山に入れば
一瞬一瞬が全て意味を持って来ます。
だから街で何となく過ごす一日より
はるかに生きているという実感が沸くのです。
この詩は、白出沢の重太郎橋付近にある遭難碑に刻まれたものです。
今回の山旅は穂高連峰の縦走です。
地図を見て穂高・槍の登山道で自分の歩いていないルートが2つあります。
その一つが「白出沢」
もう一つが「西鎌尾根」
今回はこのルートを踏破することにしました。
日曜日とあって新穂高の無料駐車場は満車
鍋平の駐車場からのスタート(am3:30)でした。
白出沢には5:30着
ここから一気に穂高岳山荘まで牛歩で標高を稼いで行きます。
カメラはニコンD800E
レンズは28-300mm・12-24mm・50mmマクロ・三脚・予備電池6個
総重量15kg(これ以上担ぐとスピードが出ません。)
重太郎橋手前で単独の山ガールに疾風の如く追い抜かれました。
この女性とは翌日の途中までご一緒するこになりましたが
「早かった」の一言に尽きます。
初めて見る白出沢の景色に
高揚感は高く
あっという間に標高を上げて行きました。
この前傾姿勢がスピードの基本
白出沢は穂高の西面に位置し
太陽光線がなかなか届きません。
つまり、とても涼しくて快適な登行が出来ます。
奥穂の傭兵が仁王立ちしています。
振り返れば、
大木場ノ辻(2232m)と錫杖岳(2168m)
名前だけですが愛着がわいてきます。
笠ヶ岳も競り上がってきました。
目指すは、あのコルへ
それにしてもガレガレがすごい
12mmに交換
まだまだ先は長い
されど初めて見る穂高の一面
新鮮でした。
つづく