ・日 時:9月27日(木)17:00~20:30

  ・場 所:生石公民館

  ・テーマ:通学路

  ・連絡先:生石支所(TEL972-0323)


 【2回目以降のスケジュール】

  ・第2回会議 10月30日 予定 「地域の子育てについて」

  ・第3回会議 11月中旬  予定 「大災害が発生するとⅠ」

  ・第4回会議 12月上旬  予定 「大災害が発生するとⅡ」

  ・第5回会議  1月中旬  予定 「無縁社会について」  
 

桃山幼稚園

2012年09月20日 20時15分56秒 | 地域情報/その他

 今日も「生石地区 明日のまちづくり勉強会」の案内を持ってぐるぐると地域の中を回ってきました。

 その中で桃山幼稚園を訪ねると理事長の新野さんと高田園長が対応をしてくださりました。
 勉強会の趣旨を説明しながら、ついでといっては失礼なのですが園の中を案内いただきました。

 今、この園では空港に隣接しており、津波に対する対応に細心の注意を図っておられ、運動会の練習にもかかわらず子どもたちは屋外に出る時には防災頭巾を水筒とともに持って出る周到さです。
 新野理事長には、前々から災害時、特に津波について話をさせていただいており、園舎もそのことを考慮して三階建てにされておられます。
 また、毎日、必ず一回は子どもたちを三階まで上らす訓練をしているようです。
 さらに、備蓄しているものを見せていただいたのですが、ろうそくはもちろんのこと、紙おむつや水が止まったときのための便座に即席で取り付けるビニール袋、夏に災害が発生する可能性もあるので団扇なども準備しておられました。
 本当に細やかな品揃えにびっくりするとともに、感心させられました。

 また、この幼稚園の中には、「挿桃遺跡碑」がある小山があり、前から見たいとお願いしていたのですが、覚えていてくださり、理事長自ら案内していただきました。
 「挿桃」の由来は、平安時代、この地にあった良質な砂地に桃の枝を刺したところ、一面桃畑になったところからだそうで、今も春になるとこの小山が桃の花でいっぱいになるそうです。
 この時期には、地域の人たちがお花見に出かけて来るそうで、その時期はお願いすると観られるということでした。

  挿桃遺跡碑

  遺跡碑横にある男社

  その反対にある女社

  遺跡碑がある頂上は砂地でできていて毎年、ここで地域の相撲大会が開催されるそうです。
 ただ、この砂が雨などにより流され、かなりの量、流出しているとのこと。

  
 幼稚園の中なのに、パワースポットの中にいるような感じでした。
 子どもたちはこの小山で自由に遊ぶことができ、ざくろなどが実をつけたら自由に採ってもいいそうです。
 ちょうど上った時に何人かの子どもたちが楽しそうに遊んでいました。


 そして、何よりも、ここの園の子どもたちはあいさつがとても上手にでき、いっぱいの笑顔に出会えたおかげで元気エネルギーをたくさんもらえました。
 この子たちの笑顔を守るために、私たち大人が何をしなければならないか、一生懸命がんばろうと改めて思いました。

秋の地域の花

2012年09月19日 23時34分28秒 | 地域情報/その他

 27日に地域の様々な課題を共有し、その解決に向けた話し合いの場として、「生石地区まちづくり勉強会」を開催することになった。
 その案内を配りながら、ふと気付くと、秋の花がさまざま咲き誇り、田んぼの稲が実り始めていました。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  
 

北吉田分館の敬老会

2012年09月17日 20時00分54秒 | 地域情報/その他


 市長の代理として、生石地区の北吉田分館の敬老会に出席してきました。
 挨拶の後、さまざまなアトラクションがあり、愉しませていただきました。

  舞踏あり

  ハワイアンダンスあり

  カラオケあり

  子どもたちの合唱ありと

 地域全体でお年寄りを祝っていることがよくわかりました。


 そして、元気なお年寄りを見ながら、ふと母親のことを思い出し、一人で笑ってしまいました。

 というのも、はじめて敬老会に出席した母が帰宅するなり、怒っているのです。

 「どうしたん?」

 「あんな年寄りばかりの会なんかいきたない!」(イヤイヤ、あなたも十分お年寄りですから...)

