今度は発言者に中部電力社員、意見聴取会紛糾(読売新聞) - goo ニュース
反対意見が多い中で出てきたのは勇気があるなと思う.
現場の意見を聞くことができるのは大切だと思うのだけど,それをわかっていない人が多いことが怖い.
Is it fair to all concernd?
という質問に対してこの件は明快なる"Yes"だ.
内容に関しては一般人には受け入れがたい真実と言えるかな.
聖書にも真実を言ったために目をくりぬかれるとかいう話があったように,真実がいつも適切なわけではない.
原子力行政というのは昔から自分たちが支配する世界を作ることばかりに目を向けていて,潤沢な資金がある中で現場が本当にやりたい優先すべきことをやらせずにプレッシャーをかけていた.
まるで納得がいかない演技をさせられて大拍手を浴びる役者のような状況.
耐震にしろ,ISO6000-9000にしろ,燃料の調達や設備の導入だって褒め殺し状態だったわけで,声にさせてもらえない現場の悔しさはよくわかる.
しかしビジネスとしての原発は世界ではこれからもっと増えるけれど,日本においては転換期.
この世界の地上げ屋さんが世にはばかる状況が出来ているから.
燃料電池と超分散発電時代のビジネスモデルや,放射能除染コンサルティングを発展させていくべきなんじゃないかな.
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