かねてから念願の京都“瓢亭”に出かけました。「京都の道は碁盤の目のようだから迷わない」「瓢亭は南禅寺の近くだから判りやすい」「狭い道でも軽自動車なら平気」という事で、総勢四名が新車のMOCOに乗って出かけました。往路は私の運転です。初京都ドライブでしたが、何とか無事お昼前には到着しました。
約四百年前に建てられた「くずや」という茅葺屋根のお茶室に通されました。
四畳半と二畳台目のお茶室は、煤竹の天井・土壁・障子など四百年の時を経た重みを感じさせる異空間でした。また茶花や床の掛け軸などのしつらえ、庭の草木や苔の風情が慌しい日常をいっとき忘れさせてくれるものでした。