走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

新社会人おめでとう

2009年04月01日 05時45分17秒 | その他
 恒例のサントリー酒類株式会社(http://suntory.jp/)の広告、伊集院静氏の「新成人おめでとう」のメッセージを紹介します。

 その仕事は
 ともに生きるためにあるか。

 新社会人おめでとう。
 君は今春、どんな仕事に就いただろうか。どんな仕事、職場であれ、
 そこが君の出発点だ。
 今、世界は経験したことのない不況にある。金を儲けるだけが、自
 分だけが富を得ようとする仕事が愚かなことだと知っていたはずな
 のに、暴走した。なぜ止められなかったのか。それは仕事の真の価
 値を見失っていたからだ。人を騙す。弱い立場の人を見捨てる。自
 分だけよければいい。それらは人間の生き方ではないと同時に仕事
 をなす上でもあってはならないことだ。仕事は人が生きる証しだ、
 と私は考える。働くことは生きることであり、働く中には喜び、哀
 しみ、生きている実感がたしかにある。
 だから出発の今、真の仕事、生き方とは何かを問おう。
 その仕事は卑しくないか。
 その仕事は利己のみにならないか。
 その仕事はより多くの人を豊かにできるか。
 その仕事はともに生きるためにあるか。
 今何より大切なのはともに生きるスピリットではなかろうか。一人
 でできることには限界がある。誰かとともになら困難なものに立ち
 むかい克服できるはずだ。会社とは、職場とはともに働き、生きる
 家である。仕事は長く厳しいが、いつか誇りと品格を得る時が必ず
 くる。笑ってうなずく時のために、新社会人の今夜はともに祝おう。
 その日のために、皆で、ハイボールで乾杯。

 その日のために、
 皆で乾杯。
                    伊集院 静


 どうやったら、こんな名文が書けるようになるのでしょうかね。
 本課も、一人の新採職員が配属されました。
 私とちょうど30年開きのあるこの新人は、まさに新社会人であり、
 今日の大志をいつまでも持ち続けてくれることを期待する。

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