![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/ae/8571f54dfa8978e97725476f9b5ea58d.jpg)
本市には、市民の声が市長まで届く「わくわくメール」という制度がある。
実際は、現場が回答文書を作成し、それをトップまでが確認後、市民に返される。
時には、駄目だしをされると、書き直しが求められる。
この作業は、職員にとってかなりつらい。
予定していない仕事が急に入ってくる。期限を切られているから、優先順位は高い。
また、市民一人ひとりと向き合って回答を書かなければならないから、行政文書に慣れている我々にとっては最初はずいぶん戸惑ったものである。
そして、5年前、私は前の部署に来たばかりで何もわからないまま、この回答を書く担当をおおせつかった。他の同僚たちが嫌がったおかげで、一年間、一人でこの作業を担当した。結果、私は仕事を広範に早く覚えることができた。
最初、先輩たち(部下も含めて職歴が上の人を私はこう呼ぶ。)が過去に書いた文書を参考にしていたが、随分と丁寧に書かれていた。フムフム、なるほど、このように書けばいいのか。
でも、あるときクレーマーらしき人から執拗にメールが送られてくるようになった。さすがに閉口してきた。
そしてある時、職員をとことん扱き下ろし、職員の努力など無視した上で、自己のみを正当化したメールが届いた。
これには、さすがに腹が立った。思いっきり、反論を文書にし、回答した。
でも、不思議とその文書は手付かずで、そのまま返された。
すると、何と、そのメールを書いた当人が訪ねてきた。
開口一番「やっと、市長さん、本人が返事をくれた。君らは、市長の文書を少しは見習ったらどうだ。」これには、目が点である。
そして、4月から異動でまったく異なる部署に来て、部下が書く回答を見ていた。
そんな中、山本のシンちゃんが書いてきた文書に感動した。
市民の声に真摯に耳を傾けながら、なぜできないかをしっかりと主張し、相手の価値観を否定することなく、市民全体の中で価値観を摺り寄せて欲しい旨のことが短い文書の中に凝縮されていた。
私とはえらい違いである。参りました。
でも、こんな若い職員が出てき始めた松山、なかなか捨てたものでないですよ。
実際は、現場が回答文書を作成し、それをトップまでが確認後、市民に返される。
時には、駄目だしをされると、書き直しが求められる。
この作業は、職員にとってかなりつらい。
予定していない仕事が急に入ってくる。期限を切られているから、優先順位は高い。
また、市民一人ひとりと向き合って回答を書かなければならないから、行政文書に慣れている我々にとっては最初はずいぶん戸惑ったものである。
そして、5年前、私は前の部署に来たばかりで何もわからないまま、この回答を書く担当をおおせつかった。他の同僚たちが嫌がったおかげで、一年間、一人でこの作業を担当した。結果、私は仕事を広範に早く覚えることができた。
最初、先輩たち(部下も含めて職歴が上の人を私はこう呼ぶ。)が過去に書いた文書を参考にしていたが、随分と丁寧に書かれていた。フムフム、なるほど、このように書けばいいのか。
でも、あるときクレーマーらしき人から執拗にメールが送られてくるようになった。さすがに閉口してきた。
そしてある時、職員をとことん扱き下ろし、職員の努力など無視した上で、自己のみを正当化したメールが届いた。
これには、さすがに腹が立った。思いっきり、反論を文書にし、回答した。
でも、不思議とその文書は手付かずで、そのまま返された。
すると、何と、そのメールを書いた当人が訪ねてきた。
開口一番「やっと、市長さん、本人が返事をくれた。君らは、市長の文書を少しは見習ったらどうだ。」これには、目が点である。
そして、4月から異動でまったく異なる部署に来て、部下が書く回答を見ていた。
そんな中、山本のシンちゃんが書いてきた文書に感動した。
市民の声に真摯に耳を傾けながら、なぜできないかをしっかりと主張し、相手の価値観を否定することなく、市民全体の中で価値観を摺り寄せて欲しい旨のことが短い文書の中に凝縮されていた。
私とはえらい違いである。参りました。
でも、こんな若い職員が出てき始めた松山、なかなか捨てたものでないですよ。