〈2012.09.25 tue〉
06:45 起床
07:50
08:45 津発大阪難波行特急に乗車
10:10 大阪難波着
大阪高島屋1F“louis vuitton”ショールーム草間彌生
元気漲る
“わなか難波店”でたこ焼き
熱々のたこ焼きの上で花かつをが踊る
「大阪松竹座 楽屋口」
10:40頃大阪松竹座楽屋口で歌舞伎ファンの方数名が入り待ち
私も混ぜていただき熱烈ファンの経験談を拝聴
勘九郎さんファンの女性は今日午前9時からここで入り待ちをしているとか
「七之助さんの楽屋入りはいつも決まった場所からなのに
勘九郎さんは時々違うの
今日は千秋楽だから玄関から入られたのかなぁ
ファンの気持ち考えて欲しいな」
彼女、昼の部のチケットをお持ちなのに既に開演時間を過ぎてる
他にも昼の部のチケットをお持ちの方がみえる
皆さん“大阪松竹座 中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露”公演を
何度もご覧になり
今日は千秋楽なので是非勘太郎さんに襲名披露のお祝いを伝えたいという思いで
入り待ちをしてみえる勿論お仕事お休みして
彼女は公演中何度も入り待ち・出待ちをしているとか
彼女から勘九郎さんのサインを頂いた劇場写真を見せて貰った
今日お会いできたら別の写真にサインを頂く心づもりだったらしい
一幕目の“妹背山婦女庭訓”が終わる12:00頃、年配の女性が
「勘九郎さん今日は表から入られたヨ下で聴いてきた」と云って通り過ぎた
「誰ダレ今のオバサン」
「下って何処」
「誰に教えて貰ったの」
「そうだよネ千秋楽だもの」
結局12:30頃解散し、彼女達は二幕目から観劇する事にして正面玄関に向かわれた
勿論終演後の出待ちもされるらしい
写真の後姿は彌十郎さんの楽屋入り色白で背が高い
小山三さん亀鶴さんも通用口から楽屋入り
カジュアルなお姿で楽屋入りされる扇雀さんに
入り待ちをしていたファンの男性が近寄り「千秋楽おめでとうございます」とご挨拶
準備した扇雀さんの手拭にサインを頂かれ、とても喜んでみえた
手拭をバインダーに挿み、役者さんがサインし易いよう準備万端
ファンの道は役者さんへの心遣いと、チケット代と時間のやり繰りが大変
入り待ちの間いろいろ勉強になる話を教えて貰った
平成中村座には一般に販売されない「羅漢」という当日券が有り、
当日券に並ぶ観客の人数見合いで販売されるらしい。
席は役者さん達が演技をする舞台の上
日により羅漢で観覧できる人数は違うらしい。
羅漢席は勿論飲食・お喋り厳禁で緊張するらしいが、
目の前で役者さん達の演技を観る事ができる醍醐味は格別らしい。
一緒にお喋りしていた中に二人も羅漢席体験者がみえたのは驚き
御園座の楽屋入口の場所も教えて貰った
来月御園座に行ったら入り待ちしてみよう
私も正面玄関で写真撮影を済ませ、
劇場写真か欲しかったので入口の係りの方に声をかけたら、
階段で2F写真コーナーに案内して頂き、売店で予約する事ができた。
松竹座を後に道頓堀へ
ここに来ると写真を撮りたくなる“グリコネオン”
戎橋の欄干
大丸心斎橋店B1“ハマヤ”
アイスラテ
グラス一杯のクラッシュアイスにバリスタから熱々の珈琲とミルクが注がれる
遅めの昼食を“浪花そば”で
古風なお店の佇まいが周囲と一線を画し、このお店だけの雰囲気を感じる
店員さんにお勧めを尋ねたら比較的安価なセットものを勧められた
わなかのたこ焼きでまだお腹が空かず「松茸そば」を単品で注文
蓋付きの御椀で出された「松茸そば」
すだちを絞ると松茸の香がより引き立つ
本天井
漆塗りの柱時計がお店の歴史をもの語る
比較的安価でメニューも豊富
店員さんの接客も親切で
女性ひとりでも気兼ねなく入れる良いお店でした
大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室
“ザ・大阪ベストアート展 -市&府モダンアートコレクションから-”
佐伯祐三《郵便配達夫》
小磯良平《コスチューム》
上村松園《汐くみ》
福田平八郎《漣》
池田遙邨《雪の大阪》
アメデオ・モディリアーニ《髪をほどいた横たわる裸婦》
アンドレ・ボーシャン《果物棚》
マリー・ローランサン《プリンセス達》
森村泰昌《肖像(ファン・ゴッホ)》
横尾忠則《龍の器 I》 etc.