 でも、そういいながら毎年敬老会に出かけていく母親がいました。

 そして、十年くらいたったとき

 「なあ、敬老会嫌いやなかったん?」と聴くと

 「それが、あんた、最近は若い人も会に来るようになって話が合うようになったんよ。」

 (イヤイヤ、それはあんたが年取ったけんよ...)

 わけがわからない母親であったが、恐らく自分だけは年を取っていないと思う幸せな人だった。

ハートが必要

2012年05月17日 19時08分29秒 | 地域情報/その他

 生石地区には放課後子ども教室として「生石子どもいきいき教室」がある。

 松山市の放課後子ども教室の原点が生石小学校にある。
 公民館とも密接にかかわっていて、こういうケースは少ないという。

 同教室の実行委員会の会長であり、公民館長の角田さんが、今回、その活動をまとめ発表をするという。
 事前にいただいた資料について意見を求められていたので、自分なりに好き勝手に意見を言わせてもらった。

 角田さんのすごいところは、好き勝手に言う私の意見に真摯に耳を傾けてくれるということ。
 物静かだが、うちに秘めたる情熱は凄いものがある。

 同教室の年間活動日数は177日。
 協力ボランティア数が延べ1,261人。
 しかも協力ボランティアが増えているというのである。
 このことは、この教室を支える女性スタッフの皆さんの地道な活動にある。

 そして、愛媛大学教育学部の学生の皆さんが「地域連携学習」に位置づけ、協力してくれていることも大きい。
 当然、それに理解を示し、学生の皆さんを指導してくれている先生方もりっぱである。

 成果として、子どもたちは「学校へ行くのが楽しくなった」といい、保護者の皆さんは「地域の子どもや施設などの関心が高くなった」という。
 さらに、協力をいただいている地域の人たちからは「感謝」され、時に「感動」をし、自己の「成長」を感じるという。そして何よりも「子どもたちから学ばせてもらっている」という。
大学生の皆さんにとっては「学びの実践」になっており、「未来の先生の学びの場」にもなっているのである。

 昨今、「モンスターペアレンツ」という保護者のクレーマーが増える中、この教室にはたくさんの感謝の言葉が寄せられるとともに、ノークレームというのは凄いことだ。

 角田さんに秘訣を訊ねたところ、「ハートですかね」と返ってきた言葉が印象的だった。
 
 すべからく、「ハート」が必要なのである。

生石地区タウンミーティング

2012年02月10日 23時05分10秒 | 地域情報/その他
 今夜、生石地区のタウンミーティングが開催されました。

 寒い中、120名程度の地域の人たちが参加してくれました。
 このようにたくさんの人が集まってくれたのは、案内文を持って回るときに、「生(なま)市長がみれますよ」といいながら回った私とちがって、「まちづくりをこれをきっかけに考えようではありませんか」と語りかけた角田公民館長の集客力の賜物であります。

 今回のタウンミーティングでたくさんの地元の方とお話しをすることができました。
 うれしかったのは、参加人数よりも、来てほしかった障がい施設の方や幼稚園、保育園の代表者、包括支援センターの皆さんでした。

 そして、この方々を含めて多くのことを望まれていないことに気づきました。
 その優先順位は、

 ・(交通事故や災害などから)命を守ること

 ・子どもたちの未来を輝かしいものにすること

 ・障がい者や高齢者など社会的に弱い立場にある人たちが安心して自立した生活が送れること。

 この3つを強く望まれているのです。

 これから立ち上げようとしているまちづくりの参考になりました。

 


生石地区まち歩き

2012年02月04日 22時08分02秒 | 地域情報/その他
 松山市では地域を支える人材育成を目的に愛媛大学に地域づくりセミナーというのを開催している。

 その中の実学としてまち歩きを実施しており、今日は、生石地区が対象となった。
 参加受講者が話し合って、いくつかのテーマに分かれまち歩きをしました。

 テーマは、次のように分かれました。
  ①歴史文化と教育
  ②防災活動
  ③交通安全と美化環境活動

 地域の各種団体の方々に案内役として参加いただき、生石地区の魅力や課題等について話し合っていただきました。

  地区の簡単な紹介をされる福山広報委員会長

  参加者の皆さん

  福山広報委員会長の話に聞き入る参加者の皆さん

  地区の歴史などについて説明されている角田公民館長

  同じく角田公民館長。奥に愛大の宮崎先生の顔が見えます。


  案内役の地元役員の皆さん

  案内役の社会福祉協議会の渡邉会長も見えます。

  防災チームを案内する西藤自主防災組織連合会長

  チームに別れルート決定などを協議中

  チームに別れルート決定などを協議中

 

