今日は鈴鹿市立神戸中学校での職業講演会.
去年に引き続き2年生の生徒さん達の前でえらっそうなことを言ってきました.
大学生時代にしていたボランティア的な活動のことを話して最後に獲得予算の質問が出たので結果としてやや大きな金額を話すことになった.
休憩時間,先生方がいろいろ感想を.
私の話は金額が大きすぎて理解がついていけなかったと先生.
「え?」と心の中で私.
もっともっと大きな金額が先生方の周りで動いているのに.
しかも過去の私は運営側で,先生方は給与という形で受益者になっているのに.
若い先生がなぜそのように考えられるのだろう?なぜだろう?なぜだろう?
大きな予算の当事者意識はどうやって芽生えるべきなのだろう?どうしよう?どうしよう?
豊かな才能を持つ後輩たちがたくさんいて,志の高い教職員達がいて,のべ数万人もの学生を助けて,なおかつそれだけの予算なのか,フンッ.
そんなふうに思ってもらう方が,現実からすると正常なのだが...
それとも不憫な私たちに気を使ってもらい過ぎていたのだろうか?
人が物事を如何に捉えるかということに非常に関心を持つことになる貴重な1日となった.
時に右と左の物事を,簡単に表と裏に言いかえて視点を変えてしまいがちなこの世の中を子どもたちは生きていく.
せめて情報公開を進め,当事者意識の理解への敷居を下げることに寄与していきたい.
|