近代絵画について学芸員さんの説明があり伺う事にした。
「森村泰昌 《肖像(ファン・ゴッホ)》」と
「ゲルハルト・リヒター《ドゥインガーの肖像》」とを比較し、
絵画のように表現した写真の世界と、写真のように一瞬を捉えて描いた絵画を比較して
分かり易く説明
絵画も説明も良かった
ただここの場所が分かりにくい
東急ハンズの隣までは分ったけど入口が分かり難い
ビルの中に案内が無いのでエレベーターの場所も分かり難い
エレベーターの中に案内が無く何階なのかも分からない
橋下市長さん
大丸で劇場用のお弁当とお土産買って大阪松竹座に急ぎます
大阪松竹座
中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露
大阪松竹座九月大歌舞伎
夜の部 午後4時30分~
〈夜の部〉
一、女暫(おんなしばらく)
巴御前 玉三郎
舞台番 勘太郎改め勘九郎
轟坊震斎 翫 雀
女鯰若菜 七之助
局唐糸 吉 弥
手塚太郎 壱太郎
紅梅姫 新 悟
江田源三 亀 蔵
猪俣平六 市 蔵
成田五郎 彌十郎
蒲冠者範頼 橋之助
清水冠者義高 秀太郎
二、六代目中村勘九郎襲名披露 口上(こうじょう)
勘太郎改め勘九郎
玉三郎
我 當
秀太郎
幹部俳優出演
勘九郎六変化
三、雨乞狐(あまごいぎつね)
野狐/雨乞巫女/座頭
小野道風/狐の嫁/提灯 勘太郎改め勘九郎
四、雁のたより(かりのたより)
髪結三二五郎七 翫 雀
愛妾司 壱太郎
若旦那万屋金之助 亀 鶴
若殿前野左司馬 薪 車
乳母お光 吉 弥
家老高木治郎太夫 彌十郎
花車お玉 扇 雀
〈女暫〉
玉三郎さんの巴午前素晴らしかった
遠くの方から「暫く」と澄んだ声が聞こえ花道から三枡の紋をつけた素襖で登場
〈雨乞狐〉
六役演じる勘九郎さんのパフォーマンスが凄い
義経千本桜に登場する源九郎狐の子孫という設定の野狐で登場
巫女に姿を変え雨乞いの踊りを踊る
まるで新体操を観ているよう スゴイ身体能力
座頭に姿を変え滑稽な踊りを見せる
書の大家小野道風に変わり姿を隠すと狐の花嫁行列が花道から舞台に華やかに登場
勘九郎さんが提灯役で登場し引っ込んだと思うと狐の花嫁が踊りだす
花嫁が舞台から居なくなったと思うと
舞台の真ん中のスッポンから宙に飛び出した勘九郎狐
天井に届くかと思う程高く飛び上がる勘九郎狐スゴイ
思わず「うわぁ」と声が出た
梅の花
豆腐しゅうまい弁当/炊込みご飯
しぼり豆腐にたまねぎ・鶏・海老を加えふわっとした食感
蒸しと揚げの2つの味が楽しめるお弁当
平成二十五年一月公演
二代目市川猿 翁
四代目市川猿之助
九代目市川中 車
襲名披露
壽初春大歌舞伎
のポスター
お正月に観たいな
千秋楽終演後の大阪松竹座正面玄関から大勢のお客様が出てきます
出待ちしようかと思ったけど
舞台を充分楽しんだので早めの電車に乗車することにし、
近鉄難波駅に向かいます
21:00 近鉄難波発特急名古屋行に乗車
22:22 津駅着
車中でたねやで買ったお菓子食べながら大阪mookで大阪の街を復讐
充実新体験の大阪
楽しかった