今まで「前例踏襲主義」を諦めることはあっても、真剣に考えることはあまりなかった。
どこかに自分はちがうというイメージがあって、他人事のように考えていたからである。
そして、前例踏襲主義病にかかった人の言動を見聞きした時に嫌悪感を感じていたが、それは鏡で自分を見ていいたのじゃないかと思うようになった。
このように考えるようになったのは、日本深層心理研究会主幹の山口彰さんの書き物を読んでからである。
山口さんは、前例踏襲主義病にかかる人は大企業のサラリーマンや官僚に多いという。
症状は、伝統や権威に盲従し、それを盾にして下位の者に接する傾向があるとも。
もとからこの病気にかかっている人はいなく、大きな組織にいるうちに権威主義的傾向を深めて、仕事に新しい発想や創造性を発揮できなくなると。
彼らは一見患者のように見えるのだが、事実は権威に従っていれば失敗を叱責されることがないことを知っており、その方が楽だということを知っている。
権威主義的傾向の強い人は、心の中で周到に損得勘定をしていて、うまく出世する人が多いという。
権威主義的性格の対極に位置するのが創造的な性格なのだそうだ。
どちらを選択すればいい人生を送れるかは一概に言えないとも。
ただし、権威主義的な傾向を捨てない限り、心躍るような冒険や感動を体験はできないと。
では、ここから脱出できるのか。
つまり、人は変れるのかという命題である。
答えは、変れる部分と変れない部分があるという。
わかりやすく言うと、人間を「玉葱」に例えて言うと、人間の心は玉葱のように重層的にできていて、中心にある「気質・体質」はそんなに簡単には変わらない。
中心に近い「感情」も変えにくいけど、外側に近いところの「態度・習慣」は変えられる。
最も外側にある「行動・考え方」も変えられる。
そして外側にある「行動・考え方」は人との出会いや読書、新しい体験で比較的簡単に変えられるという。
こう分けて考えると、随分と楽になった。
前例踏襲主義病の重症患者にならないようがんばろう
どこかに自分はちがうというイメージがあって、他人事のように考えていたからである。
そして、前例踏襲主義病にかかった人の言動を見聞きした時に嫌悪感を感じていたが、それは鏡で自分を見ていいたのじゃないかと思うようになった。
このように考えるようになったのは、日本深層心理研究会主幹の山口彰さんの書き物を読んでからである。
山口さんは、前例踏襲主義病にかかる人は大企業のサラリーマンや官僚に多いという。
症状は、伝統や権威に盲従し、それを盾にして下位の者に接する傾向があるとも。
もとからこの病気にかかっている人はいなく、大きな組織にいるうちに権威主義的傾向を深めて、仕事に新しい発想や創造性を発揮できなくなると。
彼らは一見患者のように見えるのだが、事実は権威に従っていれば失敗を叱責されることがないことを知っており、その方が楽だということを知っている。
権威主義的傾向の強い人は、心の中で周到に損得勘定をしていて、うまく出世する人が多いという。
権威主義的性格の対極に位置するのが創造的な性格なのだそうだ。
どちらを選択すればいい人生を送れるかは一概に言えないとも。
ただし、権威主義的な傾向を捨てない限り、心躍るような冒険や感動を体験はできないと。
では、ここから脱出できるのか。
つまり、人は変れるのかという命題である。
答えは、変れる部分と変れない部分があるという。
わかりやすく言うと、人間を「玉葱」に例えて言うと、人間の心は玉葱のように重層的にできていて、中心にある「気質・体質」はそんなに簡単には変わらない。
中心に近い「感情」も変えにくいけど、外側に近いところの「態度・習慣」は変えられる。
最も外側にある「行動・考え方」も変えられる。
そして外側にある「行動・考え方」は人との出会いや読書、新しい体験で比較的簡単に変えられるという。
こう分けて考えると、随分と楽になった。
前例踏襲主義病の重症患者にならないようがんばろう