生石地区餅つき大会

2011年12月03日 19時30分16秒 | 地域情報/その他
 今日は生石小学校で行われている「持ちつき大会」を見に行ってきました。

 昨夜は大雨。
 「どこでやるのかな」と心配していたところ、なんとか(雨は)やんでくれました。

 到着するとテントが張られ、その中で学年、クラスごとに分かれ餅つきが行われていました。

 角田公民館長に聞くと、朝の五時半からスタンバイ、先生や地域の人たちは6時から来られ、テント張などの準備をされたそうです。

 昔は、年末になると各家庭から杵をつく音がしたものですが、餅つきをしたことがない子どもが増える中、この地区の子どもたちは年に一回は経験できるのです。

 改めて「この地区の大人は、子どもが好きなんだなあ」と思ってしまいました。
 

埴生山展望

2011年11月30日 22時14分07秒 | 地域情報/その他
 垣生支所の篠原支所長と埴生(はぶ)山に登る。
 過去、この地域を津波が襲った時に、地域の人たちはこの山に避難したそうである。

 避難道が整備されているのか気になっていた。
 篠原支所長に促されるように、避難道の確認がてら頂上まで上ってみる。

 篠原支所長はスイスイ。
 私はゼイゼイ。
 日頃の不摂生がまともに襲ってくる。
 「なめていた!」
 もう遅い。

 何とか、遅れながらも上りきる。
 驚くことに、頂上は、きちんと清掃され驚くほどきれいであった。
 この地域の人たちがこの山をどれほど愛してやまないか、よくわかった。

 内心、「これならやれる」といった自信が湧いてくる。
 まちづくりの過程では、さまざまな障害や意見の対立が生まれる。
 それらをどうやっていくか、すり合わせていく難しさがある。
 一方、その難しさを越えていくからこそ、仕事の醍醐味がそこにある。
 頂上から見る大パノラマは、そんな私を勇気付けてくれた。

  

  

  

  

  

  

 

一茶の道

2011年09月15日 19時52分39秒 | 地域情報/その他
 ある友人から、北条地区での観光レンタサイクル事業の可能性についてアドバイスを受けたいというので、話を聞いた。

 こういう場合、単に自転車という交通手段単体で考えるよりも、公共交通機関とつなげて考えていく方が現実的だと思っている。
 その友人も、そのことについては十分理解しているようであった。

 そこで、JR北条駅を基点に一定の間隔で同心円を描きながら観光コンテンツを探していく。
 このやり方は、自転車の機動範囲が限られるため、無限円に設定するとかえって失敗するからである。

 そうやって考えると、コンテンツが少ないことに驚かされる。

 こういう場合は、眠っているコンテンツを掘り起こすしかない。
 しかし、この場合、明確なターゲットを設定しておかないと無理がある。

 野志市長は、この地区を「レトロタウン構想」として鹿島を中心とした再開発をしようとしている。
 こちらは担当ではないので、担当にお任せするとして、私の方は民間ビジネスとして成立するためのアドバイスをしなければならない。

 自転車・・・ここから来るイメージ ⇒ スローライフ ⇒ 中高年層

 このあたりをターゲットとして考えてみる。
 でも、自転車は電動サイクルでないと、せっかくの観光で疲れきってしまうと(松山に対して)悪いイメージだけが残る。
 そのことを提案すると、そのことはもう織り込み済みとのこと。(さすが...)

 正岡地区(神輿を神社の階段に放り投げて壊すというお祭りで有名な地区)の山本公民館長に観光コンテンツのネタになりそうなことを聴いてみた。
 すると、小林一茶がこの地を訪れ、連句(連句とは、最初の(五・七・五を長句という)に対して、その情景から次の脇句(七・七を短句という)を想像する連想ごっこです。それは幼い頃の尻取り遊びのように、出来るだけ素早く応じて、前の句とは関連があるが、しかも全く違う内容の句がよいのです。そして、何人かで、長句と短句を交互に繰り返すわけです。/連句協会公式サイトより)をしていたというのである。

 連句か・・・

 これって、俳句甲子園の進化版にできないか・・・

 なんとなくできそうという思いが芽生えてきた。
 ただ、いろんな仕掛けがいるような気がする。

 そして、それに関するコンテンツが点在し、造り酒屋さんのところまでつながるという。
 内心、「しめた」と思う。

 酒が飲めるぞ!!

