過去に私は何回か
音楽とのコラボレーションを楽しんできた。
ほとんどジャズだが、三味線としたこともある。
そして今回は箏。
これが、昨日の
箏とのコラボレーションで書いた作品。
揮毫した曲は宮城道雄作曲の「水の変態」。
書はその曲の中に出てくる、
霧、雲、雨、雪、霰、露、霜の七文字。
大きさはパネル一枚がほぼ130cm×70cm。
揮毫中の写真はないので、
書き上げたものを吊るし、
次の演奏に入ったところを紹介します。
こうしてながめると、思うようには書けていなかった。
書き出しが硬くなってしまい、それがあとまで響いた。
お客さんが多数いたからではない。
きっと箏という独特のリズムのためか。
つぎつぎと書きながら、即興でバランスをとっていく。
つまり、どんどん予定が変更されていく。
やっと、後半になって、
自分の思うイメージ、つまりリズム感が出てきたか。
吊り下げてみると
舞台装置と照明のおかげで、出来は別として書が生きている。
このような機会を与えてくれた関係者に感謝。
この経験を生かし、またチャンスがあったら今度こそ・・・・。