錫 杖 流

我流を貫く自由人です。

白出沢 入山 2019年山旅

2022-07-16 | 槍〜穂高連峰縦走

山に入れば 

一瞬一瞬が全て意味を持って来ます。

だから街で何となく過ごす一日より

はるかに生きているという実感が沸くのです。

 

 

この詩は、白出沢の重太郎橋付近にある遭難碑に刻まれたものです。

今回の山旅は穂高連峰の縦走です。

地図を見て穂高・槍の登山道で自分の歩いていないルートが2つあります。

その一つが「白出沢」

もう一つが「西鎌尾根」

今回はこのルートを踏破することにしました。

日曜日とあって新穂高の無料駐車場は満車

鍋平の駐車場からのスタート(am3:30)でした。

白出沢には5:30着

ここから一気に穂高岳山荘まで牛歩で標高を稼いで行きます。

カメラはニコンD800E

レンズは28-300mm・12-24mm・50mmマクロ・三脚・予備電池6個

総重量15kg(これ以上担ぐとスピードが出ません。)

 

 

重太郎橋手前で単独の山ガールに疾風の如く追い抜かれました。

この女性とは翌日の途中までご一緒するこになりましたが

「早かった」の一言に尽きます。

 

初めて見る白出沢の景色に

高揚感は高く 

あっという間に標高を上げて行きました。

 

 

 

 

 

この前傾姿勢がスピードの基本

 

 

白出沢は穂高の西面に位置し

太陽光線がなかなか届きません。

つまり、とても涼しくて快適な登行が出来ます。

 

 

奥穂の傭兵が仁王立ちしています。

 

 

振り返れば、

大木場ノ辻(2232m)と錫杖岳(2168m)

名前だけですが愛着がわいてきます。

 

 

笠ヶ岳も競り上がってきました。

 

 

目指すは、あのコルへ

それにしてもガレガレがすごい

 

 

 

 

 

 

12mmに交換

 

 

 

 

まだまだ先は長い

されど初めて見る穂高の一面

新鮮でした。

 

 

つづく