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走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

いっしょに考えるということ

2006年08月17日 00時58分08秒 | その他
 今、当課では、ある問題が発生しています。
これは、かなり困窮する問題であります。
迷った私は、勢い、この問題を部下に丸投げしてしまいました。
(本当に、なんといい加減な上司でありましょうか。)

 ここで話は違うのですが、松山市の組織管理について、若干、触れておきます。
松山市の組織は、5年前に係制が廃止され、執行リーダー制を導入し、課の管理者である課長が、年度内でも業務の繁閑に応じて、柔軟に職員の配置換えができる(職務)権限を有するようになりました。
しかし、現実的には、突発的な業務が発生したり、欠員が出たりしない限りは、年度当初に決定した配置で通すのが普通であります。
(執行リーダー制度を使いこなすには、多元的かつ柔軟な思考回路と迅速な行動力が必要になってきているということに気づいている管理職は、まだまだ少ないのが現状でありますが、激しく変化する社会環境に対応するためには、行政も民間以上の管理能力が必要になってきているということであります。)
 そこで、少し意地悪く、違うチームの懸案事項にどれだけ真剣に取り組めるものだろうかと思い、この問題を投げてみたのです。
あがってきた答えは、様々でした。
答えが画一的なものになるだろうと予想していた私にとっては、意外な結果でした。
 フムフム、なるほどと、頷かせるものから、本当に真剣に考えたのと、つい思ってしまうものもありました。

 そして、私の採点基準は、次のとおりです。
 ①その問題が発生した背景を調べているか?
 ②その問題の本質的な病巣を見極めようとしているか?
 ③さまざまな視点から考察しているか?
 ④人間的な優しさが含まれているか?

 基準の④だけがかけ離れている理由は、私たちはサービスを売る商売です。
 そして、サービスの原料は「人(マンパワー)」であります。
だからこそ、私は、特に④にはウエイトを置きたいのです。

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1 コメント

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隠し味 (愉瑠璃)
2006-08-17 21:27:07
 お料理に限らず、何にでもいえる事かもしれませんけど、それを加えるか加えないかで味(結果)にグッと厚みというか奥行きを与えるモノってありますよね。同じ物でも使い方と加減が難しいんですけど、旨く使えれば効果覿面ですものね。

 それにしても、ここで「優しさ」って言えるセンスは、羨ましいです。

 最近こういうセンスに出会っていなかったもんで、一服の清涼剤を頂いたような気がしました。

 暑い日が続きますが、どうぞご自愛ください。
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