 観光につきものの試飲ができる。(自転車の飲酒運転は禁じられています。試飲は難しい。残念!!)
 なら土産に酒を買って帰る。
 なら、自転車にはカゴをつける必要がある。
 そういえば、近くに味噌屋もあった。
 なら、味噌と漬物を買ってもらおう。
 なら、その漬物は売れない地場の野菜(流通外商品)で農家のおばちゃんにつくってもらおう...などなど

 そして、とどめは「一茶の道」というのがある。
 京都の「哲学の道」に対抗できるかも...
 対抗するためには、地元の人たちに年中きれいな花を咲かせる仕掛けができないか。
 勝手に公民館の美化活動の一環でできるんじゃないか...

 このようにどんどんコンテンツを膨らまさせていっていると、横から友人が一言。

 「なんでもええけん、商売になるようにしてくれ!」と悲鳴にも似た声。

 わかっちゃいるけど、止められない...


 

古着・廃食用油のリサイクル

2011年09月06日 18時23分15秒 | 地域情報/その他
 毎月来る「すぎな園/つくし園/児童デイ通信」を見ていて、その中の「すぎな園だより」の中に「古着回収開始」というタイトルが目に飛び込んできた。

 この事業は、7月から、ハートフルプラザ松山が松山市の助成を受けスタートした「古着・廃食用油の回収再資源化事業の一環で、この事業に「すぎな園」も古着の回収で参加しているという紹介記事だった。

 この事業を開始するにあたっては、障害福祉課のM君と環境部門のA君が熱き思いを持って形にしてくれた。
そして、なによりも生石公民館長の角田公民館長が理解を示し、スタートした。

 今では、他の公民館にも広がったばかりでなく、ホームセンターのダイキやスーパーなどにも広がっているという。

 記事の中に「この事業は、障がい者が新たに働く場を生み出し、工賃アップを目指すとともに、古着・廃食用油のリサイクルを通じCO2を削減する環境保全にもいい、新しい取組です。また、集まった古着や廃食用油は、回収後にリサイクル企業に運ばれ、リユース(再利用)、リサイクル(再資源化)されており、収集・運搬を障がい者が行うことで、障がい者の働く場が生まれています(一部訂正)」とある。

 本当に最初は環境NPOのKさんの熱き思いからスタートし、行政がそれをサポートすることでまさに地域社会システムとして構築し始めています。
困っている人を本当に支える形、持続性のある支援活動とは、こんな事業ではないでしょうか。

 がんばれ、チャレンジド!!



定期便

2011年08月04日 00時09分34秒 | 地域情報/その他
 月が改まると社会福祉法人「松山手をつなぐ育成会(知的障がい者通所厚生施設「つくし園」、生活介護・就労継続支援B型「すぎな園」、共同生活介護(ケアホーム)「つくしホーム」、共同生活介護(ケアホーム)「なごみホーム」、児童デイサービス事業「つくしディサービス」)」から月報が届きます。

 いつしかこの月報を楽しみに待っている自分に気づく。

 今月号の「すぎな園だより」の冒頭のTさんの「今」という記事には共感するところもあり、一人微笑んでしまう。

 その中で、松山市社会福祉協議会(松山市若草町)で毎週水曜日(10~15時まで)「ふれあい市」が開催されているということ。
そして、7月からすぎな園も漬物や花の苗を出展していることを知った。
 小さなことからでかまわない。儲からないかもしれない。
でも、この過程の中で働くことの大切さを学びとることが何よりも子どもたちの糧になる。
働くことが社会の一員であるということ、社会の役に立っているということをスタッフの人たちは入所している人たちに教え続けて欲しい。

 また、「つくし園」だよりには、子どもさんがアトピーと診断され、その治療に家族で取り組まれたことが切々とつづられていた。
そして、その取組が家族の絆を深めたとも...
この方は栄養士さんで、この苦しみを乗り越えたことを社会からの恩と受け止め、それを仕事で返したいと結ばれている。

 まだ、この施設を訪問されていないが、スタッフ全員がこの紙面を作っている。
中には、原稿作成が苦手な人もいるのだろうが、どのような人たちがいて、どのような人柄なのかが見えてくる。
 この月報を作ろうと考えた方は本当にすごい。

 そして、最後に「児童ディ通信」の中に、生石公民館主催で施設の子どもたちと地域の子どもたちが「流しそうめん」のイベントを行ったという記事が出ていた。
地域とこういう施設の壁みたいなものを感じるときがあるが、この生石地域では心配ないようだ。
大人の心の壁は越えにくいが、子どもの壁は越えやすい。

 どうか、このようなつながりが深まりますように...


生石公民館だより 平成23年7月号

2011年07月30日 09時21分40秒 | 地域情報/その他
 月末になると「生石公民館だより」が公民館から届く。
配布機能が公民館にないためだ。(松山市には広報委員会制度があり、地区の各広報委員さんにお願いすると、担当地区の中の班長さんを経由して回覧板として回覧してもらえるのです)

 おかげで、地域の活動が手に取るようにわかります。

 そして、この公民館だよりを角田公民館長が広報部の人たちを上手に巻き込みながら編集し、自ら執筆されておられるとのこと。
また掲載する写真も、自らが撮りに行っておられるとのこと。
(ちなみに写真が多いのでとても見やすい)
 
 驚くのはレクレーションの勝敗の結果まで掲載されています。
ということは、最後までお付き合いしているということです。(これは簡単なようでなかなか大変である)

 また、この勝敗を掲載するのには他の意図もあるのではないかと思いました。
推測するに、「うちの町内はどうなってるのか」と気にかけさせるようにしているのではないかと。
さらに、成績が悪ければ、「ここは一番私が出っ張ってやろうか」と思わせ、参加者を増やすための演出か...
深読みかもしれないが、住民参加のツボをよく心得ているような気がします。

 公民館を担当していたときに、地域の人たちから「公民館が何をしているのか見えない」と言われることがありました。
そこで、とりあえず何でもかんでも地域情報を発信することにしたのです。
中には、さまざまな理由から情報発信ができない地区もありました。

 そこで、それを補完する意味で松山市公民館連絡協議会のホームページを充実しました。
当時としては珍しかった動画も組み込んでもらいました。(当時の担当者には大変苦労をかけました)

 それでも足りないような気がしたので、このブログからも配信するようにしました。

 地域の中には、本当にその地域を愛し、その地域の人たちを愛し、地域活動に汗をかいてくれている人たちがたくさんいます。
その多くが、何の見返りも求めず、時に文句や悪口を言われても、ただ黙って人のために汗をかいてくれている人たちがたくさんいます。

 実はこういう人たちがいるからこそ、地域コミュニティは曲がりなりにも壊れないでいるのです。元気にもなれるのです。

 行政が地域コミュニティをつくっているのではなく、こういう人たちがつくっているのです。
 
 角田公民館長は、こういう人たちにスポットライトを当てるべく、この「公民館だより」を出されているような気がします...

 

久しぶりの内子町「からり」

2011年07月23日 21時28分30秒 | 地域情報/その他
 ひさしぶりに家族三人でドライブに出かけた。

 ここのところ体調のすぐれなかった娘が珍しくドライブに出かけようと言ってくれたからである。
 車の中で流す音楽の主導権は娘にある。

 だが、今回のドライブでは「山口百恵メドレー」をチョイスしてくれた。
 娘なりにかなり気を使っていることが痛いくらいよくわかる。

 目的地は、内子町にある道の駅「からり」
 到着時刻は、既にお昼をかなり回っていたので併設する惣菜バイキングメニューがあるレストランへ直行した。

 

 お腹を満たすと少し休憩することになり、娘は珍しくスケッチを始めた。

 

 私たちはというと、手持ち無沙汰で、時折、川の方から吹いてくる風を受けながら、パン屋のある店舗を眺めていた。
 最初にここを訪れたときには、この施設は土だけだったが、すっかり屋上緑化かになっている。



 それでも間が持たないので、木漏れ日に目をやる。

 

 次に前の川で水遊びする子どもたちがいたので、のんびりと眺めていると、描くことに飽きたのか、娘が「満足した」というので帰路についた。

  

 おかげで、のんびりできた一日であった。